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社長の要求の6割出来ればそれで良し!

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From:
1日3時間しか働かない
資産家型経営者 鈴木しゅん

『社長の要求の6割出来ればそれで良し!』

あなたは今のスタッフの仕事ぶりに満足していますか?

おそらく多くの社長さんはスタッフや下請けさんの
仕事に満足していないと思います。

    • 自分だったら、もっと売上をあげるのに・・・
    • 自分だったら、もっとお客様の要望に応えるのに・・・
    • 自分だったら、一つでも多くの現場に行って、夜遅くまで仕事をするのに・・・
    • 自分だったら、もっと効率良く仕事をするのに・・・
    • 自分だったら、お客様に好かれるような振る舞いをするのに・・・

  • 何で、給料を払っているのに、いうことを聞かないのだろう・・・
  • 何で、簡単なことをやれと言っているのに、やらないのだろう・・・
  • 何で、あいつはアホなのだろう・・・
  • 何で、他の会社のスタッフはこんなに出来るのに、うちのはダメなのだろう・・・

などなど、社長が抱えるスタッフに対する不満は
数えればきりがありません。

社長はスーパーマン

でもちょっと考えてみてください。

社長はある意味スーパーマンです。

営業もやり、資金繰りも考え、時には事務作業もこなし、
現場にも出る社長もいます。

社長は何でも出来るスーパーマンなのです。

スタッフに不満のある社長は、まず自分基準で人の能力を判断しています。

上記の不満の列挙の共通点は、社長自身だったらこうするのに・・・
という社長目線の不満です。

一般的に中小企業には優秀な人材は入って来ません。
というより、社長より優秀な人材は入ってこないのが、基本原則です。

もし万が一、社長より優秀な人材が入ってきた場合も、
その人は社長についていくのがアホらしくなり直ぐに独立するか
もっと将来性のある会社に転職します。

だから、社長はスタッフに過度の期待を持ってはいけないのです。

大前提としてあなたの会社にはあなた以外にスーパーマンはいません。

6割の力しか無いスタッフを活かせ

社長一人で仕事をしている状況では、思い描いた能力の100%を
出せると思います。

それは社長が作業をしているからです。

でもスタッフを雇うとたちまちその品質は低下します。

社長より能力の低い人材だからそれは仕方ないのです。

社長一人が100の力で、部下が60の力だったとします。
会社全体では、160の力になります。

このくらいなら社長がもっと頑張れば追いつけるかもしれません。

でも部下が10人集まると会社全体の力は、
社長100+社員60×10人で700になります。

ここまでくるととても社長一人では追いつけません。

だからスタッフが必要なのです。

期待をすればするほどストレスになる

でも社長はスタッフの仕事を見るとイライラします。
自分より能力が劣るから・・・。

それは、単純に社長がスタッフに期待をし過ぎなのです。

社長の頭の中は、会社をよくしたい、もっと儲けを出したい、
会社を大きくしたい・・・と会社のことでいっぱい。

でもスタッフの頭の中は、週末にはどこに出かけようかな、
奥さんのゴキゲンはどうかな、上司に嫌われたくないなあ、
昼ごはんは何にしようかな・・・
など会社の売上とは関係のないことで頭が占められていることが多いです。

売上を上げても給料が倍になるなんてことが殆どの場合、
存在しないからです。

そんな状況の中、もし仮に社長と同じ能力をスタッフが持っていたとしても
その力は100%発揮できません。

だから社長はもとから過度の期待をスタッフにしないほうが良いのです。

社長が期待する60%の力をスタッフが発揮してくれれば、
会社が成り立つ仕組みさえ構築すれば良いのです。

見込み客への見せ方

だからホームページやチラシなどで過度にうちのサービスは凄いんだと
見込み客を煽るのもいけません。

もちろんそれが出来ていれば、どんどんその凄さを宣伝すれば良いのですが、
そうでない場合は、見込み客の期待値を勝手にあげてしまい、
実際の現場で見込み客ががっかりしてしまいます。
クレームのもとです。

だからといって、お客様から見て嫌だと思うことを
スタッフに勝手にやらせて良いわけではないです。

例えば、お客様の目の前でタバコをすう。
これは絶対にやってはダメですね。

これはスタッフの能力の問題ではなく、意識の問題です。

能力に関する期待は、6割程度達成できればよしとしたほうが
良いですが、お客様への態度は社長もスタッフも100%で
あるべきだと思います。これだけは、ご注意ください。

6割で良しとするのと、単なる甘えを許すのは同じことではないです。

スタッフが理解できなければ、
「おまえの給料はお客様からもらっているのだぞ」
と教えてあげてください。

給料が不要な場合は、失礼な態度ももしかしたら
良いかもしれませんが、そうはいかないでしょう。

誰だって生活するのに給料は必要です。同期は不順で良いのです。
給料ほしさにお客様に真摯に接することが出来れば、
お客様からしたらそれは100点です。

逆にお客様をどんなによく思っていても、表面上の態度が悪ければ、
お客様にとっては0点です。

お客様に嫌な思いをさせないことに関しては、スタッフに徹底して
行動させるように常に社長や幹部が部下を教育をしてください。

まずは社長の考え方を変えましょう

スタッフはミスをするものです。
数字面でも社長ほど結果を出せません。

もし今のスタッフの能力に不満があるなら、社長自身が
もっともっと高い能力を身につけるべきかもしれません。

そうすれば、社長の能力に近い、今よりも能力の高い人が
入ってくるかもしれません。

でも人はそんなに急には変われません。

だからそもそも能力の高い人があなたの会社に入社してくるとは
思わないでください。

能力の高い人はもっと将来性があり、
もっと給与の高い他の業界に行くか自ら独立して会社を起こします。

当然です。

だから、社長は気楽に今のスタッフを見守ってあげてください。
それがスタッフにとって仕事のやりやすい環境を生むと思います。

社長であるあなた自身がまず今のスタッフの仕事ぶりを受け入れ、
考えを変えてみてください。

あなたの感覚は社員にも伝わり、会社が変わっていくでしょう。

『社長の要求の6割出来れば良し!』です。

「まずは社長から」。期待しています。

本日はここまで。

-鈴木しゅん

追伸

わがまま社長のための林間学校。
富士の麓にある西湖で無事に終えて来ました。

今回は40名規模の合宿セミナーでした。

年商ではなく年収が200億円以上もある私のパートナーも
ゲスト講師で来ていただいて本当に
参加者みんなが充実した時間を過ごして
帰られました。

念願のキャンプファイヤーを予定していたのですが、
な、な、なんと、季節外れの台風で中止…号泣!

代わりに体育館でロウソクを使って
キャンドルファイヤーを行いました。

私が「キャンドルしゅん」になって
アラブの民族衣装を着てキャンドルに火をつけました。

夜は朝まで語り合い、昼間は社長としての仕事の
効率化を学び、ワーク形式で幹部とともに
仕事の設計をする。

この合宿セミナーの目的は
社長の仕事を一日3時間に短縮して、
年収を3倍にアップし、わがまま社長をつくりだすこと。
そしてそのわがまま社長とともに海外に遊びに行ったり
世界中で仕事のできる環境を作っていくことです。

将来的にはわがまま社長つまり私の仲間は1000人
欲しいと思っています。

その仲間とともに日本を変えていきます。

愛と笑いの日々。

ここから何かが変わると思います。

未来が楽しみです。

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