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経営者よ、命を燃やせ

2013.6.19 | ,
  •  

From:1日3時間しか働かない資産家型経営者 鈴木しゅん

時間は誰にでも平等。でもその使い方は人それぞれ。

時間を無駄にしていませんか?
経営者であるあなたの時間は、他の人よりお金換算で貴重なものです。

時間は誰にでも平等といいますが、その価値は人により大きく違います。
1時間を与えられて1万円の価値しか生み出せない人間と、同じ1時間で100万円の価値を生み出す人間とでは100倍の差があります。

ザ・レスポンスの読者は経営者様、社長様が多いと思いますが、ほとんどの会社では社長の給与が会社で一番高いと思います。
スタッフの3倍~5倍以上もらっている社長がほとんどではないでしょうか。

その社長がスタッフと同じ事をしていてはダメです。
例えば、以下の行動を社長さんがとっている会社は危険です。

  • 社長が銀行に記帳や振込などの作業的な用事で行く
  • 社長が印鑑証明などの発行の仕事で役所に行く
  • 社長が現場で作業をする
  • 社長が事務作業をする
  • 社長がゴルフばかりしている
  • 社長がキャバクラ通いをしている
  • 社長がテレビばかり見ている
  • 社長が何もしていない

などなど、社長さん自らがスタッフでも出来る仕事に時間を使っている状況は会社にとっては非常に危険です。

職人さんの親方などはもしかしたら現場がそのまま仕事場のイメージが強いので、常に現場に居続けるかもしれません。
でもいつまでたってもその体力が維持されることはありません。
体力は必ず衰えます。
60歳程度の給料を一番もらっている親方が40歳付近の一番働ける職人と同等の仕事量をこなせるでしょうか?

給料はもしかしたら2倍もらうことがあるかもしれませんが、仕事量を2倍はまず無理でしょう。
2倍どころか7割くらいの仕事しかできないかもしれません。

給料を上げたいなら、営業の仕組み作りなどのもっと稼げることに社長の貴重な時間を使うべきです。

時間は人の命そのもの

これからは自分の時間は命を削っている貴重なものだとの認識をしてください。
『今』という時間は一瞬で『過去』になってしまいます。

誰にでも死ぬ時がやってきます。それが明日なのか30年後なのかは誰にもわかりません。
でも必ず人は死にます。

ダラダラと過ごす1時間も、一生懸命に仕事に向きあって自分自身を成長させる1時間も、同じ1時間です。
でもその1時間の積み重ねが10年後に大きな結果の差を生みます。

時間の大切さを、自覚するために、当社ではキッチンタイマーを仕事に利用しています。
キッチンタイマーで集中して仕事をすると、疲れきって、とても残業なんて出来ない状況になります。

つまり夜遅くまで残業しているスタッフは、どこかで気の抜けた時間を多くとっているということです。
そんな時間があるくらいなら、集中して仕事をこなし、早く帰宅して家族を幸せにしてあげたほうが良いと思います。

ある有名なアメリカの経済誌の調査では、ほとんどのエグゼクティブがものごとの達成に関わる時間は一日のうちほんの40分程度だという調査結果を発表しています。
1日10時間程度仕事をしていたとするとそのうちのほぼ90%以上もの時間は成果とは関係のないことをしているという調査結果です。

合理化主義が徹底されたアメリカのエグゼクティブでさえそのような結果なのですから日本の社長さんなんてほとんどが成果に繋がっていないことに時間を費やしていることと思われます。

命を燃やせ

時間は本当に貴重です。誰にとっても貴重なものです。

人生50年と言われていた戦国時代などは20歳程度の若者でも意識がしっかりとしていました。
今では、40歳でもまだまだ子供な大人が存在します。
それは、おそらく今という時間を大切にしていないことの積み重ねが原因だと思います。

人生は短いものだと捉え、一瞬を大切にし、物事を真剣に考え、行動する。
時間イコール命だと言いましたが、時間をムダにすることは命を粗末にすることと同じです。

だから命を燃やしているのだと思うくらい、一瞬一瞬を真剣に過ごしてみて下さい。
これをしていけば、おのずとしっかりした人間、しっかりした会社になります。

同じ1時間。でも結果は違う。
皆さんは是非、人生を素晴らしいものに変えていかれることを期待します。

『時間は人の命そのもの』。
あなたの今日1日はあなたの寿命を1日減らす大変貴重な時間です。
明日やろうではなく、やらなければいけないことは今日やってください。

「まずは経営者から」。期待しています。

本日はここまで。

-鈴木しゅん

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