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ダメな部下?

2011.12.12 | ,
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From:小川忠洋

From:小川忠洋 ダイレクト出版

大阪のオフィスより、、、

もしあなたが、子供の親であったり、部下を指導する立場だったり、あるいは、何かを教える立場なら、、、今日のメルマガは注意して読んでほしい。

これは実際にあった本当の話である・・・

++

ある学校で、生徒を実力別に分けるための試験が行われた。しかし、この時手違いで、テストの結果、

・成績の悪い生徒達→成績の良いクラス

・成績が良かった生徒達→成績の悪いクラス

という振り分けをしてしまった。

つまり、まったく逆のクラス編成になってしまったわけ。

その結果、、、

1年後には、その間違ったクラス編成どおりの 成績になってしまったのだ。

つまり、それまで成績の悪かった子供達の成績の方が、成績の良かった子供達を上回ったということ。

++

これは、有名なピグマリオン効果のお話。

だけど、一体どうしてそんな事が起ったのだろう?多分、こんな感じだろう。

成績の悪い子供達を受け持った先生は、「この子達は成績優秀な子ども達です」と言われて受け持った。

実際に授業が始まると、当然のことながら子供達の理解度は低い。

そこで、先生はあれ?と思いながらも、こう思ったはずだ。

「この子達は優秀なんだからできるはず」「ひょっとしたら、自分の教え方が悪かったのかも?」「今日は、ちょっとみんな調子が悪かったのかな?」

そこで、自分の指導方法の改善を試みたかもしれない。何より、「この子たちはできるはず!」という確信をもって接していただろう。

そして、その結果本当に子ども達の成績が伸びた。

子供の親として、あるいは、部下を持つ一人のビジネスマンとして、最も大切なのは、イメージである。

自分の子どもや自分の部下を、どう思っているのか、どういうイメージを持っているか?それが、指導をするときに最も重要なポイントだ。

「あいつは仕事ができない」「この子は勉強が苦手」「どうして、いつも失敗ばかりするんだ」

というイメージを抱きながら、何かを教えたり、指導したりしても成果はかんばしくないだろう。

そんなとき、我々は、どうしてコイツは、、、どうしてこの子は、、、と相手のせいにしてしまう傾向がある。

しかし、本当は、相手よりも自分自身の方が、大きな責任を持っているのかもしれない。

「ダメな生徒なんていない。ダメな教師がいるだけだ。」

誰かがこんな事を言っていた。

小川忠洋 

PS:僕にとって最高の教師の一人は、彼だ。
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