From:山田光彦
発明王エジソン。
蓄音機や白熱電球を発明して、1000以上の特許を獲得しているようなのですが、、、
その他にも、13社の企業を立ち上げたり、事業家としても大きな成果を上げていて、そのやり方がとても参考になったんです。というのも、、、
そのエジソンが12才の時、グランドトランク鉄道の電車内で新聞を売っていたんです。それがめちゃくちゃ売れる、と。
そこでエジソンはグランドトランク・ヘラルドという新聞を自分で発行して、売り始めたんです。もちろん、売れることはわかっているので、エジソンはその新聞を売りまくって、大きな収入を得ました。
まあ、新聞が売れるからといって、自分で新聞を作ってしまうあたりは普通の人にはない発想ですが、この起業法はよくある成功パターンのひとつ。
実際、商品が売れているなら、ビジネス上のほとんどの問題を解決できます。
たとえば、商品の品質がイマイチなら、売れたお金を使って商品を改善できます。カスタマーサポートを雇ってお客さんをフォローをすることもできます。
実際、ipadも今ではめちゃくちゃ使えますが、販売当初は何に使ったらいいかわからなかったですよね(笑)売れてましたけど。
でも、、、
商品が売れなければ、そこで終了。
いくら商品が良くても使ってもらえませんし、そもそもビジネスを続けていくことができません。ビジネスをやる人の収入を確保できませんから。
実際、他社の商品を売らせてもらっていたところが「こんなに売れるなら・・・」ということで自社でも商品を作り始める、という話はよくあります。
これに似たようなことで、起業する前には、競合になるところがどんな広告を出しているのかを調べる。そして、継続的に出している広告があれば「それが売れているんだな」と確認して、自社の商品をどんなものにするか決める。これも同じようなことですよね。
マジメな人ほどよくやってしまうのが、商品の質を上げることに全エネルギーを注いでしまうこと。ですが、商品が売れなければ、、、お客さんに使ってもらわなければまったく価値がありません。
それに、いくらエジソンとはいえ、12歳ぐらいの子供が書いた新聞と大手新聞社が書いた記事とでは中身に大きな差があったでしょうからね。
それに、起業時に、売れるとわかっている商品を売ることができるなら、、、こんなに安心できることはありませんよね。だからこそ、買ってくれたお客さんのために集中して仕事をすることができます。
あなたが起業するなら、どんな”売れる”商品を扱いますか?
-山田光彦
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