トップ > ブログ >  > 明確さ-続き-

明確さ-続き-

  •  

From:小川忠洋

From:小川忠洋
 
大阪のスタバより、、

タレントの木下優樹菜(22)とお笑いの藤本が先月28日電撃入籍した…

おや?今日は芸能ニュースか?と思ったあなた。そうではない。今日の話は、実はタレントの電撃入籍とは全く関係ない。今日のはなしは、僕が見ていたそのヤフーニュースの隣のタブに表示されていた、前回のダンケネディの記事の続きだ。

前回のダンケネディの記事『明確である事の驚くべき力』を読んだだろうか?今日はちょっと違う視点から、その明確さについてのポイントを紹介したいと思う…

明確さは力だ

これはあらゆる場面において通じる法則のようなもの。目的が明確であれば、あるほど、それに伴なう行動は明確になる。行動が明確になればなるほど、それを実行するのが簡単になる。一つあなたにとって最も身近な例をあげてみよう・・・ それは、あなたのウェブサイトだ。

ウェブサイトで本当によくある一番の間違いは、『明確でないこと』つまり、見込み客にどんな行動をとって欲しいか?その目的が明確でないこと。そして、その行動を取るための道筋が明確でないこと。

本当はメールアドレスを登録してもらうのが目的なのに、登録フォームが下の目立たない所に配置されていたり、、、ボタンが小さくで押しにくかったり、、、そこでメルアドを登録したら、何が送られてくるのかさっぱり意味不明だったり、、、こういった事例は数えきれないほどある。

あなたのサイトはどうか?

あなたのウェブサイトは、何をして欲しいのか?明確になっているだろうか?やたら選択肢がたくさんあって、何をしていいかよくわからない、、、なんて事になっていないだろうか?だとすれば、見込み客は動かない。 

選択肢の矛盾理論

選択肢の矛盾という話がある。一般的に人はたくさんの選択肢を欲しがる。スタバでコーヒー一杯飲むのだって、たくさんの選択肢がある。普通のコーヒー、ディカフェのコーヒー、アメリカーノ、カプチーノ、フラペチーノ、ゆずフラペ・・・さらには紅茶まで、、このように選択肢が多ければ多いほど、人は安心する。

しかし、一方で選択肢が増えれば増えるほど、人は決断ができなくなる。もし、あなたがスタバによく行く人なら、毎回、全メニューを見て、どれにしようかな?なんて悩んではいないだろう。きっと、いつもの奴を頼んでるんではないだろうか?

もし、毎回、20~30ある選択肢の中からベストなものを選べ!と言われたら、それはそれは、大きな心理的負担になるのだ。だから、心理的なエネルギーを無駄遣いしないために『いつもの』選択肢を選ぶ。

スタバだったら、まだいいにしても・・・

これがもし、あなたのサイトだったらどうなるだろう?たくさんの選択肢があったら?どうなるだろうか?『いつもの』って選ぶだろうか?多分、あなたはそんなタイプのビジネスはしていないだろう。だから、どうなるかと言うと、、、

選ぶのがしんどい。だから選ばない。

という選択肢を取る事になる。簡単に言えば、今、このサイトが写っているブラウザの右上にある×ボタンを押して、そのページをとじてしまう。そして、二度とやってこない。さよなら、グッバイ。

『いやいや、小川さん、
自分は単品商品だから、選択肢なんかないよ』

…本当に?本当にそうだろうか?選択肢というのは、商品の選択肢だけではない。もし、あなたが商品の購入ボタンの他にも、デカデカと、別のサイトのリンクを張っていれば、それは、『クリックする選択肢』の一つにはいる。

とすると、あなたのサイトにはいくつ選択肢があるだろうか?

選択肢がたくさんあって、メッセージが不明確だと、見込み客は、考えなければいけない。あなたのサイトが一体全体、何を言っているのか?考えなければいけない。最終的に何を言っているかが分かったとしても、複数の選択肢からベストなものを選ばなければならない。

これは、相手にとって結構な心理負担になる。

インターネットは、邪魔の宝庫だ。パソコンの画面を見ていると、ワードがあったり、パワポがあったり、こないだ部下からもらったPDFの資料があったり、、、気を散らすものがたくさん、ほんとに死ぬほどたくさんある。そんな時、心理的負担から逃れるために、他のものについつい目が行ってしまわないだろうか?

さらに、最近のブラウザでは、タブ機能がついていて、たくさんのページを同時に開く事ができる。だから、もしかしたら、ページを開かれている横で、youtubeの動画が流れているかもしれない。もしかしたら、あなたのページが開かれている隣のタブで、フジモンが木下優樹菜と結婚したというニュースが流れているかもしれない。

そしたら、そんな心理負担を受けて、何かの決断をするよりは、芸能人の電撃入籍のニュースの方にチラッと、行ってしまう事にならないだろうか?その方がよっぽど楽じゃないだろうか?そして、しばらくしたら、あなたのページが開いているタブの×ボタンを押してしまわないだろうか? 明確さは力だ。

PS:もっと学びたい?だったらこの無料講座を受けてみては・・・http://www.theresponse.jp/gold/IM.php

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

小川忠洋の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading