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文字とイメージどっち?

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From:中谷佳正

From:中谷佳正

東京の出張が重なり。8月だけで12日間も東京にいる事になったのですが、家を出来る時に子供が『パパ、行ったらあかん〜』なんて言って、クレヨンで描いた家族の写真をプレゼントしてくれました。。。かわいいですね。

嫁に、

『亭主元気で留守がいいって思ってるんやろ?』

って聞いたら

『いいや。結構不便やで』

って、、、おいおい。誰が便利屋さんやねん(笑)とか言いながら今日もお仕事頑張らさせてもらっています・・・

最近、セミナーや勉強会などでお話させて頂く機会を数多くいただき、講師としてプレゼン資料を用意する事も増えたので、、、改めてプレゼン資料、特にスライドをどのように作れば良いのかを学びなおしました。

恐らくあなたも経営者としてプレゼン資料などを作ることがあるのではないでしょうか?

人間はイメージの方が得意

人間は文字情報より映像情報の方が認識しやすいという傾向があるそうですね。子供が最初に描くのも確かに絵ですね?いきなり文字を書き出す子供はなかなかいないでしょうね(笑)

古代の壁画なども見てみると、文字が登場するよりも以前から絵というものを使っています。つまり、人間は絵を描いたり認識する方が簡単だってことみたいですね。子供が僕に出かける前にくれたメッセージも言葉ではなく、似顔絵です。

なぜ絵が使われるのかというと、絵というのは一度にたくさんの情報を伝えてくれるそうです。それは、店頭などで使われるPOPなんかを見てもわかると思いますが、ただ単に1980円と値札があっても何とも思わないと思いますが、ディスカウントスーパーなどでよく見るギザギザの黄色い囲みと真っ赤な背景に1980円と描かれていたら、「何か安くなってそう」と思ってしまいますよね。

これはギザギザの黄色い囲みと真っ赤な背景という絵に対して、価格が下がっていることを表すイメージが僕たちの中に既にあるからです。それによって、価格が下がっているという情報、この商品はお得だという情報、注目すべきだという情報など、様々な情報をお客様に伝えていることになります。

文字は極力少なく

もし、あなたがプレゼンテーション用に資料を用意するのだとしたら、文字は極力少なくするのが良いみたいですね、、、

これは、プレゼンを「聴いている」人達が、スライドに書かれている文字を「読む」ことを防ぐためです。文字が余りにも多いと、聴いている人達はその文字を読むことに必死になってしまいます。スライドは次々とめくられていくので、見逃さないようにしようとスライドの方を追ってしまうとのこと。。。だから、プレゼンをちゃんと聴いてもらう為にもスライドを用意するなら文字は極力少なくする必要があります。

でも、ほとんどの場合、言いたいことがたくさんあって資料の中に大量の文字情報を詰め込もうとしてしまう人が多いようです。ただ、これは逆効果になるのでやめた方がいいってことですね。確かに、文字ばかりの資料でプレゼンしているのを見たら、眠たくなりますね(笑)

ツァイガルニク効果が働くせいで、聴いている人達にフラストレーションがたまる可能性もあるようです。ツァイガルニク効果というのは、人間は達成できなかった事や途中で中断している事のほうを、達成することができた事よりもよく覚えているという現象を表すものです。

つまり、文字をすべて読むことができなかったという達成できなかった事が、聴いている人の集中力を乱してしまうことに繋がりかねないってこと。そうなってしまうと、プレゼンテーションを聴くということよりも、読むということが気になってしょうがなくなってしまうので、あなたがどんなに良いことを伝えようと思っても聴いてもらえないという悲惨な状況が生まれてしまいます。。。

ちなみに、最近流行りのVSL(ビデオセールスレター)の場合は、これとは逆で文字を多く使います。VSLの場合は顧客に読んでもらうことが重要なので、スライドには文字をひたすら表示し続けるという方法が取られてます。同じスライドを使うプレゼンテーションであっても、目的や望んでいる結果が異なると、作るスライドの形も異なるということですね。

意味のある絵を描く

最初にお伝えしたように、絵が伝える情報は文字が伝える情報よりもたくさんの情報を与えてくれます。だからこそ、無意味な絵を描くと逆に聴いている人に混乱を与えてしまいます。その為、意味のある絵を描くのが重要ということで、聴いている人達に何を伝えたいのかというのを明確にするのが大事になってきます。

何となく丸を使うとか、三角を使うとか、四角で囲むとか、そういうことは避けたほうがいいですね。

興味を引き出す

例えばスライドに大きく90%と書いてみたりします。そうすることで、聴いている人達に質問することができます。この90%という数字は何を表していると思いますか?って感じですね。でも、これがインパクトのない大きさで書かれていたり、そもそもスライドがなかったとしたらどうなるか?恐らく聴いている人達は、その部分をさらっと流してしまうことになると思います。きっと後から思い出してくれることもないでしょうし、何となくダラダラと聞き流すようなプレゼンテーションになってしまうと思います。

だから、大きく90%といった興味の惹く数字を表示することで、聴いている人達と双方向でコミュニケーションを取るのが大事です。「90%って何の数字だろうか?」と考えてもらうことによって、聴いている人達に参加してもらえるような工夫がないと、プレゼンテーションはうまくいかないということです。確かに、大学の時の講師の人でも眠くなったり面白くなかった講義は、講師の人が一方的に話しているだけのものだった気がしますね。

こんな感じで、プレゼン資料というのは聴いてくれる人達にとって、聴くだけの価値があったと思ってもらえるようなプレゼンテーションにする為に重要な役割を果たしています。

あなたも経営者としてお客様に情報を伝える立場なのであれば、社内で使われているプレゼン資料などを一度チェックして、プレゼンを聴いてくれる人達にとって有意義なものになっているかを確認してみるのも良いかもしれません。もしかしたら、資料を改善するだけで売上が上がるなんてこともあるかもしれませんね。

PS.
自分のプレゼン資料にテキストが多いときを分析すると、脳が疲れている場合が多いですね(笑)

中谷佳正

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中谷 佳正

Web制作会社 有限会社WINKSの代表。独自の手法で売上を上げるホームページを作る方法を確立し、いままで630社以上のWeb制作、運営に関わる。現在は、Web制作会社の経営と、同業社向けに売れるホームページを作るための中谷塾を運営、人気を博している。リッチ・シェフレンのナビゲーターでもある。

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