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Yさんへ・・・(公開回答)

2010.10.8 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

「お金をかけて学んだ方が、早く習得できるのでしょうか?」

先日、コピーライティング専門ブログのレスポンスコピーのサイトに、問い合わせをもらいました。名前はYさん。彼は、ずっと僕らのメルマガを読んでくれているようです。

彼はコピーライティングを武器にビジネスをやっているようなのですが、「どうすれば、もっとスキルアップできるか」ということを知るために、「お金をかけて学んだ方が、早く習得できるのでしょうか?」と質問してきたのです。

お金をかけた方がいいのか?それともかけなくてもいいのか?あなたはどうすればいいと思いますか?お金をかけた方がいいような気がしますか?

僕の考えは、こうです。

T. E. M.

Time(時間)、Effort(努力)、Money(お金)
この3つは、セールスやマーケティング。コピーライティングを勉強したことがあるなら、知っている人も多いでしょう。これは人間の持っている欲求の中で最もベーシックなものです。

つまり、、、

・Time

時間を短縮したい。できるだけスグに結果が欲しい。時間をかけたくない。インスタント食品なんかがこれの典型的なもの。

・Effort

できるだけ楽したい。辛いことを避けたい。

・Money

お金を節約したい。または、お金を儲けたい。

「10日以内に、たった1日3分の作業で、
月にプラス10万円の収入を得る方法」

というコンセプトは、まさにこのT.E.M.の基礎的な欲求をモロに反映していますよね。つまり、人間は「結果」が欲しいのだけれども、ただ結果が欲しいのではなく、「できるだけスグに、楽して、安く」結果が欲しいのです。

マーケティングにおいては、いかにこの大衆の欲求を突くか、というのが成功のポイントだったりします。「結果が出るまで10年かかり、毎日朝5時から夜10時まで作業しなければならなくて、1ヶ月に10万円の費用がかかる」なんて言われても、なかなか「よし!買った!」とはなりませんからね。でも、、、

その逆を行け!

成功哲学の権威、アール・ナイチンゲールは、

「大衆はいつも間違う。だから、成功したければ大衆とは逆を行け!」

と言いました。T.E.M.のように、大衆は常に自分に甘い方向に行きがちです。

僕らも(もちろん僕自身も)、ある分野では甘い方向に行ってしまうことがよくあります。歩いた方が健康にいいのに、タクシーに乗る。とか、腹筋を6つに割るために、有酸素運動で脂肪を燃やし、腹筋運動をやる代わりに、腹筋ブルブルマシンを買う。とか。甘い投資話にワクワクする、とか。

つい昨日も、「週に1時間の作業で、18ヶ月から24ヶ月以内に年間2000万円のインターネット・マーケティングを構築する方法」という商品のセールスレターを食い入るように見てしまいました。

しかし実際、スキルアップの場面においては、

時間をかけて努力してお金を(自分に)投資すること。つまり、自分の本能や大衆とは「逆」を行くことが、成功へと繋がっていくのではないかと思うわけです。

僕も例えばコピーライティングが、「スグに、聞き流すだけで、無料で」身に付くなら、絶対にそっちを選びます。でも、そんな方法は、、、、

「ない。」
「お金はかけた方がいい」

つまり僕の結論は、これです。特に自分自身への投資は、最もリターンの大きい投資だと信じています。ザ・レスポンスで教材を売っているから、こういう話をするわけではありません。その逆です。自分に投資することが最大のリターンをもたらすと信じているから、それに役立つ教材を売ることに信念を持っているのです。そしてぶっちゃけて言うと、この価値観に共感して頂けるお客さんとだけ、おつきあいしたいと思っています。

お金をかけることは、自分自身へのコミットメントであり、覚悟でもあります。

「絶対に、元をとってやる!」という気持ちがあるのとないのでは、価値の引き出し方にどれくらいの差が出るでしょうか?

お金をかけることは、セルフイメージのアップにもつながります。

「オレはこのような教材やセミナーに投資する、大衆とは違う選ばれた人間だ」そういうセルフイメージは、学習効果にどれくらいのインパクトを与えるでしょうか?

