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※誤送信ではありません※

2016.7.25 | ,
  •  

From:寺本隆裕

※先日、社員向けに送ったメールが社内で好評だったため、
レスポンスでもシェアしようと思います。

※社内向けメールの誤送信ではありません(笑)

大阪のprivateオフィスより

仕事中の高木くんを隠し撮りw

ある商品の広告で使うアイディアを出してるところだそうなのですが、
黒板にキーワードがびっしり書いてありますね。

よく見てみると、
え?それってこの商品に関係あんの??

ってキーワードもたくさんありました。

が、、、

このような仕事のやり方は、
非常に素晴らしいやり方です。

というのも、
マーケティングの仕事というのは、
アイディアを出す仕事。

僕らのやっているのはアイディアビジネスなんです。

広告文でもセールスレターでも、
その成功を決めるのは「いいアイディア」。

アイディアの良し悪しで、
売上などの数字は全く違ってきます。

たとえば、自社の最近の事例でも、
普通のアイディアで売ったら数百万円くらいにしか
ならなかったであろうプロモーションが、
いいアイディアのおかげで10億円以上の売上に成長した、
なんてことがありました。

アイディアひとつでこんなに違うわけです。

じゃあ、いいアイディアを出すにはどうすればいいのか?
ってことですが、、、

改めて3つのポイントを整理しましょう。

①書き出すこと

たっくさん書き出さないといけません。
机に座ってうーんうーん、と唸って手が止まっているのは最悪です。

とにかく、頭の中に思い浮かんだことは全部、書き出す。
それが重要です。

考えるというのは「書く」ということです。

うんうん唸るのはただ迷ったり悩んだりしているだけ。

「考える=書くこと」

高木くんは、このアイディアがいいのかな?というのを考えず、
とにかく黒板にアウトプットしまくった、
という仕事の「プロセス」が最高に素晴らしかったわけですね。

②道具(ツール)を使う

アイディアアイディアっていいますが、、、
そもそもアイディアって何なんでしょうか?

それについては明確な定義付けがあります。

「アイディア = 既存のものと既存のものの組み合わせ」

何か既存のもの、既存の知識を複数組み合わせること。
これがアイディアの定義です。

有名な例だと、
車に乗ったままATMで現金の引き出しができる機械と
ハンバーガーショップを組み合わせて、
ドライブスルーのアイディアがうまれた、とか。

自転車とエンジンを組み合わせてバイクができた、とか。。。

なので原則として、
アイディアを出すためには、
組み合わせる「元になるもの」が必要です。

ウチの場合、出したいアイディアは広告コピーや
マーケティングのアイディアですから、
その「元になるもの」は「知識」です。

コピーやマーケティングに関する知識の
「量」と「質」の両方が必要です。

たくさんの情報量を持っている人は、
当然、その組み合わせのパターンが多くなるので、
アイディアの発想が出やすくなります。

そして、その持っている情報の「質」が高ければ、
アイディアの質も高くなります。

質の高い情報と質の高い情報を掛けあわせたら、
当然、いいアイディアになる可能性が高まりますよね。

じゃあ、アイディアの量と質を高めるにはどうすればいいか?

それは、
いいアイディア集を手元において、
それを見ながらアイディアを出していくということです。

いわゆるスワイプファイル、ですね。

美容師にとって、ハサミが商売道具であるように、、、
手術する医者にとってのメスが商売道具であるように、、、
我々マーケッターにとってはスワイプなどの資料が
商売道具、価値を生み出す道具です。

それなのに、スワイプなどの「資料」を使わずに使わないというのは、
美容師が髪を切るときにハサミを使わないのと同じで、
プロとして失格というか、それ以前に、「ありえない」状況です。

インプットの量と質を高めるために、
資料を<<必ず>>使いましょう。

③常にアイディアをインプットし続けること

特にマーケティングの技術まだまだ未熟なうちは、
頭の中にいいアイディアのデータベースが溜まっていないので、
常に、イケてる広告たちを眺めるなどのインプットが必要です。

「いいものをたくさん見る」

ということが、
いいアイディアを出したり、ビジネスのセンスを磨くための
先行指標になります。

(・・・以下略・・・)

ちなみに僕はこうやって、
ライティングの技術をマネジメントにも応用しています。

自分の強みを中心に、ビジネスをチューニングしている、ということかもしれません。

寺本隆裕

PS
マーケッターにとっての必須の「道具」。
もしちゃんとしたのを持ってないなら、たとえばこんなのはどう??

PPS
「ライティングの技術をマネジメントに応用する方法」

「自分の強みを軸にしたビジネスを作る方法」

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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