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魅力を伝え辛い商品を売る3つのpoint

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From:西埜巧祐

つい先日、新しいイヤホンを買いました。BOSEの最新?イヤホンです。正しくいうと、「買ってしまった」でしょうか。そう。買ってしまったのです。

なぜ、買ってしまったのか?それは、売り方にポイントがあります・・・。

周りと比べて単価が5倍もするイヤホンを買った理由

イヤホンとググればわかりますが、周りと比べて5倍くらい高い価格です。イヤホンおすすめと調べれば、普通は五千円以下で出てきます。でも、その5倍の値段がするわけです。音質にこだわるわけではありません。なぜかというと、仕事柄、いろいろな場所で仕事をします。勉強なんかも場所は問いません。例えば飛行機の中でもやります。

そんな中で、周りの音が気になったら、仕事なんてできるわけがありませんよね。よく、スタバで仕事をするとなれば、「周りの音が気になる」という理由で、仕事柄できないというひともいます。それで、マイオフィスを持つ方もいます。

僕はそっちはまだ手をつけていませんが、イヤホンの遮音性で対応をしているのです。つい最近、イヤホンを壊し、新しいイヤホンを失くしたので、買うことにしたのです。

本音を言うと、パーっと見て、帰る予定でした。でも、買ってしまいました。それは、店員のこんな一言が原因です。

「お試しされますか?」

これです。

ちなみに、ビックカメラとかヨドバシとか、そういう量販店ではなく、BOSEの直営店にいきました。そこは、専門スタッフが直接対応をしてくれます。そのスタッフさんが、BOSEのイヤホンの試聴を勧めてきたのです。勧められたら、とりあえずしてみたいのが人間です。

「はい。ぜひ」

というわけで、BOSEのイヤホンを使って、自分の音楽をかけました。正直、前も、その前もBOSEのイヤホンだったので、”だいたい、こんなもんだろ”みたいな予想をしていました。

最新イヤホンで試聴を始めると・・・

お店の中で響いていた音楽が嘘のようになくなりました。そして、店員さんの声も、ほとんど聞こえなくなりました。周りの音が、自分の音楽だけ・・・そんな感じです。周りが気を利かせて、音楽を消したのか?そう思って、イヤホンを取り外しました。

いや、音楽は変わらず鳴っている。さらには、テーブルの向かい側で、他のお客さんと店員さがしゃべっています。周りの音は聞こえている。

もう一度、イヤホンをつけました。信じられませんでしたが、本当に周りの音が聞こえません。

「これ、すごいですね・・・」

「ありがとうございます。
でも、もう一段階”上”があるんですよ」

「え?。もう一段階、”上”があるんですか?」

「はい。少し失礼します。このボタンを押すと・・・」

スイッチを入れたら、、、

スッと、体から力が抜けました。肩が落ち、急に視線が上がります。それに伴って、気分も前向きになります。力が抜けたのは、周りを気にしなくなったからでしょうか。スタバで仕事をしていましたが、驚きのあまり、ライティングの手が止まるほどです。

さっき、周りの音が聞こえなくて静かだ。。。なんて思っていたのが恥ずかしいくらいです。かすかに聞こえる話し声、BGMすら聞こえません。これは信じられません。

たとえば、あなたも移動で新幹線や飛行機を使うことがあるはずです。そんな時にこのイヤホンを使えば、その騒音も気になりません。

以前、アメリカ出張に行った時、遮音性の高いイヤホンのおかげで、快適に過ごせました。飛行機の「ゴーーーー」という音が聞こえないほどにです。これほど、すごいイヤホンはみたことがありません。この時、すでに僕は興奮していました。

「ついにきた。これや」

と。後の流れは言うこともありません。他にも、気になる商品がありましたが、結局この遮音性の高いイヤホンを買うことにしたわけです。普通のイヤホンの5倍も高いイヤホンをです・・・

3つのPoint

既に持っているイヤホンから、3万、5万くらいの商品に買い替えましょうです。普通に考えたら、異常ですよね。

でも、街でイヤホンをしている人をみてみると、付属品ではないものを使っている人がほとんどではないでしょうか。

難しい商品を売るpoint①:”実感を持たせること”

売るのが難しい商品というのは、その価値がわかりづらい商品です。もっと厳密にいうと、ベネフィットです。この商品によって、何が得られるのか?どんな問題を解決できるのか?そういったベネフィットを伝えるのが難しいのです。

イヤホンも、難しい商品の一部ではないでしょうか。

音質が良いです。と言われても、頼るにできるのはレビューくらいでしょう。安かろう悪かろうと思っていたのでも、満足できるなんてよくある話です。正直、iPhoneに付属しているイヤホンでもいいわけですから。

そこから、さらに違うイヤホンを売るのですから、それなりの理由・ベネフィットが必要です。ただ、そのベネフィットを実感させられるかどうか。

大きなPointとして、今回は”デモ”があったわけです。もう疑いようがありません。そして、効果は実感済みです。それができるのも、、、

難しい商品を売るpoint②:”商品力”

BOSEの商品力です。言わずもがな、セールスライティングやマーケティングの知識・スキルというのは、良い商品を売るためのものです。素晴らしいベネフィットをちゃんと実現できる商品力を持つこと。これはつねに必要です。

この記事を読んでいるあなたには、言う必要がないことかもしれません。ですが、次のPointにもかかわるところなので、2つ目のPointとして、商品力です。

難しい商品を売るpoint③:”感情を動かす”

最後のポイントは、感情を動かすことです。人は感情によって購入し、理屈で正当化する。という言葉がありますよね。セールスでは、感情を動かすことが、売るために必要です。今回は、デモでその効果を実感した僕(西埜)が、既に感情を動かされているわけです。感情の動かし方としては、「サプライズ(驚き)」を与えているのがポイントです。もちろん、それができる商品力も必要です。

どんな商品を売る時も

以上の3つのポイントは、どんな商品を売る時も必要です。商品を売る前に、これらのことが使えないか、考えてみてください。

PS
次買うイヤホンもBOSE。。。次は、bluetoothを買うだろう・・・。ぶっちゃけ、すぐにでも欲しいくらい・・・。これをつければ、、、ホームや路上で馬鹿騒ぎしている輩の声も気になりません。もし、仕事をしていて、少しでも周りの音が気になるなら、BOSEのイヤホンは本当にオススメできる。生産性が上がることは間違いなし。家ではつけない方が良いです。家族の声が聞こえなくなります。運転中も周りの音が聞こえなくなるので、危険な可能性があります。とりあえず、BOSEの直営店を探して行ってみてください。きっと気に入ること、間違いなし笑

PPS
最近、ライティングのスピードが遅くなったのか。。。書くのに30分もかかってしまった。。。

PPPS
つい3日前に東京へ。雪が降っててビビりました。しかもその日はコートを持っておらず・・・。寒くて死にそうになりました。

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

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