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基準を上げよ

2015.5.12 | ,
  •  

From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

先週GW中にちょっとだけお見せしたマネジメントレターが、
意外と評判が良かったので、、、

今週も、過去にメンバーに送ったものをシェアしようと思います。

ちなみに今日(火曜日)、
これから新しいビジネススクール「セールス心理学」で講師してきます!

レスポンスの寡黙な実力者である昌子(しょうじ)セールスライターとのダブル講師です。
ウチの最新事例やセールスライティングの上級テクニックをシェアしてこようと思います!

ではでは、マネジメントレター行ってみましょう♪

==========

コングラチュレーション♪
aさんが今期の目標を達成しました!!

「**プロモーション」で売上をあげる、という目標で、

「7~9月の売上1120万円以上で評価5」

だったのですが、、、

7月、8月の売上だけで1,300万円をオーバーし、
ぶっちぎりの目標達成ですww

2014年の上半期の月の平均「**プロモーション」売上が230万円だったので、
今期はその2.8倍以上になってます。

aさん、おめでとう!

でも、
aさんが評価されるべきなのは、
その結果よりもむしろそのためにやってきた行動です。

aさんはどんどんアイディアをアップし、
山田さんや寺本のチェックを受けて、
OKになったものを随時「**プロモーション」で出していく、というやり方をしていました。

実際はそこでアップされていたアイディアの、
多分70%くらいは却下されていたと思うのですが(笑)、

aさんはそれでもめげずに主体性を発揮して、
どんどん新しいアイディアをアップして、で、OKになったものを、
どんどん「**プロモーション」で出していく、という風に行動していました。

企画や「**プロモーション」そのものについては山田さんにもレビュー等で、
だいぶ協力してもらっていたので、
山田さんのサポートがなければaさんの目標達成はできなかったかもしれません。

でも、
そうやって自分の目標達成のために強引に上司を利用する、
っていう姿勢こそ、とても評価できるところです。

やったね、aさん♪

今後はもっと「面白い」ハイクオリティな「**プロモーション」を企画していってください。
アイディアのアップが最近ペース落ちてるので、気を抜かないように♪

■事業部門合宿について

こないだ事業部合宿がありましたね。
全員に参加してもらいましたが、僕としてはちょっと危険な感じがしました。

というのも、今回の合宿は、全体的に緊張感がなかったからです。
(これは企画側の僕らの責任でもありますが、、、)

前回やその前は、もっとピリピリしていました。
みんなが持ってくる成功事例も、もっとエキサイティングなものでした。

僕がみんなに今回参加してもらったのは、
そういった緊張感や周りの事業部が頑張ってるところを「感じて」もらって、
一人ひとりが発表して、緊張する体験をしてもらって、
仕事の「基準」を上げてもらいたいと思ったからです。

が、もしかすると今回は逆効果だったかもと危惧しています。
「あ、こんなもんか」という低い「基準」ができてしまったのではないか、と。。。

「基準」というのは恐ろしいものです。

例えば僕もセールスレターのレビューを
社員の人から頼まれることがありますが、
きっちりリサーチしてくる人と、ほとんど何もやってない人の2種類に分けられます。

そして恐ろしいのは、、、
彼らは2人共「きっちり」やってるつもりだということです。

なぜなら彼らは2人共、
「自分の基準に照らし合わせると」、きっちりやっているからです。

でも、その「自分の基準」が低い人は、
自分の中でのOKの判定が甘くなり
→結果、何もやってないというレッテルを貼られます

「自分の基準」が高い人は、
自分の中でのOK判定が厳しくなり
→結果、ちゃんとやる人、きっちりやる人、と評価されます

例えば、セールスの担当になって間もない人から
セールスレターのレビューを依頼されたとき、
レターそのものではなく、基準の低さを指摘することが多いです。

例えば、
リサーチシートの「見込み客の悩み」の項目に、

「売上があがらない」

とだけ一言書かれてたら、
けちょんけちょんにします。

そこで「なんてセールスレターは難しいんだ」と
心が折れる人も何人かいましたが(笑)
でも「基準」は全ての仕事のアウトプットのベースとなるものなので、
それが低いと、当然仕事のクォリティは下がります。

それだけではありません。

もっと恐ろしいのは、
基準が低いと「自分ではがんばってる」つもりでも、

・他者や市場からは評価されない
・しかも、何で自分が評価されないか、成果が出ないかがわからない

ということになってしまうのです。

意味はわかりますね?

だからいつも、
意識的に「自分の中での基準」を上げるようにしてください。

ちなみに、壺(?)を作る人間国宝は、
出来上がった作品がちょっとでも気に入らないと、
割って捨ててしまうといいます。

素人は「それならちょっと割引して売ればいいじゃん」といいますが、
出来の悪い作品が世に出ると自分の価値が下がるからです。

そしてそのプロ意識こそが人間国宝を人間国宝たらしめる「基準」というわけですね。

こないだのレポートにも書きましたが、
僕らの売り物は「マーケティング」のクォリティです。
それ自体が、僕らが売っている商品のデモンストレーションになります。

顧客や全社の規範にならなければいけません。
背中で見せなければいけません。

だから、、、
基準を上げていきましょう。

「あなたの」基準を上げましょう。

そのためには、
常に高い基準の人の仕事を「見る」「体験する」というのが重要です。

ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」など本を読むもよし、
最高のサービスを体験してみるもよし、です。

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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