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メールを活用しよう! 本当に役立つ7つの活用術

2016.7.16 | ,
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From:西埜巧祐

先日、東京でpodcastの収録をしてきました。対談させていただいたのは、株式会社ビズクリエイトの代表取締役、渡辺哲也さんです。対談のテーマは、”メルマガの活用・始め方”についてです。僕たちダイレクト出版も、メルマガを活用して売上を伸ばしています。事例として言うと、メルマガを毎日配信するようになって、売上が2000万円伸びました(毎日メルマガを発行するようになっただけで!)。

ビズクリエイトさんは、”オートビズ”というメルマガ配信システムを提供しています。僕らは”書き方”を伝えていますが、渡辺さんは”配信するシステム”を扱っているのです。なので、ユーザーにかなり近い視点で、メルマガの活用事例を知ることができます。対談では、普段だったら知りえない”メルマガの活用法”を話してくれました。

非常に素晴らしい対談になりました。ですが残念なことに、そのpodcastの公開は来週です。この記事では、そのpodcastの対談を通して、僕が得た学びの一部をシェアしたいと思います。

なぜ、来週公開されるpodcastの内容をシェアしようと思ったのか?というのも、インターネットにおけるメールの重要性が、ますます大きくなっているからです。もしあなたが、インターネットを活用してビジネスを成長させたいなら・・・この記事はとてもお役に立てるはずです。
(来週、僕と渡辺さんのpodcastが公開されますので、お見逃しなく^^)

そもそも、なぜメルマガが重要か?

僕らは、お客さんとの絆作り・関係構築のためにメルマガを使っています。これは、いろいろなところでお伝えしています。これは重要な視点です。ただ今回は違う視点で、メルマガがなぜ重要かをお伝えしたいと思います。

そもそも、僕たちがお客さんと連絡を取るために、何かしらの媒体が必要です。こちらのメッセージを伝えるために、こういうメルマガ・ブログが必要になります。オフラインであれば、DM・チラシ・ハガキです。こういった媒体のことをメディアと呼びます。今、インターネットの世界では、このメディアが複雑化しています。

例えばFacebookがいいのか?メルマガはいいのか?ツイッターは、、、?というように、新しく増えているソーシャルメディア、各媒体で、どれを使えばいいか?増えすぎてわからなくなっている…という状態です。

メールはパーソナル(濃い)ソーシャルメディアはパブリック(薄い)

ソーシャルメディアについて言うと、新しいものがどんどん出てきています。例えば、インスタグラムやピンタレスト。これは写真でつながりを作るメディアです。余談ですが、僕も使っています。好きなファッションブランドやタレントのファッションを見るためにです。が、、、その程度です。そこから先に、購入に至ったケースは、今の所ありません。

メールとソーシャルメディア。一体どっちがいいのか?始めるとしたら、何から始めるべきか?それを判断する1つの基準として、”関係性の濃さ”があります。渡辺さんは、メールはとてもパーソナルなメディアで濃い関係性が作れる。SNSはパブリックなメディアで、関係性を作ろうとしても、つながりが薄くなる。と言っていました。この関係性の視点から、SNSよりもメールの方がいいよ。ということを教えてくれました。

ソーシャルメディアよりもメール。その理由は…

例えば、メールボックスの内容というのは、とても個人的・パーソナルですよね。例えるならば、家の中、ご自身のタンスの中みたいなものです。それを公にすることはできません。そこに届いているものは、ソーシャルメディアに比べると、しっかり読みますよね。

それに比べて、ソーシャルメディアに出るメッセージはどうでしょうか?ほぼ流し読みみたいな感じになりませんか?流し読みでは、こちらが伝えたいメッセージも伝わりません。

今でも、ビジネスの重要な文章は、メールを使って送られます。例えば、商品を購入するとき、ソーシャルメディアのアカウントを入れる場所はありませんよね。メールアドレスを入力します。

もはや、メールは日常生活やビジネスをする上で、絶対に欠かせないインフラになっています。人が生活する上での、水道、電気みたいなものです。それに代わるものが出てくるのか・・・いや、当面は出てこないのではないでしょうか。

リストはビジネスの資産。そして命。

もう1つ逃してはいけない観点があります。それは、SNSのリストは、外部に持ち出せないということです。例えば、”mixi”というソーシャルメディアが流行ったときがあります。でも、多くの人がFacebookのような、違うソーシャルメディアを使うようになり、昔ほどの盛り上がりは、なくなっています。

このとき、mixiのリストは誰も持っていません。そういうリスト化する機能はないのです。もしmixiで関係構築したリストがあれば、フェイスブックに入れて、そっちで関係性を続けることもできたでしょう。でも、そういう機能はありません。mixiがあまり見られなくなった今、そのメディアに何の価値があるのでしょうか…これは、どんなソーシャルメディアでも同じです。

