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迷っても悩んでも、チャンスは逃さない

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From:高橋大介

自宅の近くにご年配のご夫婦で営んでいるパン屋さんがあります。

朝7時から営業、昼ころに行くと、もうほとんどパンは残っていません。パンを買うと、必ず何か小さいパンをおまけしてくれます。私だけ特別扱いかと思いましたが、そうではありませんでした。パンを買ってくれた人全員にパンをおまけしていたのです。

この店のパンは、天然酵母を使っているため、噛みしめるほどに深い味わいです。近所には、他にも大きなパン屋さんがあり、品数はそちらの方が多く、また違ったおいしさです。

正直迷ってしまいますが、人柄、雰囲気でご夫婦パン屋さんに傾いてしまいます。このパン屋さん、味に加え、その人柄と雰囲気が再来店させる要因になっているようです。

日常的に、どっちにしようかという二者選択の場面があなたにもあると思います。どっちにしようか悩んでしまう・・・ ラーメンにしようか、そばにしようか。ラーメンなら味噌ラーメンか醤油ラーメンか、そばなら天ぷらソバ、もしくはもりソバか。

どっち派なんてこともありますよね。僕は「ゴジラじゃなくてガメラ派だよ」とか、「鉄腕アトムじゃなくて鉄人28号だよ」、「北斗神拳のケンシロウより南斗白鷺拳のシュウだよ」といった具合に。

ふざけているわけではないのですが、このように楽しく悩むことができるのも、ある程度の情報があってのこと。

そもそも何も知らなければ楽しい悩みも生まれません。人はある程度の情報があってこそ、買い物をしたり、ご飯を食べに行くことができます。

期待感を持って「行きたいなー」とか「欲しいなー」とか欲求を膨らませるからです。映画の予告編なんてまさにそうですよね。

全く内容を知らない人でも予告編を観て「すごそー観たいな」、前評判を観て興味を持っている人なら、なおさらのこと、予告編を観て「絶対観るぞー」となるでしょう。しかも予告編は何回も流れるので、その欲求は高まるばかり。

そんな情報を得られるからこそ、どっちにしようか悩むことができるんですよね。ありがたいことです。 この世の中、情報が氾濫しすぎて問題にもなっていますが、あとは各々でチョイスしていくしかありません。

あなたがビジネスをされているなら、逆に、氾濫している情報の中でいかにキャッチーに相手を惹きつけるか、考える必要があります。

あなたのビジネスの存在、内容、魅力といった情報を数多くの人に伝えるために。そのために、キチンと相手にとってのベネフィットを伝えることも重要です。

懺悔しますが、私は過去、キチンと伝えなかったことがあり、今でも反省材料の一つになっています。 詳しく述べることはできませんが、私が伝えた内容がキチンと伝わっていると勝手に思い込んでいたのです。

友人であれば、なおさら過度の期待はしないことです。友人関係が壊れることにもなりかねません。

あたりまえのことですが、他人は自分と同じ思考、行動パターンではありません。なので「ここまではやってくれるだろう」なんて思わないことです。

賢明なあなたには分かりきっていることかもしれませんが、あなたのようにすぐ行動できて、紹介しまくることが出来る人間は少ないのですから。

人をあてにしないであなた自身が動くしかありません。そのうち、出会いとか不思議にチャンスが訪れます。

あなたのビジネスの存在、内容、魅力を知らせるために、資金があるなら、ガッツリいきましょう。リスクを背負わないなら、それなりのものしか得ることはできません。

ケチはいけません。でも少しは後先のことも考えましょうね(自分に言っています)。

もし、資金がないのなら、お金のかからない方法でやるしかありません。そのかわり時間はかかると思ったほうがいいでしょう。

ターゲットに電話をかけまくるとか、飛び込み訪問するとか、所有しているリストにセールスレターを送るとか(もちろん郵券代はかかります)、やってください。

私も過去、テレコール営業だけで5万件以上やっていましたが、ヘロヘロになりストレスはたまります。自分を鼓舞しなければやってられません。

そんな時「俺はやれる、俺はやれる、俺はやれる」と呪文のように唱えていました。どこかロッキー・バルボアのつもりになっていたのかもしれません。

10年前くらいになりますが、私は不動産購入のため融資を受けようと、大手銀行の飛び込み訪問をしたことがあります。1件目、2件目の銀行には軽くあしらわれましたが、3件目の銀行に拾ってもらうことができました。

その銀行の担当者が、私と同い年という事もあったのか、ウマが合い積極的に動いてくれたからです。 本当に、人生どこでどんな人に会えるなんて予測できません。

人間の死亡率は100%ですが、いつ死ぬかなんて誰もわかりませんし。 だから、悔いの残らないように出来る範囲で行動したいものです。

何が言いたいかというと、結局は「行動力がモノを言う」ので、スキルを身につけても行動しないともったいない、ということです。

迷っても悩んでも、是非あきらめないで行動してください。 そうすれば、誰しもチャンスは訪れますよ、きっと。

−高橋大介

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