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シカゴ出張:ケネディの会社へ

2016.12.6 | ,
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From:山田光彦

この写真は先週、シカゴに行ったときに撮ったもの。
というのも、ケネディの商品を扱っている本部「GKIC」のオフィスに行ってきたんです。社長の小川と一緒に(ちなみに、ケネディはオフィスにはいません)。

GKICのオフィスに行った理由は打ち合わせ。具体的には「こんなことをやったらうまくいったか」とか「今、ウチのビジネスのメインはこういうところで、こういう感じでやっている」とか。あとは「次に日本で売るなら、この商品はどうだい?」といくつも商品を紹介してもらったり、、、。

そして、マーケティングの施策を実行した事例の実物をいくつか見せてもらいました。その中で、ビックリしたものがあったんです。なので、今日は、それをシェアしますね。

Shock And Awe Packages

これは、ショック&オー(衝撃と畏敬(いけい))パッケージと、ケネディが言っているマーケティング施策。競合が絶対にやらないような充実したものを送って、お客さんに嬉しい衝撃を与える。しかも、こちらに畏敬の念(権威みたいな感じ)を抱かせるためのもの。ご存知の人も結構いるかもしれませんね。

なにか資料請求をもらった人や商品を送るときのパッケージなどに使うもの。

で、このアタッシュケースが、そのショック&オー・パッケージだということなので、それを開けてみると、、、

これは、左上にある「8figure exit fomula(本)」などを申込んだ人に送っているものだと思うのですが、商品以外にも色々なものが入っています。

一番驚いたのは、上のところに、DVDプレイヤー(ディスプレイ付)がついているんです!(見にくいですが、、、)

これはおそらく、この右にある「Master Plan」のDVDを入れて、すぐに見ることができるようにするためのもの。

いやー、こんなの日本で見たことないですよね。
本より、ディスプレイ付のDVDプレイヤーの方が高いでしょ、たぶん。

でも、商品がアタッシュケースで送られてきて、DVDプレイヤーまで付いていたら、単にダンボールで送られてくるのと比べて、DVDを見る確率が上がるというのもありますが、何よりビックリしますよね。このことは忘れないでしょうし、他の人に話したり、Facebookに投稿したりする人がたくさん出てくるでしょう(こんなん送られてきたで!って言いたくなりますよね)。

で、下にある赤い封筒には「This is your next step(これがあなたの次のステップ)」と書かれているので、封筒の中に上位版商品のセールスレターが入っているのでしょう。

ちなみに、下のところにあるビンはタバスコとかのようなのですが、なぜ入っているか、理由は謎ですw

他にも、、、

Shock And Awe Packages②

おそらく、これは美容歯科のパッケージ。黒い高級感のある箱を開けると、これにもたくさんのものが入っています。一番右にあるのは電動歯ブラシ。あとは「笑顔を隠すのはもうやめましょう」というタイトルが書かれた冊子などなど、、、

Shock And Awe Packages③

こんな工具箱のようなものを開けてみると、冊子がたくさん入っていて、これにも「このボタンを押して下さい」と付箋が貼ってあるところにディスプレイが付いていました。ボタンを押せば、当然、ビデオが流れるんでしょう。

アメリカのマーケティングで、箱の中にディスプレイを付けて、送るのが流行っているんですかね??

こういう日本では見たことがないものを見ると、新しいアイデアが出てきますね。単純にパクろうとしているだけというのもありますが。(あなたのところにデカイ箱にDVDプレイヤーの付いたものが送られてきたら、原因はこれだと思って下さいw)

マーケティング・アイデアの見つけ方

実は、新しいものを見たり、知ったりしたら、新しいアイデアが出てくるというのは、当然といえば当然なんです。

名著「アイデアのつくり方」の著者ジェームス・W・ヤングが「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と言っています。そうなると、新しい情報を知ったり、新しいモノを見て刺激を受けることで、自分にとっての既存の要素が増えていきます。そうすると、既存の要素の組み合わせも当然増えるので、新しいアイデアは浮かびやすくなってきます。

そして、ビジネスで大きな成果を出そうとするなら、競合とは違う事、違うアイデアを実行する必要があります。競合と同じようなことをしているのに、競合と比べて自分だけが大きな成果がでるなんてことは普通ないでしょうから。

競合と全く違うことをして、大きな成果を出すためのポイントの1つが、他業種や海外の事例からアイデアをもらうこと。他業種からアイデアをもらうときには、自分の業種に当てはめて考えると、どういうアイデアになるんだろう、、、と結構、頭をひねらないといけないことが多いのですが、、、

海外の事例は、あんまりアレンジしなくても、ほとんどそのまま使えるものがたくさんあります。特に、海外の同業種のものですね。海外のものなら、あまりアレンジせずに使っても、相手に迷惑をかけて、怒られることも普通ありません。

新しい情報の量だけでなく、質も大切

そして、アイデアを実行して、大きな成果を出すためのもう1つのポイントが情報の質です。

あなたの頭にインプットする情報の質が高ければ高いほど、質の高いアイデアが出てくる可能性も高くなります。間違った情報や質の低い情報ばかりをインプットしているのに、出てくるアイデアが素晴らしいというのは、普通ありません。そして、アメリカはマーケティング先進国なので、マーケティングのアイデアをもらうなら、とてもいい情報源のひとつです。実際、僕らダイレクト出版は、その恩恵にあずかりまくっていますので。ホントにありがたい話です。

競合と同じような平凡な結果ではなく、大きな結果を望んでいても、競合の社長が読んでいるのと同じような本、同じような雑誌、同じようなセミナーに出ていたら、競合の社長と同じようなアイデアしか出てこなくなってしまいます。

より質の高いアイデアをたくさん出したいと思うなら、あなたのアイデアの源になっている情報源を意識して高めていってください。情報源への投資は、あなたの頭に投資することになるので、長いスパンで考えれば、かなり費用対効果の高い投資になるはずです。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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