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生産性を上げる3つの秘訣

2020.3.11 | 
  •  

新しいプロジェクトや、新しい売上を作りたいけど、既存事業に追われて時間がないなんてことになっていませんか?
生産性を上げて時間を作り、新しい取り組みができるように、生産性を上げるための3つの秘策について、ダイレクト出版の西埜に聞いてみました。

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経営者の大きな悩み「時間がない」

コンテンツビジネスで著名なエベン・ペーガンが「生産性を上げるべきだ」と言っているのですが、そもそもなぜ生産性を上げなければいけないのか、ということ知っておかなければなりません。

エベン・ペーガンは、もともと恋愛に関するノウハウを教える情報ビジネスで成功した人です。
その次に、情報ビジネスでの成功の仕方そのものをノウハウとして、新しいビジネスを始めようとします。

しかし、既存のビジネスで多忙を極めており、新しいことをする時間がないという状況に陥りました。
新しいビジネスで、新しい売上を作れることがわかっているのに、時間がない状態です。

ビジネスの成長や自分の成長を、時間がないという理由で損失するのはもったいないことです。
ですから、より短い時間で成果を出したり、同じ時間でもさらに大きな成果を出すために、生産性を上げないといけません。

例えば仕事も家庭もある女性の場合、朝は子供や旦那さんのこと、仕事の準備、家事なんかに追われて大変です。
ですが、生産性を上げて仕事の時間を短くできたとしたら、朝の慌ただしい時間は全く違うものになりますよね。

時間がないという方は、生産性を上げるために、これからお話する3つの秘訣について取り組む価値はあるのではないでしょうか。

【秘訣1】強制的な休憩で集中力を持ち続ける

生産性を上げるためには、まずスケジュールを作ってください。
スケジュールと言っても、今日は何をするとか、明日の何時はこれをやる、とかではありません。

もともと人間には活動をするためのリズムが備わっていて、そのリズムを知った上でスケジュールを作る必要があります。
連続して集中できるのは90分から120分だと言われていますので、それ以降は集中力が落ちていくわけですよね。

ですから、いかに集中力の高い状態を続けられるか、またはその時間のパフォーマンスを更に上げられるか、ということが生産性アップにとって重要だということになります。

人間のリズムについて理解しておかなければならないわけですが、エベン・ペーガンは「60・60・30ソリューション」というリズムを提唱しています。

これは「60分の集中」「60分の集中」「30分の休憩」というリズムです。
まずは、このリズムをしっかり身につけるべきだと言っています。
「50分の集中・10分の休憩」「50分の集中・10分の休憩」「30分の休憩」でも問題はなく、ポイントはしっかり30分休憩することです。

仕事に集中していて勢いが乗ってきて、そのまま150分、200分と仕事をするようなことがあるかもしれませんが、1日トータルで考えると集中力の続く時間を短くしてしまう典型的なミスだったりします。

ですから、スケジュールを作る時に、60分・60分・30分のサイクルになるように、最初から休憩するタイミングを決めておくべきです。
結果的に、1日で考えると集中できる時間が長く確保できますので、生産性のアップが期待できます。

【秘訣2】徹底的な一点集中

シングルタスクにする、つまりマルチタスクをやめるということなんですが、仕事をするなら、その仕事ひとつだけに集中するべきです。

例えばミーティングなどの最中に、メールやチャットのチェックをするといったことはやめたほうがいいです。
それだけで集中力は削がれてしまいますからね。

アメリカの大学で、スマホを机に置いて勉強をしたグループより、スマホを別室に置いて勉強をしたグループのほうが、良い成績を残したという実験結果があります。
机の上に置かれていたスマホは電源を切っていたのですが、電源を切ったスマホでさえ集中力を削いでしまう要因になってしまうわけですよね。

ですから、集中力を保ち続けられるように、オフィスのデスクの上はきれいであるべきですし、カバンの中身も整頓されているべきです。
どこに何があるのか、一見わかりにくいというのはそれだけで時間のロスに繋がりますし、集中力が奪われるきっかけになってしまいます。

雑念が入らないような工夫をすることで、ロスを少なくして効率よく仕事に取り組めます。

【秘訣3】1日の始まりや終わりは習慣化

朝起きてから、これから必要とされる全てのことについて、いちいち考えてから決定して行動に移していくのは、とてもしんどいことです。
例えば朝起きて、何を食べようか、どんな服を着ようか…その都度考えなければならないのは、それこそロスなんですよ。

ですから、最初からわかっていることなのであれば、先に計画をして済ませておくことようにしてください。
朝起きて歯磨きをして、朝食を作って着替えて…ということを、考えなくてもできるようにするわけです。

人間の意思の力を朝から一つ一つに使っていたら、仕事を始める前に疲れてしまいます。
そうではなく、無意識に全てできるように計画をして、それを習慣化してください。
明日着ていく服や、朝食は何にするかなど、先に決めてくことができるはずです。

日中などは仕事や付き合いなどで状況が変わるため、習慣化することが難しいので、1日の始めか終わりに習慣を作るのがおすすめです。
習慣化できるようになれば、仕事を始める時にはスムーズに取り書かれるようになり、それが生産性に影響します。

まとめ

生産性を上げるためには、「集中力の持続」「シングルタスク」「習慣化」がの3つがポイントです。
人間が持続して集中できる時間は長くても120分ですから、60・60・30ソリューションの考え方を1日のスケジュールに組み込んで、集中できる時間をできるだけ長く確保します。
また、仕事では常にひとつのことに集中し、他の雑念が入らないよう工夫してパフォーマンスを上げてください。
仕事前の時間に行う準備などは、あらかじめ計画的に済まされるよう、習慣を作るようにしてください。
そうすることで、仕事を始めるときにはスムーズに取り書かれるようになります。

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