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封筒を開けてもらうための、ちょっとしたアドバイス

2016.12.17 | ,
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From:マイケル・マスターソン

広告の世界には、「セールスライターは、広告の中身全てにかける時間と同じくらいの時間をヘッドラインにもかける必要がある」という決まりがあります。よいヘッドラインが書けなければ、広告でものを売るために必要な「基礎」を理解しているとはいえません。

ダイレクトメールを送る際に封筒に書くティーザー(封筒の中身に興味を持たせるために書くキャッチフレーズ)についても同じことがいえます。

ティーザーの目的とは?

「見込みのある客に封筒を開けてもらうことがティーザーの唯一の目的である」と言われることもあります。確かにそれは重要な目的のひとつといえますが、それだけではありません。

さらにいうと、封筒を開けてもらいたいがために、何でもかんでもやりすぎるのはよくありません。「嘘も方便」ではないのです。

私は過去何年にもわたり、色々なティーザー(少々変わったものも含め)を書いては試すということを繰り返してきました。経験からいえるのは、根拠のない主張や、騙すようなティーザーを書いて封筒が開けられたとしても、封筒を開けて中身を見た人に「騙された」と感じさせてしまっては全く意味がない、ということです。

封筒を開けてもらうことは確かに大事です。そうしてもらうには、封筒の中身が何であれ、差出人住所(9.11以降義務化)を書き、切手を貼ること以外は何も手を加えないのが一番でしょう。封筒を開けてもらうだけではなく、それ以上の行動を促したい場合にはティーザーを書くのもよいかもしれません。その際には、商品を買いたくなるような情報を提供しましょう。そして、商品を購入したいと思わせる感情を引き起こしましょう。

ティーザーでやってはいけないこと

大袈裟なティーザーで客の気を引き、何かを約束してそのままほったらかしにするのは避けましょう。さらなる行動を起こしてもらうためには、最初に読んでもらいたい内容をヘッドラインや小見出しで表し、ティーザーを繰り返す(内容は毎回変える)ことが大切です。

ダイレクトメールの反応を高めるティーザー、2つのアイデア

アイデアその1:
一般的なルールとして、ティーザーで気を引くターゲットを具体的にすると、より良い結果を得られるということがいえます。

アイデアその2:
封筒にティーザーは何も書かずにテストしてみるというのも良いかもしれません。初めのうちはやらなくても、後々試してみるとよいでしょう。ティーザーありとなしの両方を試してみるまでは、結果的にどちらのほうが効果があるのかは分かりませんから。

マイケル・マスターソン

年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社を2社、10億円以上の会社を10社以上保有、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの世界で屈指の実績を誇るスーパー起業家。その事業構築の手腕は多くの起業家、マーケッターから高く評価され、推薦分などを書くことがないジェイ・エブラハムが著書に序文を寄稿するほど。AWAIのファウンダーの一人であり、450,000人の会員を誇るメールマガジン「Early to Rise」のファウンダーでもある。

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