トップ > ブログ >  > 殺人が正当化される?

殺人が正当化される?

2010.9.24 | ,
  •  

From:寺本隆裕

人を殺すことが正当化されるなど、ありえるのでしょうか?

暴走する路面電車

あなたは路面電車の運転士で、時速60マイル(約96キロメートル)で疾走している。前方を見ると、5人の作業員が工具を手に線路上に立っている。電車を止めようとするのだが、できない。ブレーキがきかないのだ。頭が真っ白になる。5人の作業員をはねれば、全員が死ぬとわかっているからだ(はっきりそうわかっているものとする)。

ふと、右側へとそれる待避線が目に入る。そこにも作業員がいる。だが、一人だけだ。路面電車を待避線に向ければ、一人の作業員は死ぬが、5人は助けられる事に気づく。

どうすべきだろうか?ほとんどの人はこう言うだろう。「待避線に入れ!何の罪もない一人の人を殺すのは悲劇だが、5人を殺すよりはましだ」。5人の命を救うために一人を犠牲にするのは、正しい行為のように思える。

さて、もう一つ別の物語を考えてみよう。今度は、あなたは運転士ではなく傍観者で、線路を見おろす橋の上に立っている(今回は待避線はない)。線路上を路面電車が走ってくる。前方には作業員が5人いる。ここでも、ブレーキはきかない。路面電車はまさに5人をはねる寸前だ。大惨事を防ぐ手だては見つからない。

そのとき、隣にとても太った男がいるのに気がつく。あなたはその男を橋から突き落とし、疾走してくる路面電車の行く手を阻むことができる。その男は死ぬだろう。だが、5人の作業員は助かる(あなたは自分で飛び降りることも考えるが、小柄すぎて電車を止められないことがわかっている)。

その太った男を線路上に突き落とすのは正しい行為だろうか?

ほとんどの人はこう言うだろう。「もちろん正しくない。その男を突き落とすのは完全な間違いだ」

誰かを橋から突き落として確実な死に至らしめるのは、5人の命を救うためであっても、実に恐ろしい行為のように思える。しかし、だとすればある道徳的な難題が持ち上がることになる。最初の事例では正しいと見えた原理 ー 5人を救うために一人を犠牲にする ー が2つ目の事例では間違っているように見えるのはなぜだろうか?

最初の事例に対するわれわれの反応が示すように、数が重要だとすれば、つまり一人を救うより5人を救うほうが良いとすれば、どうしてこの原理を第二の事例に当てはめ、太った男を突き落とさないのだろうか。正当な理由があるにしても、人を突き落として殺すのは残酷なことに思える。しかし、一人の男を路面電車ではねて殺す方が、残酷さが少ないのだろうか。

*****

今話題の本、これからの「正義」の話をしよう、の32ページから引用したこの部分。あなたはこの事例について、どう思いましたか?

この本にはこのような意見がわかれる事例がいくつも紹介されていて、とても興味深く読ませてもらいました。レスポンスの読者にも、読まれた人は多いんじゃないかと思います。

読むとわかるのですが、基本的に全ての事例について、どっちが正しい、という結論は書かれていません。ある見方の人はこう言うだろうし、また別の見方の人はこう言うだろう。というような形で、文章は展開されています。物事の見方に対する、色んな価値観を知ることができるので、この本はプロモーションのアイディアに色々使えるんじゃないかな~などと、読んでみて感じました。

で、今日はこの本のアイディアを参考に、こんなテーマを考えてみました。

「高い商品を売ることは悪か?」

レスポンスの読者のほとんどは、何らかのセールスに関わっている人たちだと思います。自分の商品や他人の商品を、誰かに売る。そしてお金をもらう。そういう活動をしているんじゃないでしょうか?

