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よくある間違い

2013.5.13 | ,
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From:小川忠洋

From:小川忠洋

神戸のスタバより、、、

今日はサクッと話すことにする。サクッと話すけど、よくよく聴けば、きっとあなたの役に立つだろうし、あなたのプロモーションの成約率を上げるだろう…

 たいていの人は、間違いをしている。マーケティングでは、あなたのセールスメッセージを何万人もの人に見せる。んで、何万人もの人に同じメッセージを見せるもんだから、そのメッセージを作る時は、作り手の頭のなかはどーなってるかって言うと、、、

東京ドームに埋め尽くされた数万人の群衆に向かって
セールス・プレゼンテーションをする

 ようなイメージだ。これは大きな間違い。そして、最もよくある間違い。想像してみて欲しいんだが、あなたのセールメッセージをターゲットの見込み客が見る時、、、セールスレターだろうが、ビデオだろうが、バナー広告だろうが、かまわない、、、

 それを見る時、見込み客はどんな状態だろうか?東京ドームに詰めかけてるか?友達と一緒に「おい。オモシロイ広告があるから、一緒に見に行かないか?」と誘い合わせて見てるだろうか?

 あるいは家族団らんのリビングなどで、夫婦一緒になって、同じ状態であなたの広告、セールスメッセージを受けているだろうか????

明らかに違うだろう…

 見込み客はあなたの広告、つまりはあなたのセールメッセージを見る時は、99%の確率で、たった1人であるはずだ。今、あなたが、このブログを読んでいる時だってそう。

  • となりに誰かいるか?
  • 同僚と一緒に読み合わせでもしてるか?
  • 100人くらいで一緒に見てるか?????

もちろん、んなこたぁぁない。

 たった1人であるはずだ。今、そこには、あなた1人しかいない。あなたの隣には誰かいるかもしれないが、他の別の事をしている。このメッセージを読んでいるのは、あなた、たった1人ではないか???

 だとすれば、東京ドームの群衆を目の前に、僕が「みなさぁぁぁんん!」なんて言ってたらどうだろう?つまんねぇー話だな。おれとは関係ねぇや。って思うんじゃないだろうか?

 こーゆーのをセールメッセージの「演説モード」と言う。(僕が勝手に名付けたw)

 あなたが”演説モード”に入ると、見込み客との「ラポール」調和は一瞬にして切れる。。。考えても見て欲しい。1対1で目の前に営業マンがいて、話をしている最中に、なんか目の前の営業マンが、自分の後ろにいる、他の仕事をしている30人くらいの人間に向かって話をしはじめたら、、、、

 ラポール切れるよね。

 全てのセールスメッセージは1人に向かって作るものだ。全てのプロモーション、キャンペーンもそう。まず、理想の見込み客がたった1人だったら何をするか?何を言うか?

 こういう事を考える。例えば、理想の見込み客がたった1人いて、こいつを絶対落としたいと思っていたら、、、、資料請求してもらったら、電話でありがとうって言うかもしれない。絵葉書なんかを送るかもしれない。。。。どんな話をするだろうか?相手の個人的な悩みの話をするかもしれない。世間話を最初にするかもしれない…

まず1人を考える

 何をやるかは状況しだいだが、まずはたった1人を考える。そして、たった1人に向かって書く。そして、次のステップとして「それをどう効率的にやるか」を考える。

 もちろん、資料請求した人、全員に電話をかけていたら、体が持たない…じゃあ、その部分をどうやって効率よくやればいいか?電話に代わるものは?自動で電話メッセージ送れるシステムとかないか???などなど。。。

 忘れてはいけないのは、こういった手順ではない。忘れてはいけないのは「相手は1人」という事である。あなたも自分自身のセールスメッセージを見直してほしいが、、、

 相手が1人だと考えたら「こんな事言わねぇわな」という事がたくさんあるだろう。相手がイメージしにくかったら、職場の同僚でいい。知ってるお客さんでもいい。その人の顔を思い浮かべて、、、、

本当にこんな事、言うかな?

 って事を自問してほしい。1人の心に届くメッセージは1万人の心を動かす。反対に1万人を動かそうとして作ったメッセージは、、、、

 たった1人をも動かせない…

小川忠洋

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小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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