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クリック単価1円?新しい集客方法

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長部繁幸氏インタビュー(前編)
(ワールドラバーマーケット・株式会社アンビション代表取締役)

先日小川忠洋が【ザ・レスポンス】の読者でもある株式会社アンビション 代表取締役の長部さんへインタビューを行いました。

長部さんは、主に卓球用品の販売をされているのですが、まだあまり知られていないYouTubeのプロモート動画などを使って効率的にネットで集客をされています。また、1年間で年商を3倍にされた秘訣などについても、インタビューでお聞きしました。

今日は、このインタビューの内容を文字に起こしご紹介します。

それでは、インタビューの内容をお楽しみください。

小川 : きょうは長部さんに、いろいろ聞かせてもらいたいと思って、インタビューの場を設置していただきました。最初に軽く、長部さんの業種や、自己紹介でもないですが、どこでどういう仕事をしていて、みたいなのを軽く教えてもらっていいですか。
長部 : 今の仕事は、メインは卓球用品の販売で、国内で売られていない卓球用品を海外から輸入して売るという仕事をやっています。主な取引先は、中国であったりとか、イギリスであったりとか、ベルギーとか。
小川 : イギリス、ベルギーとかもあるんですか。
長部 : そうです。卓球の道具自体は、ドイツと日本と中国がメインなのですけど、それ以外でもインドのメーカーだったりとか、いろんな国のメーカーがあります。メーカーの数って、めちゃめちゃ多いんですよ。卓球用品のメーカーだけで、多分70メーカーぐらいあります。
小川 : そんなにあるんですか。じゃあ、結構熾烈なマーケットですね。
長部 : はい。ただ、やっぱり、大きいメーカーというのは本当に限られてます。大きいメーカーだと大体15とか20とか。
小川 : それでもそんなにいっぱいあるんですか。
長部 : はい。あります。
小川 : なかなかありますね。
長部 : そうですね。
小川 : なるほど。それで、長部さんは、卓球のラケットとかですよね。
長部 : ラケットとラバーをメインにやっています。
小川 : ラケットとラバーがメイン?
長部 : はい。ラケットとゴムですね。
小川 : ちょっと僕はわからないのですけど。
長部 : ラケットと、ラケットの表面に張るゴムです。このゴムというのが消耗品で、国内の商品だと、競技している人だと、大体2週間に1回、張りかえるんですよ。社会人の人で1カ月に1回ぐらい。
小川 : 結構な頻度で張りかえるんですね。
長部 : はい。で、1枚の単価が、大体、国内の商品で3000円から5000円ぐらい。自分が扱っている海外の商品だと、大体2000円から3000円ぐらいです。
小川 : ちょっと安いんですね。
長部 : そうです。自分のは中国製がメインなので。要は、海外のメーカーにお願いして、特注商品をつくってもらって、売っています。普通の市販の商品をやるのですけど、やっぱり、卓球の商品でも価格競争というのはものすごくて。それで、うち自体は、要は、一般の商品を売って、その後にバックエンドとしてそれよりも高い商品をいい材料を選んでもらったりとかして、性能を上げて売る、みたいな。
小川 : 台とかではないんですね。
長部 : 台とかではないですね。卓球のゴムと、ラケットですね。
小川 : それはどういった方法で販売されているのですか。
長部 : うちが扱っているもの自体は、動画を、ユーチューブを使ってプロモーションをするというような形です。
小川 : ということは、ネットで売っているということですね。
長部 : そうですね。ネットと、あとは店舗販売もやっています。高田馬場にお店を持っているので、そちらのほうでやっています。でも売り上げ自体は、ネットが9割。
小川 : え、そうなんですか。
長部 : はい。店舗が1割ぐらいです。
小川 : へえ。すごいですね。やっぱり全国から来るからですか。
長部 : そうですね。学校の先生からの注文がものすごく多くて。やっぱり、今は経済が悪いじゃないですか。要は、子供の卓球について理解してもらえないということが結構あったりとかして、学校の先生がその商品を売るのに、1カ月1万円を親御さんに請求できない、と。だからできるだけ安い商品を探しているという学校の先生が多くて。なので、学校の先生からの大量注文とかが結構多いんですね。
小川 : 学校の先生というのは、生徒に、そのラバーとかを売るんですか。
長部 : 生徒に売って、お金を回収したり、先生のポケットマネーから出して使わせたりいろいろですね。
