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ビジネスで成功している人たちがメモをとる理由

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

大阪のスタバより、、、

先週は7つの習慣ライブ・セミナーに出てきた。ジェームス・スキナーのライブセミナーで800人以上の人が2泊3日で参加。そんなもんだから、たくさん、友達や知り合いも来てて、なんか学生気分で合宿している気持ちで、とっても楽しかった。

お盆だったので、実家の都合などもあり、なかなか参加できない人もいたと思う。非常に残念。とっても素晴らしい機会を逃した事になる。

しかし、もしあなたが、そうじゃない理由でー特に以下の理由でー参加しなかったんだとしたら非常に危険だ。その理由とは、、、

「知ってる」

 7つの習慣のような骨太のコンテンツは、誰もが知っている。そして、150万部も売れてるわけだから、誰もが一度は手にとったことがあると言っても過言ではない。本に書いてあることを読めば、7つの習慣の内容を「知る」ことができる。しかし、自分が知っているから、、、聞いたことがあるから、、、という理由で、それ以上、学ばないのは非常に危険なのだ…

なぜなら、そのタイプの人は、常に新しい「なにか」を求めている。新しいマーケティングノウハウ、新しい成功マインドセット、新しい技術、ツール、アイディアなどなど、、、

そして、既に知っている事をおろそかにする。既に知っている事には、チェックリストの✔がついたような状態で次の魔法を探しに行く。これは非常に危険な考えだ。

成長が止まる瞬間

 なぜなら、「知っている」と思った瞬間に成長は止まるからである。その分野について、「オレは知ってる」「これは前に聞いたことがある」という考えに至った瞬間、成長は止まる。

どんな分野でも、学べば学ぶほど、奥が深く、自分がいかに知らないか?できてないか?を思い知らされる。セールスレターのライティングだって、僕はもうすぐ10年近くになる。しかし、まだまだ、学ぶことがあり、まだまだ成長できる余地がたーーーーーっくさんある。

一方、なかなか成果を上げれない人は、次から次へと新しい情報を仕入れて、新しい情報に振り回される。なぜ、こんな事が起きるかというと、「思い込み」の問題である。彼らがどんな思い込みを持っているかというと「新しい情報を常に持っておかなきゃいけない」とか「知識をたくさん増やさないといけない」「できるだけ、多くのマーケティングノウハウを知らなければいけない」というもの。そして、3,000種類ものテクニック、ノウハウを集めにいく、、、

こんな事をやる必要はない

 こんな事をやる必要は全くない。ビジネスを成功させるには3000種類ものマーケティング・ノウハウが必要なわけじゃない。そうじゃなく、3種類のことを1000回ずつやる必要があるのだ。3種類のエリアを1000回ずつ改善していけば、成果がでないなんて事はありえない。

 3種類のエリアとは、

リード・コンバージョン・LTVである。

 リードとは見込み客の数。コンバージョンとは成約率。その見込み客が顧客に転換(コンバージョン)する率。そして、最後に一度、顧客になった人がどれだけ買ってくれるか?というLTV(ライフタイムバリュー)である。

この3つのエリアだけにフォーカスして、毎週、毎週、改善をしていくだけで、成果はどんどん出るようになる。新しいテクニックなど必要ない。3000種類ものノウハウなど必要ない。必要なのは、同じ事を徹底して実践することである。同じ事を徹底して改善することである。同じ事を徹底的に磨くことである。

「知ってる」と思った瞬間に成長は止まる。7つの習慣ライブセミナーで出会った人達は、ビジネスで成功してる人がたくさんいた。そこまで成功してるんなら、7つの習慣の事など知っているだろう。知ってる彼らがなぜ、参加しているのか?なぜ、熱心にメモを取っているのか?

考えてみる価値はある。

小川忠洋

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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