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起業家の「まねごと」で忙しい人達

2016.3.26 | 
  •  

From:リッチ・シェフレン

こんにちは、中谷です。

今日は無料プレゼント企画中の本、インターネット・ビジネス「マニフェスト」から、とある重要なコンセプトを紹介しようと思います。

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”オポチュニティ・シーカー”

英語圏のビジネス用語でよく使われる言葉ですが、聞いたことはありますか?

opportunityオポチュニティとはチャンスとか機会のこと。
seekerシーカーとは探し求めるということ。

つまり、opportunity seeker(オポチュニティ・シーカー)とは、ビジネスチャンス、儲けのチャンスを追い求めている人達や、そういう人たちの「市場」のことを意味します。

アレが儲かると聞けばそっちに動き…
コレが儲かると聞けばそっちに動く…

「何が儲かるのか?」以外の基準をほとんど持たずに、チャンスと見れば飛びついたり関心を持たずにいられない。そんな人達や市場のことです。

オポチュニティシーカーとか、ビジネス・オポチュニティシーカー(ビズオプ)と呼ばれたりするのですが、別のもっと「ダサい」呼び名で呼ばれることもあります。

それが”ワナビー”という呼び名です。

「私は成功したいです」を英語にすると、I want to be successful.となり、want to beは、wanna be(ワナビー)と発音することから、起業家の真似事に忙しい人達(でもセルフ・イメージは起業家)のことを指して「ワナビー」です。

そして日本と同じように、ワナビーに「ノウハウを売る」という一定の「ビジネス」も存在します。

いわゆる、「これであなたも成功者!」
「●●起業で年収1000万円」(10万ドル)
「片手間で●●稼ぐ超起業術!」

みたいなやつです。が、そういうビジネスをしている人たちは、

「儲け話を売ることで儲ける」

人たちとして、一般的にはあまり尊敬されていません。

それに、ワナビーを対象にビジネスをしている人たちの中には、「大企業」「優良企業」はいません。

考えてみれば当然ですが、優良企業は顧客と一緒に成長していくもの。

焼畑農業のように、次々と新しいワナビーを食いものにするようなスタイルでは、事業は大きくなりようがありません。(ですが一方で、 ワナビーに「儲けのチャンス」を売るのは非常に簡単なため次々と新しい人達が参入してきます。)

インターネット・ビジネス「マニフェスト」の中ではワナビーと似たコンセプトとして、「チャンス追求型」の起業家という言葉が出てきます。

チャンス追求型とはどんな起業家のことなのか?

もう一つのタイプの「戦略型の起業家」と比較しながら見ていきましょう。

=====
もしあなたが、日々情報収集して勉強してるけど、なかなか成果が出ない…とか、やることが多すぎてなかなか前に進まない…とか、そもそもまだビジネスを始めることができない…と思っているなら、あなたは、あなたが思っている以上に、チャンス追求型の起業家である可能性が高い。
=====

by リッチ・シェフレン(インターネット・ビジネス「マニフェスト」の著者)

チャンス追求型 vs 戦略型

起業家には2種類の人がいます。

一人はチャンス追求型。
もう一人は戦略型。

チャンス追求型は、いつもそのとき流行りの最新のチャンス、たくさんのお金を稼げる儲け話を探しまわっています。

彼らの唯一の基準は「これでお金が稼げるか?」です。

だから今日は「アフィリエイトで稼ぐ方法」で、明日は「コンサルタントで稼ぐ方法」で、
また次の日は「ネット通販で稼ぐ方法」で、、、、というふうになってしまいます。

チャンス追求型はたくさんの「情報」を買います。が、活用するのはそのうちのほんのわずか…またどこかで誰かが、「全く新しい」儲けの方法を発見すれば、それを知って手に入れないと不安になります。

チャンス追求型が常に頭の中で考えていることは、「今すぐお金を稼がせてくれる方法は何だろう?」です。

症状:お金を稼げそうな情報を買いあさり、結果が出ない
原因:チャンス追求型思考
問題:戦略の欠如

一方、戦略型はまったく異なる生き物です。

自分自身のビジネスが今後どのようになっていくかについての明確なビジョン、ビジネスの設計図があります。そのため、むやみやたらに情報収集することはしません。

そのかわり、理想と現実のギャップを埋めるために「今、何が必要か?」を考え、それに合った情報を自ら探します。

言い換えると、戦略的な起業家は、本当に自分のビジネスを伸ばすチャンスは
今週メールで届いた「誰かが開発した新しいノウハウ」ではなく「自分の中にある」

ということを知っています。

チャンス追求型と戦略型。あなたはどちらの起業家でしょうか? いつどんな時も、常に戦略型でい続けることができているでしょうか?

リッチはこのように続けます。

「チャンス追求型にモノを売るのは、
戦略型に売るよりも100倍簡単だ」

なぜならチャンス追求型には「基準」がないからです。

もし彼らを「これで今度こそお金が稼げる」と納得させることができれば、売上がたちます。あなたが鋭い起業家なら、実感としてよくわかるんじゃないでしょうか?

一方、戦略型に売るのは難しい。なぜなら彼らがモノを買うのは、「自分のタイミング」だからです。

売り手がオファーするものと、彼らの現在の状況や計画を比較して、買う買わないを慎重に検討するからです。

「これは今、必要だろうか?」
「別のものや今やっているものと比べて、こっちの方が本当に優れているのだろうか?」

・・・

リッチはこう言います。

『事実を言えば、大半のネット起業家は「チャンス追求型」以外の何者でもない。

少なくとも大幅にチャンス追求型にバランスが偏っている。」

チャンス追求型には戦略がありません。あちこちと移動するだけです。

年収の目標や「現状から抜けたい」という目標はあるかもしれませんが、何をどうやって?という達成すべきビジネスのビジョン、設計図は持っていません。

そのため、情報収集の基準もありません。

だから結局、「これでお金が簡単に稼げる」と約束している情報の全てに振り回され、全てを買おうとしてしまうのです。。。

その結果、

到底完了できない大量のタスクが書かれたTODOリスト(やることリスト)

が出来上がってしまいます。

リスト構築、コンテンツのライティング、アクセス集め、商品開発…顧客対応、問い合わせ対応、商品販売、入金や支払いなどのお金関係…FacebookやYoutubeなどのソーシャルメディア…

そのほかにも、ホームページやらシステム周りのテクニカルなこと、マーケット調査・分析もあります。

広告を出して計測改善したり、パートナーと打ち合わせたり。それに、外注管理、法律関係…

リッチはこのような起業家の状態を、有名な図で表しています。

あなた本当に、これ全部できますか?

にもかかわらず、情報収集に余念がないチャンス追求型は、

新しい知識を学んでは、また新しい 「やりたいこと」「やるべきこと」をどんどん追加していきます。

「すでにやりたいことをやるだけの余裕すらないにもかかわらず!!」

この悪循環を断ち切って、あなたが起業家として成功するためには、まずは自分が、あなたが思っている以上にチャンス追求型であることに客観的に気づくこと。

そして、答えは「誰か」が与えてくれるものでも、誰かが発明した新しいノウハウの中にもなく、あなた自身の中にある、ということに気づくことです。

戦略的起業家は、自分の頭で考えて、今、自分が本当は何をすべきなのか? 一歩立ち止まって考える事のできる人です。

中谷佳正
Strategic Profits

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リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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