ジェームス・スキナーは、「自分のなりたい年収の3%を毎年自己投資せよ」と言っています(もちろん、経済的な事情も色々あるでしょうから、その辺の加減は必要ですが、、、)。

7つの習慣の「黄金の卵を生むガチョウ」の話

短いストーリーを紹介します。↓ 

ある貧しい農夫が、飼っていたガチョウの巣の中にキラキラと輝く黄金の卵を発見した。

最初は誰かのいたずらだろうと思って捨てようとしたが、考え直し、念のために市場まで持っていくことにした。

すると、卵はなんと純金だった。農夫はこの幸運が信じられなかった。

翌日も、同じことが起きた。来る日も来る日も、農夫は目を覚ますや否や、ガチョウの巣に走っていき、新しい黄金の卵を発見した。

やがて、農夫は大金持ちになった。

ところが、富が増すにつれて欲が出て、せっかちになっていった。

一日一個しか生まれない黄金の卵が待ち切れず、ついにガチョウを殺し、腹の中の卵を全部一気に手に入れようと決めた。

そして、いざガチョウの腹を開けてみると中は空っぽだった。

黄金の卵はもちろんなく、そのうえ黄金の卵を手に入れる手段さえも、農夫は失くしてしまったのだ。

黄金の卵をうみだしてくれるガチョウを殺してしまったのだ。

・・・

これは、僕の好きな本、「7つの習慣」に出てくるイソップ物語。『P/PCバランス』という、成功法則の基礎を比喩したものです。

・Pとは目標達成。例えば、1億円稼ぐ、というようなこと。

・PCとは、目標達成能力。例えば、1億円を稼げる「能力」のこと。

”多くの人が目標に到達できずに失敗するのは、Pに焦点を当てすぎて「P/PC」のバランスが崩れているからだ”と、著者のスティーブン・コヴィーは言っています。

畑を耕して種をまいて、日々世話をしなければ(PC)、実(P)を収穫し続けることはできません。お客様との良好な関係(PC)を保っていなければ、安定した売上(P)を上げることはできません。ガチョウ(PC)を育てなければ、黄金の卵(P)を手に入れることはできません。

目標達成能力を身につければ、目標達成はいつでもできます。目標達成能力(=スキル)の向上のために、Time Effort Moneyを投資することは、いい判断だと思いませんか?

fasdf

PS:→ http://www.theresponse.jp/gold/IM.php

お客様の声も、大量に届いていますよ・・・
(一部を紹介しましょう↓)

***

現実に行き詰まっていたとき、救いの手を差し伸べるような広告に真っ直ぐ惹かれ、メンバーの登録までしてしまいました。そして、それを全く後悔していません。

まさに、そうやって私がたどった道こそ、顧客の歩むルートの典型だったのかな、と今では思ったりします。沢山勉強させていただいています。本当に、目からウロコが落ちることが沢山ありました。本当にありがとうございます。

梶原 美ゆき様

***

年商1億程度の小さな会社を経営しております。

主に請負でソフトウェアを開発しておりますが、これからはサービスの時代になると考えており、セールスとマーケティングを勉強しております。船○総研など数社のコンサルティングを受けましたが、よほど貴社のコンテンツの方が役に立ちます。下手な迎合が無いところがよく、また価格も安い。さらに貴社のビジネスモデルそのものが勉強になります。貴社のコンテンツにてセールスを学び、弊社の技術力をサービスに転化する第一歩を踏み出せればと思います。

12週までよろしくお願いします。

福田 信也様

***

2002年の開業以来、売上を1000万円を超えていないにもかかわらず、「小児期」「青年期」「成人期」の段階で取り組むことをおこなっていました。なぜ、売上が上がらないのか?その原因がわからないまま8年もの永い間、時が過ぎました。しかし、ようやく、その原因がわかりました。それは、「乳児期」にしなければいけないことをマッタクと言っていいほど行なってきませんでした。いまからでも遅くは無い!!気付いた時にやればいいんだ、と自分に言い聞かせて「乳児期」を実践します。原因発見に、ありがとうございます。

明石亭てるりん様

***

現在、ウエブショップを開店して3年目に入りました。今回年商一億円のwebサイトを作るプロジェクトに参加し、3本のビデオセッションを受け本当に素晴らしい価値ある内容であると感じました、初めに一番大切な基本中の基本である、売る事にフォーカスする事を強調、自分ではそのように考えて実践しているつもりでいても、現実はそのほかの事に時間を浪費していたのではないか?と気ずきを頂いたように思います。このチャンスを素直にしっかりとできる事から実践し、必ず1年間で一億を売り上げるウエブサイトを構築する事を決意いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。

島 幸弘様

***

次は、あなたの番ですよ!

http://www.theresponse.jp/gold/IM.php

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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