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それでも嘘をつきますか?

2016.5.29 | ,
  •  

From:ダン・ケネディ

以前、ミスをマーケティングの仕掛けに変えることについて話しましたが、ここではギアを切り換えて、私たち自身の行動を取り締まることについて目を向けていきたいと思います。

ウソつき、ウソつき、ズボンに火がついているぞ。

ご想像のとおり、以前マーサ・スチュワート(訳注:ライフスタイル全般のコーディネーター)がはりつけの刑のような状況にあったとき、多くの人が私の意見を求めてきました。彼女は刑務所で16ヶ月前後過ごすことになるのではないか、と私は予想しました。

彼女のケースは本当にためになります。というのも、有罪の可能性があったインサイダー取引に関しては有罪ではないという判決が下されましたが、彼女が取調中に嘘をついたため、結局、刑法上では有罪となり金銭面では大きな痛手を受けました。インサイダー取引の罪はなくなりましたが、嘘だけが残りました。

最初に逮捕されたときにただ真実を話して終わらせておくべきだったと言うと少し単純化しすぎていますが、真実を話して終わらせておくべきだったと言うことは間違いありません。

ニクソン元大統領は、盗聴しようとしていたとすぐに認めて国家安全保障に関するテープを燃やしていたら、弾劾騒動を生き延びること、または避けることができたのでは、と私はいつも思っています。クリントン元大統領の場合は、すぐに真実を話していたら、弾劾裁判という傷を受けず、あれほど不名誉な状況には追い込まれなかったのかもしれません。

ビジネスで失敗することは誰も避けられません。締切りに間に合わなかったり、プロジェクトをしくじったり、さまざまなことが起こります。失敗そのもの、そしてすぐに責任を認めるコストやそれを修正するコストがいくらかかったとしても、隠蔽するための最終的な総コストに比べたら、たいていわずかな額です。嘘をつくのは、非常に高くつくのです。

視点を広げて、強力な起業家や経営者が失脚していった様子を見ていくと、ビジネス上のミスや勝負の結果が失脚の理由であるということはほとんどないことがわかるでしょう。通常、その人の行動によって失脚しています。

ジャック・ウェルチが、彼にインタビューをしたハーバード・ビジネス・レビューのレポーターと性的関係を結んだこと=粗暴、傲慢、わがまま。マーサ・スチュワートがわずか40,000ドルのためにインサイダー取引を行なったこと=安っぽさ。マイケル・アイズナー(訳注:元ディズニーCEO)がディズニーを追放されたときにロイ・ディズニー(訳注:ディズニー創業者の甥)を怒らせたこと=傲慢で、得策ではなく、間違った闘いだった、ということが言えます。

他人を見ることは簡単ですが、自分自身をコントロールするのは難しいものです。私も、自己中心的で、傲慢で、気むずかしく、粗暴で、愚かでひどい行動をしてきたことは確かです。その中には嘘をつくことも含まれていますが、それだけではありません。ほとんどの場合、そのような行動のコストは高くつく結果となりました。

自分自身の行動を取り締まるということは、非常に難しいタスクです。プライバシーというものはなくなります。成功することで監査がやって来ます。合理的な考え方、つまりリスクと報酬を天秤にかけることは不可欠です。

結論:自分の行動を修正することは、少なくとも、広告のコピーを修正することと同じくらい重要だということです!

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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