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From:藤岡将貴

突然ですが、あなたには、どんな癖がありますか?

今日はこのタイトルで記事を書こうと思ったので、改めて自分の癖と呼べるようなものにはなにがあるかなー、と思い返してみました。

アイスコーヒーとかを飲むときにストローを噛んでしまう癖。お酒が入ると言わんでもいいことをつい言ってしまう癖。初対面の人でも自分の個人情報を言ってしまう癖(これは、今住んでいるマンションに引っ越してきたその日に初めて行ったおでん屋で、住んでいるマンション名、部屋の階数、家賃までを僕が話してしまい、奥さんにこっびどく怒られたことですw)、目をつぶっても半目になってしまう癖(これは癖とは言えないかw)。

やってみて思いましたが、自分の癖を思いかえそうとしても、なかなか出てこないものです。つまり、それだけ癖は自然すぎて、自分では気づかないもの、ってことですよね?そんなふうに、自分ではまったく意識していなかったある癖を、最近ある人から指摘されました。それは、最近僕が通っている、あるビジネススクールの講師から指摘された癖でした。

「藤岡さんは、自分のなかにある前提で、決めつけて判断してしまう癖がありますね。」

確かにおっしゃる通りでした。ビジネススクールの授業の中で課題が出されるんですが、その時も提示されている情報やデータから、アッサリと僕は「これはAだ」と判断していました。僕はそれを「いや、そうやろ」とまったく疑いを持っていませんでしたが、講師曰く、それが思考の幅を狭めてしまっている、と。そして、自分の中の前提とか常識を疑うことで、大きなビジネスチャンスがある、というのです。

たしかに、それまでの前提や常識を疑って大きな成果を手にした事例は、数多くありますよね?

アマゾンは「こんなのインターネットで買う人いないでしょ?」という前提・常識を覆して、ありとあらゆるものをインターネットで販売していますし、ユニクロは自社生産・直販のSPAを日本でいち早く導入することで、1980円で買える洋服は「安いけどダサい」というイメージを覆して「安いけどオシャレ」なものを作り出しました。任天堂は当時、高画質な家庭用ゲーム機が主流になっていこうとしている中、時代の流れの逆とも言える、モノクロ&乾電池式の携帯用ゲーム機「ゲームボーイ」を発売し1280万台を売る大ヒットとなりました(携帯用ゲーム機はその後「ニンテンドーDS」や「ニンテンドー3DS」として、今もなお続いていますよね)。

ほかにもそんな例はたくさんあると思いますが、そんなイノベーションを起こすためには、自分の思考の中にある隠れた前提や常識を疑うことが必要、ということなんです。

でも、あなたもそんな癖がありませんか?特に、ビジネスでうまくいっている方ほど、過去の成功体験の枠内で、つい考えてしまいがちなのではないでしょうか?とはいえ、癖となっているものを矯正するのは、そう簡単ではありません。なにせ、自覚していないことも多いですから。

では、どうしたら、自分の中にあるそんな常識・前提を取っ払って、新しい考えやアイデアを発見することができるのか?僕が学んだ3つの方法をお伝えしようと思います。

①常に「なぜ?」「それって本当?」と疑うこと。

トヨタでは、トラブルに直面したとき、すぐに思いつく答えを安易に結論とせずに、本当の原因を探るために「なぜそれが起きたのか?」を5回繰り返し考えるようにしている。というのは有名な話ですよね。僕は、今回ビジネススクールで本当にこの「疑うこと」を痛感したので、自分のmacbookのモニターのところに「本当に?」という付箋紙を貼っておいて、常に忘れることのないようにしようと思いました(笑)

②手元にある情報・データ、いま知ってることがすべてだと思わないこと。

自分にはまだ知らない情報があること、業界や市場に新しい変化が起きうること、の可能性を前向きに疑ってみること、です。

例えば、僕は7年くらい前までシステムエンジニアをやっていたのですが、食品スーパーのPOSデータ分析システムを作っていたので、業界紙やネットのニュースサイトで、流通小売業のブームやトレンドの情報を定期的にとるようにしていました。

