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自分が倒れたら終わり

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕「ボトルネックは常にボトルの一番上にある」ドラッカーらしい、シャレた言い回しでありながら本質をつくような名言ですね!

トップがいつまでも何もかも握っていることが成長を妨げるボトルネックだ、ということで、「分業」して最適な人材を配置していこう、という解決策につないでいくわけですが、、、

その中でも最も重要なボトルネックがあります。

それは恐らく、創業社長や事業主が、

・最も気になるところであり、、、
・最も自分がうまくできるところであり、、、
・代わりがいない(任せるのが心配な)ところである、、、

「売上をあげる」

という部分です。

自分の商品やサービスのいい所、売りになるところを一番知っているのは、社長であり事業主。そしてそれを今まで何年もずーーーっと売ってきたのも社長であり事業主。そして、売上がなくなって一番困るのは、社長であり事業主。。。

でも、そこが「ボトルネック」になっている限り、事業の成長は上限が決まってくるし、同時に、事業主の収入も上限が決まってくるし、いくら今月、大きな売上が上がったとしても「自分が倒れたら終わり」の状態は変わらない、、、というわけです。それ以外のところをどれだけ誰かに委任しても、、、です。(まさに、ザ・ボトルネック、という感じですね)

どうすればいいか?

それは「売る」という仕事に「レバレッジ」をかけられるようにする、ということです。自分一人でやっているものを、複数人ができるようにする、ということです。

セールストークを分解して教え、自分の7割でも6割でも、誰かが「売れる」ようにする。そうすることで、レバレッジ(掛け算)で売上を伸ばすことができます。

あるいは、売れる「セールスレター」を作る、ということ。これは究極のレバレッジです。例えば去年ウチで作ったとあるVSL(ビデオ・セールスレター)は、4万人の新規顧客を集めてきてくれました。やったことは、

1.VSLを作る
2.それを広告してアクセスを集める
3.細かくテストを繰り返して改善する

ということです。

こうすることによって、一度やった仕事にレバレッジがかかり、ボトルネックが解消されて売上が一気に伸びていきます。

セールスを教えること。
売れるセールスレターを作ること。

これはシンプルなこと、ではありますが、、、

「簡単」ではありません。

「セールス」の仕事は、切り出したり人にやらせるのが、精神的にも、そして難易度的にもやりにくい部分ではあります。でも、、、ひとたびそのボトルネック解消に成功すると、とても自由な世界が待っています。

「ボトルネックは常に、ボトルの一番上にある」

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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