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息子たちがニコニコ土下座

2019.7.23 | ,
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From:山田光彦

この写真は、僕の息子2人が土下座しているところ(笑)

ゲラゲラ笑いながら土下座をして、母親にお願いをしています。もっとテレビを見せてくれ、とw

土下座はなんかのお笑い番組で覚えたようなんですが、普通、土下座といえば屈辱的なこと。ですが、子供たちにとっては楽しいことのようなんです。お笑い番組で見たものをゲラゲラ笑いながらマネしているわけですからね。

子供と話したり、一緒に時間を過ごしていると、いわゆる大人の常識に染まってない行動をするので、色々気づかされることがよくあるんです。たとえば、、、

なんで勉強をやってもお金がもらえないの?

子供と手を繋ぎながら、買い物に行ったとき、子供とこんな話になったんです。

大人は仕事をがんばっている。子供は勉強や学校でがんばっている。なのに、なんで子供だけお金がもらえないんだろう?

たぶん、こんな感じに思って質問をしてきたんだと思います。なので、僕はこんな感じで答えたんです。

息子「なんで子供は勉強をがんばっているのにお金がもらえないの?」

僕「どんなときに、お金を使うか考えてみて?」

息子「うーん。。。買い物したとき。おもちゃを買うとき」

僕「そうそう。お金は欲しいものをもらうときに使うよね。他にも、お家を作ってもらったときにも渡したりしたよ」

息子「うん」

僕「だから、欲しいものをあげたときとか、食べたいものをあげたときとか、お家を作ってあげたときとか、相手が喜ぶことをしたときにお金はもらえる」

この話は結構、子供にとっては難しいかな、思ったんですが、、、なんとなくわかっていそうなので、話を続けることに。

僕「みんなお仕事をしているときは誰かが喜ぶことをやっているから、お金がもらえる。だけど勉強は違うよね。だからお金はもらえないんだよ」

息子「うーん」

僕「勉強はお仕事をする前の練習だから、今はちゃんと練習して、大人になってからお仕事できるようにしておくのが大切。色々考えて、みんなが喜ぶようなことをやれるようになる練習やね」

みたいな話をしながら歩いていたんです。

家庭内起業アイデア

でも、子供は今すぐやる方法が欲しそうな雰囲気だったので、なんかの特集記事で見た、家庭内起業のアイデアをプレゼント。どんなものかというと、、、

お父さんとお母さんがよく飲む飲み物を自分のお金で買う。それで、お父さんとお母さんが飲みたいときに売ってくれたら1杯50円とかなら買うよ、みたいなことですね。

息子「やるー!1杯100円だったら?」
僕「それは高いからいらん」
息子「じゃあ、1杯10円だったら?」
僕「それだと損しちゃうよ」

とか、そんな話をお店に着くまでしていました。

お金と心

こういう話をしていて思ったこと。それは子供はこういう疑問を親にぶつけてきます。

それに親がどういう風に答えていくかとか、親がどういう行動を取っているかで、いろんなことを理解して、自分なりの考えを作っていくんだな、と。

たとえば、僕が息子からの質問に

  • お金がもらえるのはお仕事だから
  • お仕事は毎日9時~18時まで働いたら、毎月1回給料がもらえる
  • 残業したらもうちょっと増える

みたいなことを答えていたら、子供はお金に対してまったく違う考えを持っていくでしょう。

実際、起業してみたらはっきりしますが、働いているからといってお金がもらえるわけではありませんよね。でも、残業とか、時給とかそういう話をすると働いた時間の分だけお金がもらえるものだと思うでしょう。

苦労して作った商品でも、買ってもらえないなんてよくあること。つまり、苦労したのに一銭も入ってこないこともあるわけですから、時間とお金がくっついていると考えるのは危険でしょう。

お金の価値観

世の中にはお金に関する価値観がたくさんあります。たとえば、、、

「がんばっていればお金は後からついてくる」「苦労しないとお金は儲からない」「金持ちはケチだ、悪いヤツだ」とか。他にも「売ることは相手からお金を奪うことだ」とか。

お金にどういう価値観を持つかは自由です。

でも、売上を上げたいのに「売ることは相手からお金を奪うことだ」といった価値観を持っていると、普通の神経の人なら売ることができなくなるでしょう。

悪いと思っていることをやり続けるなんて、普通の人はできないでしょうから。少なくとも大きなブレーキになるはずです。

お金は苦労して稼ぐものだと思っていると投資をして、お金をもらうことにも強い抵抗を感じるでしょう。投資で儲けたらなんか後ろめたい感じがしてしまうとかですね。

なので、お金に自分がどんな価値観を持っているか?一度、紙に書き出してみたりしてもいいかもしれません。

自分がなりたいと思っていることの邪魔になる価値観を見つけることができれば、そこを改善すればかなり心理的に楽になって、状況も変わるはずですよ。

-山田光彦

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山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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