すると、ある時、地方の食品スーパーが「地域のお宅への宅配サービスを始めた」というニュースがありました。特に地方では交通の便が悪かったり、足の悪いお年寄りも多くいたりするので、この宅配サービスを始めたようでした。

忙しい夕方の買い物の時間に、お客さんの自宅1軒1軒に宅配するためには、売り場から注文のあった商品をピッキングする人が必要になる。それをお届けする人も必要になる。そんな面倒臭いことは、効率化を重視する大手スーパーは簡単にはマネできないだろう。これは大手スーパーとの差別化になるだろう。おそらくこのスーパーは、そんな考えで始めたんだろうと思います(これは僕の推測ですが…)。

ですが、ちょっと前から「セブンイレブンが宅配を始めた」というテレビCMを見るようになりました。ホームページを見る限り、あくまでセブンイレブンで売っている商品を宅配する、というもののようです。食品スーパーで売っている生鮮品などは扱っていないようですので、そこはまだ食品スーパーの強みと言えるかもしれません。でも、その前提も疑うべきなのかもしれません。実際、数は少ないと思いますが、生鮮品を扱っているコンビニもあります。それに、セブンイレブンがやったように、大手の食品スーパーがやりだしてもなんら不思議ではありません(というか、調べてみたら、例えばイオンでも「イオンネットスーパー」というサービスがすでにありました)。

今までの”当たり前”とか”思い込み”がずっと同じだとは限らない、ということですね。それを疑って、業界の新しい動き、情報を意識して掴んで、変化を前もって予測できるかどうかが重要なんだと思います。

③別の見方ができないか?逆のことが言えないか?考えてみること。

例えば、ダイエット業界は新しいものがドンドン出てきますよね?ダイエット食品もあれば、ライザップのようなフィットネスクラブもあります。それって、「ダイエット商品は人気」ということが言えそうですよね?

でも、別の見方をすると、今までのダイエット法では成果につながっていないから、スタンダードとなるような方法がないから、新しいものがドンドン出てきている、とも言えますよね?ということは、今、世の中にあるダイエット商品やフィットネスクラブでは成果を出せない原因を調べていけば、新しいチャンスが見つかる可能性がある、と言えるでしょう。

他にも、スマホは10代20代の若い世代を中心に広まっている。だから、彼ら向けにスマホアプリや周辺アクセサリーを作ろう、というのは容易に考えつきますよね?ですが、インターネットで調べたところ、2013年の時点では17.9%だった60歳以上のスマホ保有率は、3年後の2016年では47.0%。実に2.6倍になっていて、この3年で伸び率が最も高いのは実は60代、というデータがありました。

60歳以上の高齢者にここまでスマホの普及が広まった理由まではわかりません。ですが、もし、3年前の時点で、「60歳以上の方にもきっとニーズはある。けど、それを満たしてくれる商品がこれまでなかったのでは?」と逆の見方をすることができれば、新しいチャンスをいち早く掴むことができたかもしれませんよね?

さて、あなたのビジネス、あなたの業界で疑うことができる、隠れた前提・常識はないでしょうか?ぜひ、前向きに、無理やりにでも幅を広げて考えてみてはどうでしょうか?そうすれば、新しいビジネスチャンスが見つかるかもしれませんので…

-藤岡将貴

藤岡 将貴

大学卒業後12年間、システム・エンジニアとして自社開発プログラムの企画・開発に従事。その中で、いかにして商品を売るかを模索してきた中で、セールスライティングの技術にその可能性を感じ、【ザ・レスポンス】の「12週間セールスライティング通信講座」でセールスライティングを学び始める。その後、2013年に第1期メンバーとして参加した「セールスライター養成講座アプレンティス」をキッカケに、翌2014年にダイレクト出版に入社。寺本隆裕の監訳本のPPC広告担当を経て、現在は、ダイレクトメールの企画・作成を主に、プロモーションの企画とセールスライティングを担当。

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