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なぜ、とにかく無料であげるべきなのか

2015.10.4 | ,
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From:ダン・ケネディ

From:ダン・ケネディ

先週の「最近分かった意外な事実」の投稿で、スモールビジネスのマーケティングにおいて大切なのは、度胸だとお伝えしました。

例として挙げたのは、マレー・ラフェルの著書“But? WouldSaksFifthAvenueDoIt”(仮邦訳:しかし、サックス・フィフス・アベニューはそうするだろうか?)の中で、レストランビジネスの開業時に何の条件もつけずに無料のランチを提供する、という話でした。

確かに、1週間で1,000食ものランチを無料で提供するのは相当なコストがかかります。おそらく40〜50万円のコストがかかるでしょう。

しかし、無料のランチが本当に美味しく、それをきっかけに数百人が常連客になってくれたら、顧客獲得コストは、他の広告手法よりもずっと低く済むことは間違いありません。

どんなビジネスに対しても、この方法を適用することができます。実行に移す人はごくわずかでしょうが、ガッツがなければ成功は手に入りません。

ではここで、この方法を真似したスーパーマーケットのことをお話しします。

このスーパーマーケットが新たな地域に出店したとき、牛乳1リットルパック:5,000本、バター450g:5,000個、桃の缶詰:5,000個、そして紙ナプキン:5,000パックを無料で配ったのです。

どうやったらこんなことができるのでしょうか?このスーパーマーケットは、クーポン冊子を5,000冊印刷しました。4枚綴りの冊子で、1枚目の牛乳無料クーポンは1週目に、2枚目のバター無料クーポンは2週目に、という内容です。

店内で何も買わなくても、クーポンを該当商品と引き換えることができました。条件は何もありません。これこそが度胸です。

配布地域は店の周辺5,000世帯に限定し、クーポン冊子を郵送しました。1週目は、3,000枚以上のクーポンが引き換えられました。4週目には、およそ4,000枚にまで達していました。クーポンを使用したほとんどの人が、店内で他の日用品も購入しました。

5週目にはクーポンは無く、新聞広告も、ラジオCMやテレビCMも、看板広告もありませんでしたが、1週間で4,000人以上が訪れ、合計で50万ドル以上の買い物をしたということです。

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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