ソーシャルメディアが、どれくらい使われ続けるかはわかりません。おそらく、増え続けるでしょう。そして、あるメディアが使われなくなり、違うメディアが使われるようになる・・・ということが繰り返されると思います。

これは、制御ができません。新しいものが出たら、そっちに飛びつく。そういうのが繰り返されるのです。こちらが管理できず、メディアが見られなくなれば、それで使えなくなるのです。想像してみて欲しいのですが、お客さんとの連絡手段が何もなくなったら、どうなるでしょう?ビジネスをしている身とすれば、これほど怖いことはないのではないでしょうか・・・

それに比べて、メールリストは自分で管理ができます。リストがあれば、システムがダメになっても、違うシステムを使って連絡を取ることができます。今や、スマホ、携帯を契約すれば、誰しもメールアドレスを持つわけです。パソコンを買ってもそうです。例えばMacを買えば、メールアドレスが必ず作られます。メールは昔からあり、今も続いているメディアです。こと、インターネットのメディアに関して言うと、ここまで長く続いているメディアはないのではないでしょうか。

メール・メルマガ回帰

渡辺さんは、多くの人がメルマガに戻ってきている、使い始めている・・と言っています。昔は、「フェイスブックでイイねを集める方法!」「インスタグラムで集客する方法!」などなど、ソーシャルメディアを使った集客法など、、、いろいろとありました。多くの人が、ソーシャルメディアを試していました。でも、そういう人たちが、メールに戻ってきていると言っています。

それは、渡辺さんが提供しているメルマガ配信システム、”オートビズ”の契約者数を見てもそうです。毎年右肩あがりで、契約者が増えています。事実、今や1万社を超えているそうです。

ここまでの話を聞いたあなたなら、、、メルマガを使わないという選択肢はないですよね。インターネットを活用してビジネスを伸ばすのであれば、メルマガを使わない手はありません。長期的に使えるメディアを使わない・・・ということになります。そんなのはもったいないですよね。

じゃ、メールをどう使えばいいか?

「ここまでで、お腹いっぱいだよ」と思うかもしれませんが、ここからが本番です笑。渡辺さんが教えてくれた活用事例をご紹介したいと思います。すべて事例から学んだ使い方なので、どれも効果は実証済みです。お客さんのフィードバックもあるので、実践も楽しくなるでしょう。

余談ですが、私もつい最近、記事を読んでくれた人から、”お手紙”をもらえました。こういうのがあると、嬉しいですよね(ありがとうございます)。では、メールの活用法についてお話しします。

活用法①ーメールで商品開発

渡辺さんが話してくれた事例に「メールで商品開発をする」という事例がありました。ステップメールという機能があります。これは、あらかじめ自分で作ったものを、順番に送っていくシステムです。例えば、あなたがその人のメルマガに登録したら、自動的にセットされたメルマガが届くというシステムです。

このシステムを商品として使っている人がいます。つまり、あらかじめ自分で作ったメールそのものを、商品にするということです。もちろん、それだけ価値のある内容を書かれています。お客さんが商品を買ったら、自動的に順番通り、、、

「講座1」が登録された1日目に送られます。
「講座2」が登録された2日目に送られます。
「講座3」が登録された3日目に送られます。


おおお。なるほど。メールにこういった使い方もあるのか。と、僕も勉強になりました。その方は、そのメール講座だけで、毎年なんと5000万も売上をあげられるそうです。メルマガを通して、商品を作る。これは僕らの方でも、実例があります。

活用法②ー本・レポートを作る

たとえば僕らの本でも、メルマガの記事を集め、編集をして出した本があります。レポートでも、メルマガをあつめて作ったものもあります。メルマガを発行するということは、資産を作る。ということです。ビジネスにおける活用可能な資産を、お金につながる資産を作ることができるのです。

これなら、今商品を持っていない人でも、始める理由になりますよね。いま、ご自身のビジネスを持っている方であれば、それをサポートする商品を作ることができます。商品がなければ、ビジネスはできません。

活用法③ーメールで満足度をあげる

「商品を買った後、お客さんは後悔をする」

DRMの世界では、こんな原則があります。商品を買うというのは、感情的・情緒的な決断です。衝動買いの世界なのです。でも、買った後、その高いテンションが下がり始めます。そうすると、「これ、買ってよかったんかな?」と不安になります。
*これを「バイヤーズリモース」と呼びます

じゃ、売り手の僕たちは何をすればいいのでしょうか?それは、お客さんのケアです。「買ってくれて、ありがとう」というのを、相手に伝えるのです。伝えるというのはポイントで、思うのではダメです。伝えるということは、何かしらの媒体を通して伝える必要があります。そこで、メールを使うということです。

余談ですが、バイヤーズリモースをなくすために、海外のとあるマーケターから贈り物が来ました。はい、前回紹介した「恐怖のクッキー」です笑。

活用法④ーメールで返金率を減らす

こういった形でお客さんのケアをすると、どうなるか?これはもうビジネスにとってプラスでしかありません。前回の記事でもお伝えした通り、それだけで売上が倍になりました・・・継続率が上がりました。という声が多いです。

渡辺さんの話でも、メールでケアをするようにしただけで、商品の返品・解約率が減ったと言っていました。解約率が減った本質的な理由は「相手に対して、気遣っていることが伝わった」ということではないでしょうか。

もしあなたが商品を売っているのなら、、、そのケアをいまから始めてみませんか?

