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1ヶ月で3人怒らせた話

2015.10.23 | ,
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From:北岡秀紀

From:北岡秀紀

大人になって、会話をしていて相手を怒らせるなんて経験ってあまりしないと思います。酔った人が勝手に逆上してワーキャー言うことはあっても、シラフの社長(っぽい人)が怒るなんて、そんなに何度も見れるものではない・・・はずでした。

が、今月に入って3人も怒らせてしまいました。ま、全く反省していないんですが。

実は、原因は全て同じで私に対する質問に対し「そんなこと知らんがな」と答えたことでした。(「知らんがな」というのは心の声で、言葉に発するときはもうちょっと丁寧だったことは付け加えておきます。)

社長の仕事

どのような質問かというと、それぞれ

「はじめて店舗をオープンするんですが…店の開店まで一ヶ月に迫っているけれど、店のコンセプトが決まらないから、何か教えてください」
「今、ネットマーケティングって何がイケてるんですかね??」
「●●っていうビジネスに取り組もうと思うんですが、これって儲かりますかね?」

というようなものです。

これらの質問、社長がすべき質問ではありません。だから思わず「知らんがな」と答えてしまったわけです。(さっきも言いましたが、もっとやんわり伝えてますよ。)

社長の仕事って、要するに何をやるのかを決め、何をやらないのかを決めることです。(会社の大きさによって、実働をするかしないかは、また別です。)

それができないのなら、社長は社長である意味はありません。上記の3人の質問って全て私に決めて欲しい、という意図がアリアリでした。

自分は何をやりたい?やりたくない?

本人はその意図さえ自覚してないのかもしれませんが、これらの質問には自分が何をやりたい、何をやるべきという言葉が一切ありません。私から出た答えが「良いもの」だったら、そのまま使う気マンマンだってことです。

なので、「知らんがな」「社長の自覚ある?」みたいなことを指摘したら、相手に逆に怒られたというわけです。ズバリだったからこそ怒ったんだと思います。(繰り返しになりますが、もっとやんわり伝えてます。)

社長は孤独です。
相談する相手はいません。

コンサルタントがいたとしても、出せるのはヒントだけ。最後にやる、やらないを決めるのは自分自身です。それがツラいのはわかります。私自身も社長業をしていてツラい、と思うこともありますから。

でも、それから逃げていたら社長じゃありません。あなたは自分で決めることから逃げていないでしょうか?

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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