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コピーテク:象を何とかする

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

あなたの仕事部屋に、でっかい象がいると想像してみてください。さっきまではいなかったのに、ちょっと外出して戻ってきたら象がいるのです。

もちろん、本物の象。

ノシノシ動くし、でかいフンもします。

動物のニオイもします。

・・・

さてあなたはこの状況で、いつものように仕事にとりかかることができるでしょうか?

・・・

ダン・ケネディはコピーを書くときにいつも、「でかい象」を無視しないようにアドバイスしています。

その「象」とは、見込み客が感じている疑問、不安に思ってること、あるいは商品の欠点や悪いところ。

例えば、もしあなたが売っている商品が、競合他社のものよりも随分価格が安いとしたら、、、

見込み客はその理由が何かが気になりますよね。

何でこんなに安いんだろう?何か欠陥でもあるんだろうか?もしかしたら騙されてるのかも?

それが頭のなかにある限りは、

その商品のベネフィット、納期についての説明、今すぐ買えばこんな特典が、、、

そんなセールストークは頭に入ってきません。

象が部屋の中にウロウロしている状態です。

どうすればいいか?

答えは単純。

まず、その象を何とかする、ということ。

見込み客が気になっていること、商品の欠点、見込み客が不安に思うこと、、、

それについて正直に話すのです。

「臭いものに蓋」をしても、そこから必ず、ニオイが漏れてしまいます。

蓋を開け、そのニオイが何なのか?を正直に話すこと。

そして、それは見込み客にとって、大した問題ではないことを示し、見込み客の頭の中からでっかい象を追い出すのです。

さて、見込み客が感じている象は何でしょう?その中で、あなたが無視している象はありますか?

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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