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売れるキャッチコピーの作り方

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From:小川忠洋

キャッチコピーである最大の間違いとは・・・

From:小川忠洋

大阪のオフィスから、、

1週間程前に、All in One(オールインワン)WEBコピーを買ってくれたお客さんのセールスレターのレビューをした。
そこで、誰もがやっちゃう間違いを発見したので、今日はその話をしようと思う・・・

売れるキャッチコピーとは?

オールインワンWEBコピーは、残念ながらもう販売終了になった商品だ。
レビューは、その特典でつけてた。なので、レビューをするのは久しぶりだった。

早速、ワードで送られて来たレターを読む・・・

なるほど。。。なるほど。。。なるほど。。。
いくつかの大きな修正点を発見した。
でも、やっぱり一番、大きな修正点はキャッチコピーだった。
レビューをすると、たいていの場合、修正点はキャッチコピーか、構造的なものである事が多い。

ほとんどのケースでは、文章の書き方とかが悪いって事はない。
実際、今回、レビューを依頼してきた彼にしても、文章そのものは、とても上手にできていた。
へぇー結構、勉強してがんばったんだなーと言う感じが伝わってきた。

何故、キャッチコピーが一番大きな修正点になりがちか?答えは簡単だ。
何故なら、キャッチコピーでのミスは致命的で全てをぶち壊してしまうからだ。
考えてみて欲しい。ボディーコピーの文章が多少、ダメだったとしても、その人はもう途中まであなたのセールスレターを読んでいるわけだから、そのまま読み続ける可能性は高い。

クロージングが弱かったとしても、それでも一部の人は買ってくれる可能性はある。保証が弱かったとしても、それでも反応する人はいる。

しかし、キャッチコピーがダメだったら、そもそも「読まない」と言う判断をされて、どこか別のサイトにクリック一つで飛んで行ってしまうだろう・・・

だから、キャッチコピーでのミスは許されないのだ。

キャッチコピーでどんなミスが一番多いか?

その答えを言う前に、彼のレビュー前のキャッチコピーを見てみよう。

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さて、あなたはこのキャッチコピーを読んで、続きを読みたいと思っただろうか?
・・・恐らく、思わなかったんじゃないかな?
あなただけじゃなく、ほとんどの人はこのキャッチコピーを見て、続きを読みたい・・・とは思わない。

何故なら、、、

その理由は簡単。
このキャッチコピーは「続きを読ませる」ために書かれたものではなく、「商品を売る」ために書かれたものだからだ。
商品を売るために書かれたものだから、キャッチコピーを見ただけで何が売られるのかが分かる。

とすると、このキャッチコピーを見た読者は、このたった3行の情報で判断をしなければいけないのか?と言うような状態になる。
もちろん、この3行で売れる商品なんてない。
たったの3行で自分の商品を欲しいと思わせる事なんて、ほぼ不可能なのだ。

キャッチコピーで一番多いミス。

キャッチコピーで一番多いミスは、「商品を売ろうとする」事。
何度も、何度も、何度も、お説教のように言うが、キャッチコピーの役目は、商品を売る事ではない。
キャッチコピーの役目は続きを読んでもらう事だ。
次の言葉を読んでもらう事。ボディーコピーを読んでもらう事。
広告を読んでもらう事がキャッチコピーの目的だ。

だから、キャッチコピーは「広告のための広告」とか言われたりもする。

なので、キャッチコピーを書く時は「どうすれば、続きを読んでもらえるだろうか?」と考えて書かなければいけない。
上に書いたレビューのキャッチコピーを見てみよう。
そのスグ下で、僕は何と質問しているだろうか?
「この商品を買いたいと思うか?」なんて質問はしていない。
「続きを読みたいと思うか?」と言っているよね。

もし、あなたが新聞記者なら・・・

もし、あなたが新聞記者なら、新聞の一面にどんなキャッチコピーを書くだろう?
もし、あなたが、雑誌のライターだったら、表紙にどんなキャッチコピーを書くだろう?
記事のキャッチコピーを何と書くだろう???

彼らには何も売るものがない。
記事を読んでもらう事こそが、彼らの目的。
だから、そういうマインドセットでキャッチコピーを作れば、「売ろう」「売ろう」と言う呪縛から解放されるだろう。

ちなみに、このキャッチコピーを書き換えると、例えば、、

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こんな風に書き換える事ができる。
(12年間とかどうこうと言う話は本文の中に埋まっていた)
これだったら、前よりも多少、読みたくなる人が増えるはず。
ま、パッと作ったのであんまりいい出来ではないけど・・・

とにかく、今スグあなたのキャッチコピーを見直してみよう。
あなたのキャッチコピーは続きを読みたくなるだろうか?
それとも、商品を売ろうとして「買ってくれー」と叫んでないだろうか?

そうであれば、今スグ修正だ。

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PS:今日の記事、あなたはどう思った?

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小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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