では質問です。いくつかの例を挙げるので、それを参考に、高い商品を売ることは悪か?ということについて、コメントを入れてください。一番いいコメントをくれたチャンピオンには、、、最近みなさん興味津々の、ダン・ケネディの首ふり人形(写真)をプレゼントします。

デスクに置いておくと、ケネディから見張られているようで、生産性が120%アップすると噂のアイテムです。アメリカに行って、ケネディのセミナー(20~30万円くらいする)に参加しないと買えない貴重な品です。しかも激レア、ビル・グレイザーの紳士服店「Gage(ゲージ)」の袋(服を買ったときにもらえるビニール袋)に入れてプレゼント。ぜひぜひ、いいコメントを待っています。

プラスもうひとつ、条件があります。それは、レスポンス・ゴールド・プラスのメンバーに限定するということです。理由はもちろん、たくさんの人にメンバーになってもらいたい、ということなんですが、、、あなたが今日メンバーに入った方がいい理由があるからです。

それは、今日(金曜日)で、19,800円で売っていたダン・ケネディのマニュアル「ベスト・オブ・ダンケネディ」の無料プレゼントオファーが終了になる、ということです。

レスポンス・ゴールド・プラスのメンバーをお試しすると、このマニュアルが今日まで無料でもらえます。だから、いつもレスポンスのメルマガを読んでくれているあなたは、絶対に無料の今のうちに申し込んで、このマニュアルを受け取った方がいいと思っているのです。

明日よりも今日申し込む方が19,800円分得なので(このマニュアルから得られるリターンを考えたら、もっと?)、売り込みが嫌いな人に嫌われるリスク覚悟で、プッシュしています。ぜひ今日をきっかけに、メンバーにお試し参加してみてください。お試し価格はたったの980円です。

レスポンス・ゴールド・プラスをお試しして、ベスト・オブ・ダンケネディを無料で手に入れるにはここをクリックしてください。

では、事例を挙げてみましょう。

事例1)1万円で販売しているマーケティングマニュアル。それを元にしたほとんど同じ内容の1日セミナーを開催することにした。参加費は一人5万円。形を変えただけで1万円のものを5万円で売ることはいいことか悪いことか?もしそのセミナーが10万円ならどうだろうか?100万円ならどうだろうか?

事例2)参加費40万円のマーケティング・セミナー。一般参加者は40万円を支払って参加しなければいけないが、破産寸前のビジネスオーナーで、貯金もほとんどない参加希望者(このセミナーで得られるヒントやアドバイスを、死ぬほど必要としている)にも、なんとかこの40万円を出させて売ることはいいことか悪いことか?あるいは可哀想だから、この人には格安の5万円で参加できるようにすることはいいことか悪いことか?

事例3)あなたは整体師。長年腰の痛みを訴えている患者がやってきた。見てみると、高くて長期の治療をするのがベストだとわかった。しかし収入の少ない患者は、できるだけ費用を抑えたいと思っている。この患者に、長期の治療を勧めて超高額の費用を負担させるのはいいことか悪いことか?

事例4)あなたは火災報知器の営業マン。高性能(いざというときに命を救ってくれる確率が、他社製品よりも高い)だが、その分高価格だ。その火災報知器を、貯金がほとんどない貧しい家庭に売るのはいいことか悪いことか?あるいは貯金がたくさんある裕福な家庭に売るのはいいことか悪いことか?

では、コメントをください。

一つの事例に対する意見でも、全体の事例トータルとしての「高いものを売るのは悪か?」という内容に関する意見でもOKです。あなたからのコメント、待っています。

fasdf

PS ステップは簡単です。

ステップ1.レスポンス・ゴールド・プラスのメンバーにお試し参加する。
→ お試しはここをクリック

※金曜日中にお試しすると、19,800円で販売していたマニュアル「ベスト・オブ・ダンケネディ」が無料でもらえます。

※もちろん、すでにメンバーの方は何もする必要はありません。ステップ2に進んでください。

※過去にメンバーだった方も、特別に再参加できるようにしています。

ステップ2.コメントを入れる。事例を参考に、「高い商品は悪か?」というテーマについてコメントをください。

ステップ3.待つ。一番いいコメントをくれた方に、ダン・ケネディの首降り人形をプレゼントします。発表は来週の金曜日予定です。

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

寺本隆裕の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading