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恥ずかしい?

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

とても興味深いコメントをもらいました。

先日、コピーライティング専門ブログ・レスポンスコピーで、僕がどうやって実際にメルマガを書いているのか、というビデオを公開していました。(もう、公開は終了しています)。メルマガを書いている様子を全部パソコンの画面を録画して、それを音声解説付きで公開したものです。

大体ひとつのメルマガを書くのには60分くらいかかっているので、それを20分ずつ3日間に分けてビデオを公開していました。

で、そのビデオを見てくれた読者の方から、こんなコメントをもらいました。
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ありがとうございます。

この3部作はすごく参考になりました。

でも、自分が記事を書いているところをそのままビデオにして公開するのに

恥ずかしくありませんでしたか?私だったら恥ずかしいなあ。

寺本さんの勇気に感謝です。
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コメントをくれた方、いつも見てくれて&コメントをしてくれてありがとうございます!

「恥ずかしい」

このキーワードを見たとき、僕は一瞬、意味が分かりませんでした。特に勇気を振り絞って公開したわけでもありませんでしたし。。。

「ん?オレはこの3日間、恥ずかしいことをしていたのか?」

ちょっとどきっとしました。ビデオに何か変な映像が映っていたんじゃないか、、、そんなこともちらっと思ったりしました。

ですがしばらく考えて、意味がわからなかった理由がわかりました。それは、僕の考え方が以前と変わっているからだったのです。

確かに、以前の僕の考え方なら、もしかすると自分の仕事内容を公開するのは「恥ずかしい」と感じていたでしょう。あるいは、自分よりももっとうまく文章書ける人なんていくらでもいるのに、こんなことを書いても誰も見てくれないだろう・・・と、そもそも公開すらしなかったかもしれません。

でも、その考えを、意識的に変えていたことを思い出しました。

恥をかく恐怖

以前の僕は、多くの人と同じように、「恥をかく」ということに強い恐怖を感じていました。失敗して恥をかいたら、しばらくはことあるごとにそれを思い出して気持ちが落ち込むこともありました。今時点でも、それを完全に克服できているか、と言われると、全くそんなことはありません。

実際、今でも、システムエンジニア時代の大失敗について、覚えています。

当時東京の大手IT企業に勤めていた僕は、あるとき初めてお客さん(大企業のシステム担当の方)の前で自分の考えたプランを会議でプレゼンするという仕事がありました。こちら側は10人。お客さん側は、部長さんを頂点に10人。合計20人くらいの会場で、短いプレゼンテーションです。

会議が進行し、僕の番がやってきました。

「寺本と申します!今回から、○○部分の設計を担当させて頂くことになりました!どうぞ、よろしくお願いします!」

イスから立ち上がって、声を震わせながら、大声で勢い良く挨拶。・・・そして座り直したと思ったら、頭の中が真っ白に・・・

挨拶から30秒間。

・・・無言・・・

みんながちらちらとこちらを見る。。。空気がどんどん重くなる。。。ますます、しゃべることが出てこない・・・

とにかく何か発言しなければ、、、(挨拶しにきただけになってしまう!)そう思って口をひらきましたが、自分でも何を言っているのか全くさっぱりわかりません。結局10分くらいかけてプレゼンすべきところ、1分くらいで終わってしまい、会議室に気まずい雰囲気が流れます。

あわててその場にいた上司がフォローに入ってくれたので、何とかお客さんに意図を伝えることは出来たのですが、僕は顔を真っ赤にして、ずっとうつむいていました。もちろん、その会議の内容は全く頭に入ってきませんでした。

最悪なことにその会議には僕の同期も参加していました。彼は僕のことを「できないやつ」だと思ったでしょう。僕のプレゼンの少し後の担当だったのですが、そいつはそつなくプレゼンをこなしたばかりか、参加者の爆笑までとっていました(本音を言うと、そいつの番が回ってきたとき、心の中で「失敗しろ」と念じていました。。。)。多くの人が参加する会議で大きく差をつけられ、悔しい、恥ずかしい思いをしました。

「恥をかくことは悪いことか?」

ずっと、恥をかくことはダサいことだと思っていました。恥をかくようなことをする奴はダメな奴なんだと思っていました。

何をやってもうまくできて、そつなくこなす。そういう人がかっこいいのだと思っていました。そう言う人が成功できるんだと思っていました。実際あなたのまわりにも、頭が良くて器用で才能にあふれていて、何でもスマートにやってのける。そういう人がいるんじゃないでしょうか?

だからなるべく恥をかかないようにしなければいけない。
つい数年前までは、そう信じていました。

でも本当は、そうじゃないのでは?と気づくようになったのです。

実際僕が最悪のプレゼンの失敗をしたおかげで、変わったことがありました。
それは、周りの人や上司のプレゼンを「盗む」能力が高まったということです。そのときはわかりませんでしたが、今思い返してみると、味わったいろんな「恥」が自分自身の成長をサポートしてくれていたことに気づいたのです。

もう2度と失敗したくない。そういう強い気持ちが、プレゼンをする前の「じっくり準備をしておこう」という気持ちに繋がりました。「十分調べて資料を作ろう」という姿勢に繋がりました。もちろん、じっくり準備したところでまた失敗はするのです。そして恥をかくのですが、そのたびに決意がまた強くなり、学びが増え、成長していくようになりました。

最初の大失敗から2年後。僕は入社3年目にして、新しい大きな、重要プロジェクトの先発メンバーに抜擢されました。さらにその中でも重要案件の検討リーダーを任されるようになったのです。お客さんへの提案・プレゼンテーションがモノをいう、案件検討という仕事です。

任せてくれたのは、最初のプレゼンのときにフォローに入ってくれた上司です。見捨てずにずっと見守ってくれて、リスク覚悟で抜擢してくれて、育ててくれて、本当に感謝しています。もちろん、その新しい仕事でも何度も失敗して恥をかきましたが、上司のフォローもあって、そのたびに自分の成長につながりました。

もちろん、今でも失敗し続けています。数年前に書いたセールスレターなんて、恥ずかしくて見たくもありません。。。

反応は選択できる

行動して失敗するのは、ある意味100%コントロールできないことでもあります。でも、その結果について、自分自身がどういう反応を取るか、そこから学ぶのか?学ばないのか?は、100%コントロールできます。(7つの習慣の、第1の習慣です)

そして最も良くないのは、失敗することを恐れて、何もしないことです。

日本人は特にそうなのかもしれないのですが、例えば、「セールスレターの公開レビュー」とかを嫌がったりします。自分の書いたセールスレターの「ここが悪い」と指摘されているところをみんなに見られるなんて、恥ずかしくてやってられん。というものですね。

もうちょっとスキルを付けてからじゃないと恥ずかしいな、、、まだこんなレベルじゃ恥ずかしいから、もっと勉強してから、、、売れなかったら、同業者や家族、まわりの友達に恥をかくだろうな、、、

そういう気持ちがブレーキをかけてしまうのです。そして、一歩を踏み出せないのです。でも、僕の回りのうまくいっている社長さんの中には、失敗や恥をかくことを恐れずにまずやってみる。そしてそれから考える。という人がとても多いように思います。セールスレターの公開レビューみたいなのにも、積極的に手を挙げます。そしてできるだけ早い段階で失敗して、早い段階で知識を実体験にして、それからポジティブなアクションを取っていくのです。

実際のところ、他人は自分のことなんて、自分が思っているほど関心を持っていません。自分が長く悩むほど、他人は覚えていません。たとえその話を持ち出してきたところで、また恥ずかしい思いをしたり、嫌な気持ちになる必要はありません。笑って、「そんなこともあったよね。」と言えばいいだけだからです。そう言えるだけの自分になっていればいいのですから・・・

もし「あのとき、あぁだったくせに!」とネチネチ言ってくるような人がいたとしても、無視すればいいのです。そういう人と長く付き合っても、プラスになることはないでしょうから。

ちょっと話が色々飛んでしまったんですが、、、言いたいのは、

いいじゃん。恥かいても。それが、自分の成長につながるなら。

ってことです。

恥をかくことは、そのときはかっこ悪いかもしれない。でも、それをバネに成長できる奴は、かっこいい。と思いません?

映画のように、人は、「最初から完璧な奴が成功したストーリー」よりも、「ダメダメだった奴ががんばって努力して成功していったストーリー」が好きなのです。そういうヒーローに共感し、応援したくなるのです。そのヒーローに自分がなればいいんじゃないでしょうか。

fasdf

PS あー、ちなみに、、、昨日の小川の記事のように、恥ずかしい罰ゲームをやらされて恥をかくのとは違うので・・・

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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