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思いがけない再会

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From:高橋大介

先日、金沢に行ってきました。

ちょうど旬のホタルイカ、がすえび、のどぐろなど、
地元の名産品をご馳走になり感動しました。
旬のものをその地域で食べるのは、ホント最高です。

ところで、私がなぜ金沢に行くことになったかお話したいと思います。
それは、高校時代の同級生が私のホームページを見たことから始まりました。
「俺のやっている事とドンピシャだから、石川県まで仕事しに来ない?」と連絡してきたからです。

彼は現在、主に登山用品の製造・販売の会社を経営しています。
再開した時は、お互いに「不思議な縁だよな」が第一声でした。

彼は北海道の十勝出身で、大学から北海道を離れたのですが、私とは高校2年から同じ高校で一緒のクラスでした。
高校時代は、そんなにつるんでいたわけではなく、その後会ったのは30代後半のクラス会。
実に20年の歳月が経っていました。

最近会ったのは5年前のクラス会。
クラス会でも仕事の話をするわけでもなく、2次会以降は昔話で和む感じです。
かつての女子(ごめんなさい)もいるので、ハメを外すこともありません。

そんなわけで、金沢で会ってはじめて、お互いのここまでの道のりを知ることができました。
夢を見ていたかのような感覚で、本当に有意義で楽しい3日間でした。

今まで、人が環境によって変わっていくのをいろいろ見てきました。
昔はあまり接点がなくても、その後意気投合してしまうことだってあります。
逆に高校時代、仲が良くつるんでいた友人が、今は話が合わない、価値観がずれてしまっているなんてこともよくあることです。

今回は、会う時期とタイミングが私にとって最高でした。
友人のおかげで、私の大好きな旬のホタルイカが食べられた上、楽しい時間を過ごすことができたからです。

彼の、ちょっと普通ではない行動にも興味を持ちました。
毎月のように海外へ仕事で行っているのですが、興味を持ったのはその遊びです。

山岳部の経験を生かした雪山登山や、スイスの氷山をスキーで滑り降りるなど・・・
私が抱いていた高校時代の彼のイメージからは、全く想像できませんでした。

また、会社の管理面でも税理士や社労士に任せきることもせず、全て自分で目を通して、自分の会社に合ったやり方を見つけています。
そうではない社長も多い中、立派だと思いました。

従業員も専門性の高い人たちばかりで、長年この会社に尽くしているようです。
社長が名監督のように接しているからなのか、チームとして信頼関係ができている雰囲気でした。

現在の会社は、自分一代で終わりと思っていたらしいのですが、息子が跡を継ぐことになり、親心もあって会社の基盤をもっと磐石なものにしたいと思ったそうです。
それゆえ、もう一度見直しを図ろうと考えたわけです。

一番の見直しは、利益を上げること。
売上も上げたいが利益率をもっと上げたい、そのためにどうするか、といったものです。

このような相談は、比較的多いと言えます。
その場合、まず私は「あなたの会社の既存客リストは、どれくらいありますか?」と聞きます。
そうすると、「約~件あります」と返事が帰ってきます。

じゃあなぜその既存客リストを今まで有効に使っていなかったか、その理由として、主に下記の3タイプに分けられました。

1 そもそも既存客に売るという考えがない。
2 既存客に売るほうが、効率が良いのは分かっているけど、作業時間がかかりそうなのでやっていない。
3 しつこいと思われそうだ、がっついていると思われたくないから。

1、2の方には「早くやりましょう」ですが、
3の方には、「いつもあなたに来るような売り込みメールではなく、専門家としてのとっておき情報を伝えましょう」と言っています。

そして、どのような方法で進めていけば良いのか、具体案を示してあげれば、相手もやる気になってきます。
いろいろ思いつくけど、具体的な一連の手順がわからない場合があるからです。
もしくは、やりたくない仕事を回避するために、いろんな理由をつけて避けているのかもしれません。

しかし、真剣に考えていれば、何かがきっかけでひらめくことだってあります。
自分では気がつかなかったのに、第三者に言われて「ハッと気づき実行してみたらうまくいった」なんてことはよくあることです。

人のことはしっかり分析できても、自分自身の事となるとなかなか難しい。
だからといって、第三者のアドバイスをじっと待っているわけにもいきません。
それと、自分自身でスキルアップしていくことも当然必要です。

そうでなければ、相手のアドバイスが正しいかどうかの判断基準が持てません。
そのためにも、起業家としての正しいスキルを効率良く短期間で学ぶ必要があります。
そして、くれぐれもスキルアップのための自己投資をケチらないことです。

また、選択の際には、自分の直感を信じることも大事です。
あなたにとって良いチャンスだと直感できるなら、それを決して逃がさないでください。
諦めずにとにかく行動あるのみです。

「行動には常に危険や代償が伴う。しかしそれは、行動せずに楽を決め込んだ時の長期的な危険やコストと比べれば、取るに足らない」 ジョン・F・ケネディ

−高橋大介

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