小川 : なるほどなるほど。先生によって違うんですね。
長部 : 例えば都内の学校だと、卓球部で50人とか70人とかいるので、1カ月でそれなりの枚数になりますね。
小川 : なるほどね。それは、卓球用品をウエブで売るのがメインということですよね。
長部 : はい。
小川 : いつごろから、このレスポンスとかを見つけられたのですか。
長部 : 2008年の、多分5月とか、それぐらいですね。
小川 : 何経由で?
長部 : 全然覚えていなくて、オールインワンウェブコピーの、デモンストレーションか何かのDVDを配布していたのを見つけて。それから自分が、ヤニクアンダーグラウンドセミナーのお試しをして、そこから入っていきました。2008年の8月に、ヤニクアンダーグラウンドセミナーを受講するというメールを受けていたので。
小川 : ということは、一番初めに知ったきっかけというのは、ウェブコピーの情報を探していたと。
長部 : はい。
小川 : なぜ、ウェブコピーの情報を探していたのですか。
長部 : このときに、タイラさんっているじゃないですか。
小川 : ヒラさんですね。
長部 : そうですね。ヒラさんの、プロモーションか何かが、がんがんがんがん行われていた時期だと思うんです。それで、自分の友達の社長から「これってどんなのかね」みたいな話があって。それで、その系統でいろいろと調べていったら、たまたま見つけてという感じだった気がします。そのとき自分は、コピーライティングということに関しては興味を持っていなかったんです。
小川 : なるほどね。じゃあ、たまたまですね。
長部 : たまたまです。たまたま手にとって、それで、オールインワンウェブコピーのサンプルのDVDをあげるかわりに、ヤニクアンダーグラウンドセミナーのお試しをやってという話だったのだと思います。それが2008年8月の話で、それで何カ月後か・・多分、9月号か10月号ぐらいに、ワインライブラリーTVのやつを見て。
小川 : ゲイリー・ヴェイナチャックですね。
長部 : そうです。それを見て、これからは動画だと。それで、2009年の5月にはもうDVDをつくっているので。
小川 : じゃあ、今、動画をガンガンガンガンやっているということですね。
長部 : そうです。動画をガンガンガンガンやっています。
小川 : なるほど。効果的ですか。
長部 : めちゃめちゃ効果的です。
小川 : 具体的にはどういう?
長部 : 具体的には、ユーチューブのアクセスってものすごく多くて。
小川 : そうなんですか。
長部 : はい。
小川 : ユーチューブから、自社のサイトに来るアクセスが多いということですか。
長部 : そうです、そうです。
小川 : マジですか。へえ。
長部 : 多分、この辺のノウハウは、みんなまだあんまり、ユーチューブってあんまりやっていないじゃないですか。ユーチューブのチャンネルページからみんな飛んできます。
小川 : 詳しく教えてください。
長部 : 今やっているのは、プロモート動画から、1円とか2円とかの、クリック課金で、チャンネルページに飛ばす場合と、あとはユーチューブの動画を見せる、2つ選択できるんですよ。
小川 : チャンネルページに飛ばすのと、ユーチューブの動画を見る。
長部 : そうです。プロモート動画のところで、どっちを表示させるのかというのが、設定ができるんですよ。
小川 : プロモート動画って何ですか。
長部 : ユーチューブの広告……
小川 : 動画の中にぴゅっと出てくる広告? じゃない? あっ、プロモート動画というのが検索結果に出てきました。
長部 : そこから集客を結構やっているんですよね。
小川 : へえ。
長部 : それってすごく金額が安いので、単価が1円、3円なので、物販でも割が合うんですよ。特にスポーツ用品なんかは、やっぱり、学生の試合を見たりとか、そういう人が多いので、ユーチューブで動画を探している人が多いので。
小川 : このプロモート動画というのは、アドワーズですか。
長部 : アドワーズの中にあります、設定が。
小川 : じゃあ、プロモート動画を出したいと思ったら、アドワーズのアカウントをつくってということですね。
長部 : はい。そうです。
小川 : ユーチューブのアカウントでどうのこうのという話ではない。なるほど。へえ。
長部 : 世界選手権があったりすると、すぐに動画にアクセスされるので。
小川 : ほう。なるほどね。これは熱いですね。

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ーーーー 後編へ続きます ーーーー

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