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いいコピーを素早く書くには?

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From:小川忠洋

■何故、いいコピーを書くスキルが絶対に必要なのか?■ほとんどの人が見過ごしている最も重要なポイント■そして、それを素早く楽に仕上げるための4つのステップ

From:小川忠洋
大阪のオフィスから、、

先週、久しぶりにセールスコピーを書いた。最近の僕の仕事は、社長業ばかり。なのでセールスコピーを書く事はとても少なくなっていた。(他にはメルマガとかレスポンスゴールドとか)久しぶりにやったコピーライティングの仕事は、、、とても面白いモノだった。

と、言っても何か面白い発見とかブレイクスルーがあったわけじゃない。そこは期待しないで。元々、自分自身がコピーライターとしてやって行こうと言うのがこの会社のスタートだったので、やっぱりこの仕事が面白いと言う意味だ。さて、今日はあなたに、先週、僕がどうやって久しぶりに(半年ぶりか1年ぶりくらいだから、感覚も鈍っているはず)セールスコピーを書いたのか?というプロセスをシェアしようと思う。

実際、このプロジェクトはかなり時間のない中で仕上げなければいけなかった。もちろん、コピーの仕事をやるようになったからと言って、社長業がなくなる訳ではない。なので、今までの仕事の中の空いてる時間を使ってセールスコピーを書かなければいけない状況だった。

素早くコピーを仕上げたい人は他にいませんか?

だからもし、あなたも色んな仕事で忙しくて素早くセールスコピーを仕上げたいと言う気持ちがあるなら今日の話はきっと役立つと思う。

その前に、何故、コピーが重要なのか?しつこいようだけどもう一度言いたい。もう聞き飽きたよって感じるなら、このフレーズは飛ばしてもかまわない。けど、何度も聞いてそのマインドセットになりたいなら、もう一度この話は聞く価値がある。

ご存知のように、これから全てのビジネスはインターネットで行われるようになる。ネットを使わないビジネスなど、何があるのかイメージが湧かないくらいだ。飲食店、整体院、歯医者など、一件ネットに関係のない業種ですらネットを使っている。

結論:インターネットを使わない会社はこれからの時代には生き残れない。

と言う事。これはあなたも納得だろう。そして、インターネットを使うなら、ビジターに何らかのアクションを起こさせる事が目的なはずだ。サイトを見てもらいたい。というだけが目的の会社なんてない。何かを買ってもらったり、資料請求してもらったり、あるいはメルマガ登録してもらったりとか、、、そういうアクションを求めている。

そこで必要なのがセールスコピーだ。

セールスコピーは相手にあなたがして欲しい行動を売り込む事。資料請求にしても、フロントエンドの商品を買って欲しいにしても、セールスコピーで相手を説得する必要がある。最近は、ネットの技術が発展してきて、ビデオが多様されているが、これも基本は同じ。セールスコピーがセールスビデオになっただけ。ダンケネディが言う所のセールスマインドを持ったホームページを作らないと、いくらアクセスが集まっても行動してもらえないから何の意味もないのだ。

そして、もう気がついたかな?

そう。つまり、どんな業種でも全てのホームページには、セールスコピーが必要になってくるのだ。(なので、今いちばん足りないのは売れるコピーを書けるコピーライター。ウチの会社でも常にそれがネックでプロジェクトが進まなかったりする・・・)

さて、話を戻そう。そういう訳で時間の無いなかでどうやってセールスコピーを書いたか?と言う事だが、、、

①まずやったのは、商品のリサーチ。何故ならこれが一番手っ取り早いから。そして、どんな商品なのか全く分かっていない状況だったので、商品を手に取った。CD教材だったので、それのスクリプトをもらって、それを読み込む。

CDは聞いてると時間がかかるので、こういう場合は絶対に文字にして読んだ方がいい。スクリプトの中でセールスコピーで使えそうなポイントになる点やベネフィットなどを赤線で引いて行く。そんな中、ちょっとしたヘッドラインのアイディアなんかが浮かんだら、その場でメモっておく。(絶対に忘れるので)

②次に、これは「誰が欲しがるか?」という事を考えた。その商品は、漠然としたアピールのものだったので、どんな人がこの商品を欲しがるかが良く分からなかった。なので、同じテーマの本をアマゾンで検索してみる。そして、アマゾンのレビューを読んでみる。そうすると、どんな人がそのテーマの本を読んでいるかが分かるので、だいたいの理想の見込み客に見当がつく。

その商品の見込み客はどうやら「会社で部下を持つマネージャー層」という所だった。それだったら、社内にもいくらでもいる。なので、彼らの言動を考えてみる。彼らの不満やフラストレーションを考えてみた。そうすると、なんとなく見えて来るものがある。

③次に、スワイプファイルを探してみる。スワイプファイルとは今までに大成功した広告やセールスレターのサンプルだ。もし、あなたがスワイプファイルを持っていないと言うなら、それはあなたの怠慢だ。売れてるプロモーションなんて世の中にいくらでもある。ネットでこれはいいなと言うセールスページがあったら、スグにPDF化して保存しよう。そうしておけば、イザと言う時に、便利に使えるのだ。

するとその中に使えそうな構成のモノがあったので、この構成を参考に作る事にした。ストーリーボードを作ってだいたいの話の展開を作る(ストーリーボードについては以前にビデオで公開したと思う)

後は、パズルのピースを埋めて行く感じだ。

④実際にコピーを書き始める。ここからがライティングの始まりだ。ベネフィットを書いて、構成どおりに作って行く。久しぶりに書いているから、何だか上手く書けないなーと思ったら、以前に自分が書いたやつとかスワイプとか、コピーの教材とかを見返したりもする。

実を言うと、今はこの途中の段階だ。だから、まだこのプロジェクトは完了していない。だって書いてる最中にくるみチャンが生まれちゃったからね。こんなのは吹っ飛んでしまうよね。9割がた終わったんだけど、残りはヘッドラインとオープニングの部分をやるだけだ。

部品化すると楽

構成を作って部品を作って行く感じなので、こんな感じでヘッドラインとオープニングが残ったり、クロージングが残ったり、、という感じになる。しかし、こういう風に部品化する事で、一つのセールスコピーを作るという大きなプロジェクトが小さなパーツに分かれるので、進み具合も早く、楽に作ることができる。

あなたもこんな感じでやってみたら、きっともっと早く、もっといいセールスレターを書けると思うよ。

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小川忠洋 

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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