from：静岡の事務所から
by:　 ハワードジョイマン

「もしもピアノが弾けたなら、、、」
僕の友人の西田君は、いつもカラオケに行くと西田敏行さんの名曲「もしもピアノが弾けたなら」を熱唱します。

そして、決まって言うのです。
「あー！俺もピアノが弾ければ、●●ちゃんを落とせたのに、、、」

そして私は言うのです。
「ピアノの前に、もうちょっと体重落とせよ」
「そやな～」

お腹を触りながらカラオケの呼び出し電話で西田君は言います。
「すいません。フライドポテトに唐揚げ、、、大盛りね」

西田君はモテないけどいいやつです。
すいません（汗）

ご存知、寺本隆裕さんから、店舗経営者向けにメルマガを書いてと言われてたのについついカラオケ話に花が咲いてしまいました。

それでは、マイクをペンに変えて店舗経営の話をしたいと思います。
自己紹介が遅れました。私はハワードジョイマンと言います。
小売店や飲食店、美容室、整骨院などいわゆる来店型の店舗経営の販促コンサルタントをしています。
客数を増やしたり値引きせずに商品、サービスが売上アップするようになるお手伝いをさせてもらっています。

私もあなたと同じようにダン・ケネディを学んでいますのできっと話が合うんじゃないかな～って思っています。
今日から定期的にこのレスポンスで店舗経営者の方に役立つ販促ノウハウをお伝えしていきますので、宜しくお願いしますね。

今日のタイトルは、「もしもピアノが弾けたなら」ですが、私が店舗経営者の方とお話すると似たような相談をされることがあります。
どんな相談かっていうと、「もしも、売れるＰＯＰが書けたらいいな～」って相談が多いです。

安売りしても売れないお店がある一方で、安売りせずに売上を上げるお店もあります。
同じ商品なのになんでここまで違うの！？っていう感じです。

あなたも、「なんであの店ばっかり商品が売れるの？」「うちの店の商品の方が絶対に良いのに！？」って思ったことはありませんか？
そうですよね。一度や二度じゃないと思います。

なぜ、人が商品やサービスを利用するのか？あなたは考えたことはありますか？
例えば、神社に行けば、あなたは商売繁盛のお守りを買ったりしますよね。

なぜ、商売繁盛のお守りを買うかって言えば、お守り自体が欲しくて買う訳ではありませんよね。
このお守りを買うことで、商売が繁盛してくれたら、、、って願ってこのお守りを買う訳です。

つまり、このお守りという商品自体が欲しいのではなくて、お守りを買うことで得られるご利益（ごりやく）を期待して買っている訳です。
商品自体が欲しいわけではなくご利益（ごりやく）を求めている訳ですよね。

さて、お店の売場で考えてみましょう。
商品につけているＰＯＰですが、「売れない」と言っている経営者の大半が、商品自体のことを書いています。
その商品の機能とかスペックとかです。

例えば、自動車に設置するカーオーディオを例に考えてみましょう。
カーオーディオの販売となると多くのPOPが、

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モニター：一体型形状：178x100x165 mm重さ：1.7 kgメーカー：パイオニア******************************************************************

ＰＯＰにこういう単なるスペックしか書いてない場合が多いです。

これって確かに商品のことを忠実に書いています。
頭では分かりますが、、、、欲しいという気持ちは沸いてこないのです。

お客さんは、人それぞれに、カーオーディオをつけることに対して、
「つけることで、こんな風に変わる！」
という、何らかのご利益（メリット）を求めているわけで、それが実現できる事を伝えてあげることが、商品購入を後押しする魅力ある表現になるのです。

大事なのは、「そのカーオーディオをつけることで、どうなるか」
ってことです。

例えば、こんな感じに書いてあったらどうでしょうか？

（ここから）ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あなたの車が、一瞬でコンサート会場に！」
前後左右の４つのスピーカーにより臨場感溢れる音を再現。
車内が一瞬でコンサート会場に早変わり！
「カーオーディオ１つとっても、こんなに音が違うんだ～」と
あなたもビックリされることでしょう。
ただし、気分が乗りすぎてスピード違反で捕まらないようにくれぐれもご注意ください。
あまりの良さに、私、店長ジョイマンもこのカーオーディオをマイカーに設置しています。
気になる方は、私の車で、車内体験できますよ。
お気軽にお声掛けくださいね。
（ここまで）ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがですか？
機能・スペックなどは一切書いてません。
その代わり、車内が一瞬でコンサート会場にという
そのカーオーディオを導入することで得られるご利益を伝えています。

音楽が好きな人は、自分の好きなアーティストが歌い、その音が車内に鳴り響いている光景が目に浮かんだかもしれませんね。

お店や商品の魅力を上手に伝える力を身につければ、割引などせずに商品が売れるようになります。
もちろん、その商品が他店でも普通に売っている商品だったとしても、
魅力を伝える力があるお店とそうでないお店では、どちらが売れるかお分かりですよね。

ちなみに、私のクライアントでカーオーディオを販売している方がいますが、ＰＯＰで１４万円のカーオーディオが売れています。

高いから売れないというのは幻想です。
高いから売れないのではありません。商品の魅力が伝わらないから売れないのです。

あなたが、魅力を伝えるプロになれば、今より更に売れるようになりますよ！
応援しています！

ハワードジョイマン

追伸
私の友人の西田君は西田敏行の魅力を語らせたら右に出るものはいません。
あなたも魅力を伝えるプロになりたいならこのプログラムを利用してみたら？
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