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洗脳の4要素-これらを満たせば誰でも洗脳が出来る!?

2020.3.6 | 
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今日は、「洗脳のときの4条件を使って、売上をあげる」というテーマについて、ダイレクト出版のセールスライターである山田に解説してもらいます。

実は先日、山田がプロモーションを担当したキャンペーンが大ヒットしました。
どのくらいの大ヒットかというと、他のキャンペーンの10〜20倍は売れたという実績です。

同じ方法を別のライターが試してみたところ、これもまたびっくりするくらい売上があがりました。

これはどういことなのか?と分析を進めていくうちに答えが見えてきたので、今日はそちらをご紹介します。

▼動画見たい方はこちら

悪用厳禁!説得の心理技術

実はこの大ヒットしたキャンペーンの分析を進めているときに、ある1冊の本を読み返していました。

それが、説得の心理技術です。

これは、子供の頃からカルト教団に入会していた著者が、カルト教団を脱会したあとに、洗脳や心理学、カルト教団の心理操作などについて独学で分析した本です。

つまり、カルト教団はどうやって信者を獲得したのか?どうやって入会するように説得したのか?ということについて、分析されている本です。

なんと、この本を読み返しているうちにわかったことは、今回大ヒットしたキャンペーンは、偶然にもこの本で紹介されている4つの洗脳要素が使われていました。

洗脳と説得の違い

この方法は悪用厳禁なので、紹介する前に先に注意点を伝えておきます。それは洗脳と説得の違いについてです。

洗脳とは、相手を操作して自分だけが利益を得る、Win-Loseの関係であること。
一方で説得とは、相手を操作して共に利益を得る、Win-Winの関係であることです。

洗脳の4つの要素

誤解を恐れずにお伝えすれば、今日ご紹介する4つの方法を使えば、人を洗脳できるといわれています。

読みやすさ、理解のしやすさを考慮して洗脳の要素としてお伝えしますが、洗脳ではなく説得の技術としてお使いください。

洗脳の要素1:解決策を探している人

まずどんな人をターゲットにするかということですが、これは解決策を探してる人です。
解決策を探してる人とは、つまり問題を抱えていること、そして本当はどんな状態になりたいのかを自覚している人です。

元気な人に風邪薬を売るのは難しいですが、今もう風邪を引いてる人には、簡単に風邪薬を売ることができるのと一緒です。

洗脳の要素2:時間的なプレッシャー

要素その2は、締切時間です。
人は締め切りがないと動けない生き物です。

ですから、人を洗脳(説得)するには、締切時間を設定する必要があります。

「今なら割引価格で───!」というテレビショッピングなどを思い返してみると、理解しやすいと思います。

洗脳の要素3:損失の可能性

これは締切時間と似ていますが、今何かを選択しないと自分に損失があるということを理解すると、人の行動力は格段に上がります。

例えば、あなたがたまたま買った宝くじが3億円当選していたとして、換金の締め切りが今日だったとしたら、どんな手を使ったとしても今日中にその宝くじを換金しにいきますよね。

それはあなた自身が「今日換金しないと、自分は3億円を失う」と理解するからです。

洗脳の要素4:善意の説得者

これは少し言葉の理解が難しいですが、日本語に訳すとすれば「自分の味方になってくれる専門家」という感じですね。

あなたは解決策を探していて、今日中にそれを解決しないといけない。
今日中に解決しないと、莫大な損失が出てしまう。

そんなときに、あなたの味方になってくれる専門家が善意を持って現れてくれたとしたら、思わず頼ってしまいますよね。そういうことをイメージしてください。

洗脳状態の完成

紹介した4つが揃ったとき、洗脳状態が完成し、人を操れると言われています。
もちろんこれは悪用厳禁ですし、こういうことを何度もやっていると、顧客が疑心暗鬼になってしまったり、慣れてしまったりするので、効果が出なくなってしまいます。

「ここは外せない!」というときだけ、洗脳ではなく、説得の心理技術としてお使いください。

まとめ

人を説得する4つの要素は、以下です。

1:解決策を探してる人をターゲットにする
2:締切時間を伝える
3:損失の可能性があることを伝える
4:ターゲットの味方であり、問題を解決できる専門家だということを理解してもらう

洗脳技術ではなく、説得の心理技術としてお使いください。

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