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北岡式の手帳の使い方

2020.4.10 | 
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今日は北岡さんに手帳の使い方について伺いました。
ほとんどの社長が他人との時間は手帳に書くのに、自分の時間はあまり書いていないのだそうです。

そこで、コンサルタントとして手帳を有効的に扱う北岡さんに、時間のブロックの仕方についても含め、お話をしていただきました。

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自分との約束も手帳に書く

例えば、レスポンスチャンネルの撮影があれば、そのスケジュールを手帳に書きます。
すると、その日程に合わせて現場に行き、スケジュール通りに撮影をすることになります。

これは普通のことだと思うのですが、自分の細かい仕事まで手帳に書くようにします。
「メルマガを14時から15時まで書く」といったようなことまで、手帳に書いておくということです。

人との約束のように、自分との約束も手帳に書くというのがポイントです。

ビジネスについて考える日を1年分確保する

僕にとっての1年の起点は10月なのですが、10月に5日間くらい時間を取って翌年の「経営計画合宿」というものを行っています。
2020年の10月であれば、2021年10月までの1年間について考えるということです。

また、毎月ビジネスについて「考える日」を前もってブロックしています。
例えば、3月の売上などが締まるのは4月の3日とか4日くらいですから、4月5日は「考える日」としてブロックしておきます。

この考え方で、1年分前もって全ての月の「考える日」をブロックしています。
それとは別に、3ヶ月に1度のビジネスを見直すための日もブロックしてあります。

この大きな日程を、10月の経営計画合宿で全てスケジューリングしておき、1ヶ月毎の細かい日程は、毎月ブロックしている日に決めるようにします。

毎日のタスクはどう管理するのか?

毎日をどのようなスケジューリングにするのか、という問題については、2週間に一回でいいので、そのときに抱えているタスクをすべて洗い出して、スケジュールに落とし込んでいきます。

抱えている案件が多い場合は、1週間に一度のペースにして、なおかつ抱えている案件全てを紙に書き出します。

社長としての自分を確保するためにブロック

社長は時として売上を作るトップ営業マンである場合が多いです。
特に小さな会社の場合は、自ら売上を作らなければなりません。

このときに社長は、「社長」と「労働者」の2つの性質を持ち合わせることになります。
本来、社長は会社の将来設計をしなければなりませんが、労働者として売上を作ることばかりになってしまい、一時的な売上で会社が成り立っているケースをよく見かけます。

社長自身が頑張って売上を作れば業績は伸びるのかもしれませんが、それには限界があります。
1年後、3年後の会社について考えなければなりませんし、それが社長の仕事なのです。

そのために、前もって社長として考える時間を確保するようにします。
それが、経営計画合宿で12ヶ月分ブロックした「考える日」です。

このように、あらかじめブロックをしておくことで、意図的に社長モードを作ることができるようになるのです。
ですから、まずは1ヶ月に1回の「考える日」と3ヶ月に1回ビジネスを見直す日を作って、手帳にスケジュールを書くことから始めてみてください。

まとめ

手帳をうまく使うポイントは、自分との約束についても全てスケジューリングして書き込むということです。
とくに、1ヶ月に1回の「考える日」と3ヶ月に1回ビジネスを見直す日を作って、手帳にスケジュールを書くことから始めてみてください。
社長は売上を作る労働者としてだけではなく、社長として会社の未来について考えなければなりません。
それができる日を、1年間分前もって確保して手帳に書いておけば、社長として考える日が作れるのです。

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全ての社長が考えておくべき会社のリスクとその解決策/北岡秀紀

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