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人間関係を良くするノウハウ

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From:寺本隆裕

今日はどんなことを書こうか?パソコンの前で考える。

ここはスタバ。横にいるおっちゃんが、帰り間際に僕の方をチラ見して、満面の笑みを浮かべながら帰っていく。

何やろう?僕の頭に鳥の糞がついてるとか?いや、多分大丈夫。一応軽く触って確認してみるが、多分大丈夫。

どんなことを書けば、あなたの役に立てるのか?考えながら、頭に浮かんだ事をパソコンにタイプしてみる。

最近僕の回りでおきた出来事に関すること?
最近のニュースのこと?
最近のプロジェクトのこと?
最近書いたセールスレターのこと?

色々とネタはありそうです。でも今日はあえて、最近の事じゃない事を書いてみようと思います。

多くの人は、新しい事。最近の事。変わった事に、気を奪われてしまいます。
最近のテクニック、最近の流行、最近のプロジェクト、、、、などなど。
もちろんそれも大事なんですが、それと同じくらい大事な事があります。

それが、「特に新しくはないけど、いつもうまくいっていること」。

日常生活で言うと、

・毎朝、ちゃんと同じ時間にベッドから出ている
・運動の習慣がついている
・しばらく病気をしていない
・家族が明るくて楽しい
・毎日、本を読んでいる
などなど。

ビジネスで言うと、

・毎月、決まったお客さんから一定の売上がある
・新商品の販売のときは、いつも同じパターンでうまくいく
・セールスレターが、常に一定の成約率を保ち、売上をもたらしてくれる
・自動的に発送している「バースデーハガキ」から、常に一定の売上がある
などなど。

実はこういうことって、「成功」なんですが、なかなかそれには気づかないもんです。
そして、ビジネスを飛躍させるには、こうした「当たり前に成功している事」に焦点を当てて、それを伸ばしていく事もとても重要ですよね。

結構僕らは、今までもそうだと思いますが、「うまくいかなかったこと」「失敗した事」はよく覚えていたり気にしたりするんですよね。
だからビジネスにおいても、「いやー、法人の営業は得意なんですけど、セールスレターが書けなくて・・・」と、苦手な部分にフォーカスしてしまいます。
そして、「法人営業はもうわかったから、セールスレターが書けるように練習してるんです。」というようなことになっています。

一種の飽きのようなものもあるのかもしれません。
でも、本当にそのやり方がいいのか?というのを考えてみてもいいかもしれません。

ビジネスは学校の試験とは違い、「弱点を自力で克服する事」が必須ではありません。得意な事を伸ばして、強みを強化する事の方がよかったりします。
(弱点は、他の得意な人が補ってくれますから。学校の試験ではそんなことはできませんが。学生は大変ですね☆受験生がんばれ!)。

つまり、いつも何気なくしていること、特に新しくはないけど、いつもうまくいくこと、というのがとても大事だということで、前フリが長かったのですが、今日は僕の「新しくないけどいつもうまくいっている事」をシェアしようと思います。

『人間関係を良くするノウハウ』

僕は以前にあるコミュニケーションに関するセミナーに参加しました。
そこで教わった一つのノウハウが、僕を一つ大人にしてくれました。
まだまだ生かしきれないときもありますが、このノウハウのおかげで救われた事が何度もあります。

それは、人と接するときに、どのような意識で望めばいいか?ということです。
これは初対面の人というよりは、比較的長い付き合いのある人。あるいは長い付き合いになりそうな人とのコミュニケーションのときに威力を発揮します。
(そのように、僕は思っています)。

また、特にその人との関係が悪くなりそうなときや悪くなってしまったときに、とてつもないパワーを発揮します。
僕もこのおかげで、崩壊しそうな人間関係を修復するだけじゃなく、以前よりももっといい関係になれた経験が何度かあります。

そのノウハウとは、、、

長期的に、この人と、どんな関係になっていたいか?というのを考えて、今の行動を決める。

ということ。

ほんの小さなことが原因で、人間関係が悪くなってしまう事ってありますよね。
例えば、約束の時間に来なかったとか、相手が勘違いをしていてそれがこっちにものすごい損害や苦痛を与えているとか。
ちょっとした意見が食い違って、ぎこちなくなってしまっているとか。。。

そんなとき、もしこのノウハウを知らなければ、

「今回は絶対にあっちが悪い!だからあっちが謝るべきだ!」とか、
「こっちは十分やってる。今度はあっちがお返しするべきだ!」とか、
「何で気づかへんねん!なんて無神経な!気づくまで冷たくしてやろう!」など、
そういった態度を取ってしまいます。以前の僕がそうでした。

でもそれって、こっちとしてもものすごいエネルギーを浪費するし、関係修復には長期間を要しますよね?しかも関係修復するためには結局どちらかが譲歩や妥協をしないといけないわけで、モヤモヤやストレスが残ったままになってしまいます。

ノウハウを使うとどうなる?

そんなとき、「長期的に、この人と、どんな関係になっていたいか?というのを考えて、今の行動を決める。」というのを考えたらどうなるでしょうか?

もし長期的に関係を続けていきたい。仲良くしていきたい。と思うのなら、相手が悪いからあっちから謝るべきだとか、あっちが間違ってる!とか、いつもやってやってるのに今度はあっちの番やろ!というのは、どっちでもいい、ってことになりませんか?

そのときはイラっとして気まずくなったとしても、スグに謝ってしまえばいいのです。あっちが悪くても関係ありません。
それで長期的にお互いの関係が良くなるのなら、短期の損得なんてささいなことだと思いませんか?なんてちっぽけなことなんだろう?って、思いませんか?

相手が悪いのに謝るのはちょっと感情的に抵抗があるかもしれません。でもそんなときは、「あー、オレって何て器の広い人間なんやろう!」って、自己満足すればいいんです。

また、相手が本当に間違っていて、それに気づいて欲しい。直して欲しいと思うのなら、それをきちんと伝える方がいいということになります。
「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」みたいに、「言うは一時の気まずさ。言わぬは一生の気まずさ。」ということになるでしょう。

逆に、長期的に関係を続けてもお互いに損にしかならない、と思うのなら、その場でムカついたことを言われたりしても、それに対して反論したりやり返したりする意味もない、ということです。
すっぱり忘れて次の楽しい事や大事な人とのコミュニケーションに時間を使ったほうが、よほど長期的にプラスになりますよね。

相手は「よし!言い負かしてやったぜ!」と思うかもしれん。
そう思われる事に悔しい思いをするかもしれません。
何とか相手に恥をかかせて、「勝って」別れたいと思うかもしれません。
でも、それは余計なエネルギーですし、そうすることでストレスも最小限に押さえられます。

あなたは何をする?

ずっとつきあっていきたい人。ずっとつきあってもお互い損にしかならない人。
っていますよね?

ずっとつきあっていきたいお客さん。ずっとつきあってもお互い損にしかならないお客さん。
って、いますよね?

じゃぁ、あなたに質問。

「長期的に、この人と、どんな関係になっていたいか?というのを考えて、今の行動を決める。」

とするなら、今、彼らに対して何をする?

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寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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