新しいことにチャレンジをしたり、スキルを磨くために習慣化しようとしても、なかなか続けられないってことはありませんか?
コンサルタントの北岡さんは、毎回新しいことにチャレンジして、継続もしています。
そこで、新しいことを始めるときに、何からやればいいのか、どうすれば続けられるのか、お話を聞いてみました。
新しく何かを始めるときには、最初に入門書を読むことがおすすめです。
最初から5冊くらい集めて、その分野の言葉や考え方を大枠で把握することから始めます。
それをマインドマップなどに落とし込んで、全体の構造を目次のようにまとめ上げて、その世界がどうなっているのか、理解していきます。
入門書は専門書と違って、概要のようなことしか書かれていないので、この時点ではかなり簡単な作業かと思います。
自分なりに整理ができたら、次はアクションプランを立てていくのですが、できればコーチをつけて一緒にプランを作り上げてきます。
コーチは自分に合うか合わないか、何人かと会って選ぶのが理想的です。
身につけたいスキルが、自分にとって大切なものになるのなら、地道に積み上げていくようなプランを立てるようにします。
例えば、楽器を弾けるようになりたいなら、曲を弾くのではなくて反復のような基礎練習をずっとするプランになります。
ですが、「あの曲だけ弾けるようになりたい」といったようなチャレンジなのであれば、基礎を飛ばして、その曲だけが弾けるように、基礎を飛ばしたプランでいいわけです。
ですから、仕事でずっと使うようなスキルの場合は、基礎からやっていくプランを立てるべきです。
コーチをつけずに自分ひとりで新しいことにチャレンジするなら、めんどくさいかもしれませんが、入門書に書かれていることをひとつずつこなしていくようにします。
ひとつできたら次のことができるように、まるで算数のドリルを消化していく感じでコツコツ身につけていきます。
チャレンジをするときは、気持ちが高ぶっていますから、「スキルを身につける」という目的をめがけて取り掛かろうとします。
ですがその考え方だと息切れを起こして、長続きさせるのが難しいです。
ですから、始めは1分だけやるように決めたり、次の日は3分だけ集中すると決めて、高ぶった気持ちを使い切らないようにします。
最初は小さい目標でスタートして、何かを身につけるという目的ではなく、続けることを目的にしてください。
初日は入門書を買う、翌日は1ページ目だけを読む。
そんな始まり方でいいので、とにかく継続すること。
継続して最後まで成し遂げることができたら、チャレンジが成功したということです。
始めようと思っている分野の入門書を5冊くらい集めて、書かれている内容をマインドマップでまとめます。
すると、その分野についての構造全体が把握できるようになります。
次にアクションプランを立てるわけですが、コーチと一緒に立てられるなら、自分に合ったコーチを見つけることも大切です。
仕事に関わるスキルなど、今後も役立つような大切なことを身につけるなら、反復や基礎などからしっかり身につくようなプランにします。
コーチをつけないなら、入門書に書かれていることを、ひとつずつこなしていくような、地道なやり方にします。
何かを身につけることを目的意識にすると長続きしませんので、まずは続けていくことを目的にしてください。
ですから、最初は1分とか1ページといった小さな目標にして、とにかく継続できるようにクリアしていきしましょう。
全てクリアできれば、チャレンジは成功です。
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