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消費者思考から脱却しよう!

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

大阪の自宅より、、、

今日の記事を読んで、激怒する人がいるでしょう。気分を害す人もいるでしょう。でも構いません。なぜならそれが一つの目的だからです。激怒したとしても、あなたの行動のきっかけになれば、、、そう思っています。

しかし、もし今日のメールを読んだ後、クレームを言いたい気持ちにしかならなければ、、、そうする代わりにメールの受信を解除してください。きっと僕たちは、あなたのお役に立てないでしょうから。

それでは行きます。

よく、こんなメールをもらいます。

「コピーライティングで副業やりたいんですが、週に2時間くらいしか時間が取れませんがそれでもいけますか?」

「私は人と話すのが苦手なんですが、コピーで稼ぎたいと思っています。誰とも会わず、家にいてコピーだけ書いて、お金がそこそこもらえたらいいと思ってるんですが、やり方を教えてください。」

「家からあんまり出たくないんですが、どうやってクライアントを獲得すればいいんですか?やりとりも全部メールで済ませたいんですが」

あなたに質問です。

あなたは、お金を稼ぎたいと思っているのですよね?今よりもっと多くの収入を得たいと思っているのですよね?

・・・だったら、、、

「消費者」思考から一刻も早く抜け出すべし!

消費者思考とは、自分が「保護」されるべきだという考え方のこと。

消費者思考とは、自分には「権利がある」という考え方のこと。

消費者思考とは、誰かがどうにかしてくれるという考え方のこと。

「金を払ったんだから何があろうがこっちが偉い。結果が出ないのはお前(売り手や商品)のせいだ」という考え方のこと。「自分に対して起きている不幸な出来事、自分自身の今の望まない状況は、誰か自分以外の人や物事のせいだ」

という考え方のことです。

ワイドショーを見ながらソファーに寝そべり、ポテチを食べながら「このサプリ飲んでも全然痩せないわね」と言っているような消費者思考から一刻も早く抜け出してください。

色んな「ネットで儲かる情報商材」を転々とし、「これは知ってる情報だった。これは稼げないよ。」「手順通りやった。でも稼げない!」と言って、愚痴を言ったりそういうコミュニティに入ったり、2ちゃんねるに書き込んだりするような消費者思考から一刻も早く抜け出してください。

ボサボサの髪で、パジャマを着たまま、こたつに入ってカップラーメンを食べながらパソコンに向かい、「いい加減、ネットで売上を上げる超具体的な方法を教えてくれよ!お前は詐欺師か!」そんなメールを送るような消費者思考から一刻も早く抜け出してください。

「消費者」思考から一刻も早く抜け出すべし!

以前NTTの104の電話番号案内でやっていたサービス。電話番号を案内するだけでなく、その番号にそのまま転送してくれるというもの。便利なサービスだなぁと思っていたら、急にそのサービスは取りやめに。理由は、「転送されてからの電話料金が別途かかるということが、消費者にわかりにくくクレームが入ったから」。

「無料」ケータイゲームにおいて。無料ゲームの中に有料ゲームが混じっていることに対して消費者からクレームが入る。「無料じゃないじゃないか!」「無料ってのは単なるエサだったのか!詐欺だ!」と。そして政府は消費者の味方に付き、クレームを言う消費者を保護するような法律を整備。

甘い!

もちろん世の中の大部分が「消費者」であり、あなたはその「消費者」に向けてビジネスをしているということは常に肝に銘じなければいけません。「わかりやすく」することも「クレームに誠意を持って対応する」ことも「よりよい商品を提供する」ことも重要なことです。しかし、、、販売のプロであるあなたは絶対にそっち側に行ってはいけません。

世の中は消費者に対して過保護な状況です。

政府は国民を「保護」しようとし、「不公平」をなくそうとし、「どうにかしてあげよう」とします。そして多くの国民はそれを待ち、甘んじて受け入れ、そうしてもらうものだと思っています。雇用・景気を回復するのは政府の責任だとクレームを言います。「お前たちのせいでこうなってるんだ!」「なんとかしろよ!」と。

また政府は、高額所得者から多く税金を取り、それを分配しようとします。そして多くの消費者はそれが「当然である」

と思い、そのような人から選挙で選ばれた政治家もまた、それが「当然である」と考えます。「多数派は常に間違っている」という普遍の成功法則の効果が証明されているのに、「多数決で決める」というやり方で本当にいいのでしょうか?(政治の話は置いておいて。。。)

とにかくあなたは「自分が消費者である」というアイデンティティをいち早く捨て、「保護されて当然」のマインドセットから脱却しなければいけません。

「消費者」思考から一刻も早く抜け出すべし!

もしあなたが、コピーライティングで稼ぎたいと本当に思っているなら。それが副業であろうが本業であろうが関係なく、あなたはプロフェッショナルである必要があります。

そうであるためには、、、

・あなたはいろんなアイディアを試さなければいけません。

・あなたは自分の「コンフォートゾーン」を超えて、緊張する体験。嫌な体験。恥ずかしい体験をし、成長をしなければいけません。

・あなたは時間とお金と努力を投資し、猛勉強して、自分自身の価値を高めなければいけません。

コピーライティングは、比較的短期間で身につけることのできるスキルです。ライバルも少なく、需要も多い。それに「お金になる」スキルです。しかし、、、原チャリの免許のように、一夜漬けで手に入るものではありません。それに、消費者思考から抜け出さなければ、いくらテクニックを学んでも意味はありません。

だから、、、

誰かが何とかしてくれると期待するのはやめましょう(お金を払ったんだから、何とかしてくれ!とか、ましてや「無料でお願いします!」なんてのはもうやめましょう)。

自分の専門性を高め、価値を提供できる人間に「なる」ことに情熱を注ぐのです。時間と努力を投資する覚悟を決めるのです。自分の身の回りに起こるすべての出来事に、責任を負うのです。

「消費者」思考から一刻も早く抜け出すべし!

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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