活用法⑤ー商品を売る

メールの活用法で忘れてはいけないこと。それは、「商品を売る」ことです。読者との関係構築ができたとしても、売上・利益につながらなければ、ビジネスは存続できません。商品を売るのも必要です。

僕たちのメールボックスには、たくさんのメルマガが届きますよね。でも、ほとんどが、「SALEのお知らせ」ではないでしょうか?渡辺さんは、この使い方はあまり良くないと話していました。正確には、このやり方だけでは良くない。ということです。

なぜかというと、常に「セール!買ってください」というメールばかりを送られたら、さすがに嫌になりますよね。売り込みのメディアとして、使うだけではメールを使いこなせたとは言えません。そうではなく、先ほどから話しているような「関係性・絆を作る」というのが大前提です。関係性・絆ができると、商品を紹介するだけでも売れるようになります。でも、世の中にはいろいろな売り方があります。1つご紹介しましょう。

活用法⑥ー映画と同じテクニックを使って、ドカンと売上をあげる方法

メールを使った販売事例ですが、たった1通で300万の売上を上げられたそうです。「ええ?そんなに?」驚きますよね。一体どうやってやっていたか?実は、このやり方は、あなたも絶対に経験したことがあります。それは映画です。

映画は公開期間の前段階で、いろいろな予告編がありますよね。5種類くらいの予告編があるものもありました。テレビCM、ネットTV、などなど…いろいろなメディアを通して、映画の予告をやっています。そして、映画の公開の期待値を上げているのです。同じことがビジネスでもできます。

商品の予告を、商品販売前の段階でお客さんにお知らせをしておくのです。やり方も簡単。「今、こんな商品を作っていますよ。これは、こういう人のための商品です。」という、商品の製作過程を送るのです。これを実践していた方は、商品の販売を開始した日に300万の売上をあげられました…

活用法⑦ーオフラインと一緒に使って相乗効果を出す

このポッドキャストでは、僕たちが使っている戦略の一部が公開されてしまいました。何かというと、DMとメールを連動させるという戦略です。明確な効果測定(ABテスト)はしていませんが、効果は間違いなくあるであろう・・・と僕たちは考えています。

DMは確かに、他のメディアに比べれば読まれるメディアであることは間違いありません。でも、昨今ではたくさんの情報が、お客さんに送られています。そんな中で、どうやって自社の情報に気づいてもらうか?

たくさんの方法で、アプローチをするしかありません・・・

DMが1つだけだと、気づいてもらえない可能性があります。でも、メールと一緒に送ることで、「あ、そういえば、DMが届いていたな・・・」と気づいてもらえるキッカケになります。世界的なインターネットマーケターであるリッチシェフレンは、「お客さんの注意こそ、現代で最も稀少な資源である」と言っています。その注意を引くためには、複数のアプローチが今こそ必要になってきています。

もしあなたが、ビジネスを成長させるために、メールを使っていないのなら、今こそ始める必要があるのではないでしょうか・・・

もっと詳しく知りたい?

もしもっと詳しく知りたいなら、、、来週公開されるpodcastを、ぜひ見てください。この記事では、紹介しきれなかった事例もあります。

というか、多すぎて削りました。削ってこの長さです^^;ここまで付き合ってくれたあなたには、感謝です。

podcastでは、普段とは違う視点で、メルマガについて話しています。意外な視点・事例があり、とても面白く、分かりやすいです。今回は東京ということもあり、良い感じのスタジオで撮影させていただきました。さらに、撮影スタッフが元テレビ局員という完璧な布陣です。podcastを見逃したくないのであれば、ぜひ登録フォームから登録を。定期的に配信されるエピソードを見逃すことは無くなります。

来週公開されるpodcastを楽しみにしてください。それではまた。

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PS
・メルマガ始めたいけど、何を書けばいいかわからない?
・書いたことがあるけど、続かなかった?
・メルマガを書くけど、毎回書き上げるのに時間がかかる?
(1日、3日、1週間も、、、?)

もしそんな悩みがあるのなら、僕らのリストブランディングコースはとてもおすすめですよ。

おっと・・・?
ちょうど良かった。

近々募集されるようです・・・。
お見逃しなく!

PPS
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何か取り上げて欲しい話題があれば、教えてもらえると嬉しいです。

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

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