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[事例]7000円購入→1600万円で販売

2015.5.6 | ,
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From:山田光彦

From:山田光彦

今日は、GW最終日。

なので、今日は短めに、お客さんに商品を高く買ってもらうためのテクニックを1つご紹介します。このテクニックをお話するのに、ちょうどいい事例を最近見つけたので、まず、その事例をシェアします。

7,000円で買ったドレスが1,600万円で売れた

これはある衣装会社を見学していた男性の話。

この男性が、床に置かれていて、捨てられる寸前のあるドレスを見つけました。そして、そのドレスを見つけた男性は、約7,000円でドレスを購入し、大切に保管していたのです。

というのも、このドレス。

有名な大ヒット映画「風と共に去りぬ」の主演女優が着ていたドレスだったのです。そして、このドレスが最近オークションにかけられて、1,600万円で落札されました。

このドレスが1,600万円もの高い値段で売れた理由は、「風と共に去りぬ」で主演女優が着ていたドレスだったからです。とてもわかりやすい理由ですよね。

ですが、僕が伝えたいのは、そこではありません。ポイントは、ドレス自体の価値が1,600万円あったわけではない、というところです。

たとえば、このドレスとまったく同じ生地、同じ色、同じデザインのドレスをもう1着作っても、それに、ほとんど価値はありません。1,600万円で売れるなんてことは、まずありえないでしょう。つまり、ドレス自体には、ほとんど価値はないのです。

このドレスを「風と共に去りぬ」の主演女優さんが着ていた、という事実が、このドレス自体の価値を大きく引き上げています。(というか、ほぼそれだけが大きな価値を持っていて、1,600万円で落札されることになっていますよね)

そして、この商品自体ではなく、その商品にまつわる話を使って、商品の価値を高める、というのは、よく使われている方法です。

代表的なのは、モレスキン(手帳)。

ゴッホやピカソ、ヘミングウェイといった超有名な芸術家や作家が使っていたことを伝えて、商品の価値をあげています。あと、テレビショッピングや通販でも商品開発の苦労話をしていますよね。これも、商品を作るのに、どれだけ時間と労力がかかっているのか、ということを伝えて、商品の価値を上げようとしています(人は時間や労力がかかっているものは、価値が高いと感じます)。

なので、あなたの売っている商品にも、何か商品の価値を高める話があれば、きちんとお客さんに伝えてください。お客さんが商品に感じる価値が上がるので、多少高い値段であっても売れるようになりますよ。

山田光彦

PS.
ちなみに、この方法は商品だけではなく、あなた自身の価値を上げるためにも使えます。

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yaama

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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