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見込み客に伝えるメッセージ

2012.9.7 | ,
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From:北岡秀紀

FROM:北岡秀紀

今日、あるファーストフード店でハンバーガーを食べていたところ、トレイにふと目をやりました。
いつものような新商品の広告ではなく、ちょっとイイ話的なことが書いてありました。

その内容はこうです。

マヨネーズが好きではない女性が、マヨネーズ抜きでハンバーガーを注文しました。
するとスタッフが席までやってきて、「ちょっと違うマヨネーズなんで・・・」と言ってきたのですが、結局この女性はマヨネーズ抜きでいい、と断りました。

で、このスタッフがハンバーガーを持ってきたときに、「ご迷惑かもしれませんが、良かったら試してください」と別添えでマヨネーズを持ってきました。
この女性は、物は試しにとマヨネーズをつけてみたら美味しかった。

みたいな感じです。
原本が手元にないので、完璧にではありませんが、話の大筋は変わっていません。

この話を聞いてどう思いました??

このハンバーガーチェーンは、「ちょっといい話」的に扱っているわけですから、このスタッフの踏み込んだ接客をスゴイでしょ?と言いたいんだと思います。
(もしかすると、マヨネーズの良さを語りたいのかもしれませんが。)

これは叱るべきです。なぜなら・・・

でも、よく考えて見てください。。。
これ本当に「いい話」なんでしょうか?

確かに「この女性」視点に限定すれば、いい話ではあります。

しかし、私が、このチェーン店の経営者なら、このスタッフを叱っています。
善意でやったことはわかっているので、怒鳴ったりはしませんが。
ましてや、それを「いい話」と称して、たくさんのお客さんの目にさらすなんて、その担当者の首を締めます。
(おそらく「いい接客をしていること」「マヨネーズのこだわり」を示したかっただけで、担当者は何も考えてないんだと思いますが。)

なぜなら・・・このスタッフがワザワザ席まできて、一度注文したマヨネーズ抜きを「やめませんか?」と来るワケです。
この女性が(同じチェーン店の)他の店でもし同じことを2回やられていたとしたら?
「イヤイヤ、前、他の店でも一度『いらん』って言いましたやん!?」
とクレームになる可能性もあるわけです。

たまたまこの女性は初めての経験だったから結果オーライだっただけで。

もしマヨネーズの良さを伝えたければ、席にワザワザ行ってという一度目の確認はいらないはずです。
ハンバーガーを持って行く時に「良かったら試してください。こういうこだわりがあるんで・・・」と伝えればいいだけです。

想像力を働かせよう

で、何が言いたいかというと、見込み客に対してもう少し想像力を働かせましょう、ということなんです。

特に「いい商品」を扱っている会社にこの傾向が強いのですが。。。
「ウチの商品は本当に素晴らしいから」と語り倒し、ついでに他の商品の悪さを伝えていく。
自分が伝えたい事を伝える。こういうマーケティングやセールスをしている人がやたらと多い。

でも、見込み客の立場になってみてください。

あなたがどれだけ本当のことを言っていても、
「自分の商品を売りたいから、そう言ってるんだろ?」
と思われてしまいます。

マーケティングもしくはセールスというのは、自分たちのメッセージを伝える方法論です。
しかし、メッセージを伝える方法として、一番大きな声を出せば勝ち、ではありません。

「伝える」ではなく「伝わる」

お客さんに「伝える」ではなく「伝わる」メッセージになって、はじめて勝てるものです。
そのためには、お客さんにどんなメッセージが伝わるのか?を想像する必要があります。

それが想像できれば、
自社の良さを伝わるようにするためには、その根拠も一緒に語る・・・
自社の良さの前に、お客さんにとっての(取り扱い商品分野の)良き先生になる・・・
良き先生になる前に、お客さんとの信頼関係を築く・・・

本やセミナーなんかで教えてくれるテクニックなんてなくても、売れてしまいます。
逆にこれがなければ、いくらテクニックを学んでも仏を作って魂を入れず、です。

使い古された言葉ですが、
「お客さんの立場になって」
もう一度考えてみましょう。

ー 北岡秀紀

 

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北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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