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3つのRで売りにくい商品を売る方法

2014.9.23 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕
大阪のオフィスより、、、

パンを売るコピーのベネフィットって・・・
「美味しい??」「家族が笑顔になる??」で合ってる??(T_T)

ビジネスチャンスを売るコピーって・・・
「稼げます!」「主婦でも!片手間でも!」「高級車&南の島&美女!」なんだかなぁ…(;´Д`)

もしあなたが、

  • よくある「ベネフィット」だとどうも自分の商品は売りにくいと思うなら、、、
  • コピーがワンパターンで直球すぎて、我ながらイヤラシイ、胡散臭い、家族や友達には見せられない、と感じるなら、、、
  • より今のコピーのコンバージョンを高めたいなら、、、

次の3つのRを使ってみましょう。
あまり使われていないけど、実はめちゃくちゃ強力な訴求です。

1)Revenge(復讐)

成功している経営者の話を聞いてみると、実は「昔バカにした同級生を見返してやりたかった」とか「オレを振った女を見返してやりたかった」「オヤジを見返してやりたかった」といったものが原動力になっているということがとても多かったりします。

昼ドラや推理小説でも、昔大事な人を殺された人が、残りの人生をすべて復讐に捧げると決心して殺人鬼になっている…というようなストーリーがよくありますが、それくらい、つまり、人生におけるたった一つの目的になるくらい、この復讐の欲求は強いわけです。

ちなみに、とても有名なコピー「私がピアノの前に座った時みんなは笑った。でも弾き始めると…」というコピーの裏側には、この復讐の心理が作用しています。つまり「俺のことをバカにしたな。お前らが間違っていることを見せてやろう。」という心理です。

僕らはみんな、自分を侮辱した人を覚えています。それに怒りを感じています。
であるならば、売り手である僕らは、見込み客にその記憶を呼び起こし、商品との感情的な結びつけができないでしょうか?

2)Romance(ロマンス)

非日常的な刺激を得たいという感情です。

冒険、セックス、浮気、好奇心…僕たちはみな、ロマンチックな心を持っています。非日常的な体験をしてみたい。今の平凡な毎日の繰り返しから逃れたい(あるいは、ちょっと危険な世界を覗いてみたい)。新鮮さ、ちょっと心拍数の高まる体験、やっちゃいけないことをやっちゃいそうなドキドキ、など…

非日常的な刺激を与えられないでしょうか?
与えられるのだとしたら、それをどのようにコピーで「ほのめかす」ことができるでしょうか?

3)Role Performance(役割の強化)

人生における役割を、もっとうまくやりたいという欲求です。

僕らはみな、人生において複数の役割をもっています。例えば、社長、マーケッター、セールスコピーライター、父親・母親、息子・娘(自分の親から見て)、上司、部下、夫・妻、彼氏・彼女、などなど…。そしてそれらの役割をよりうまく果たしたい、という欲求を持っています。いい社長でありたい、いい経営者でありたい。優秀なマーケッターでありたい。腕のいい治療家でありたい。いい父親・母親でありたい。いい息子・娘でありたい…。

これは裏返すと、今現在、その役割をうまく果たせていない、という罪悪感や劣等感ともつながるため、非常に強いモチベーションとなります。それに僕らはみな、人間関係の中で生活しているわけで、その中で自分の役割をうまく果たすということは、社会において自分の「居場所」を確保することであり、サルの時代からある根源的な欲求にもつながるわけです。

見込み客はどんな役割の中で、あなたの商品を買うのでしょうか?
その役割をもっとうまくやるために、あなたの商品はどのように役立つのでしょうか?

さて、3つのRに照らしてみると、、、

パンを売るコピーのベネフィット、
ビジネスチャンスを売るコピー、

どんな訴求ができるでしょう??

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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