今日は、競争相手に打ち勝つ方法を紹介しようと思います。あなたよりずっと多くの資金を広告につぎ込んでいる大企業にさえ勝つことができますよ。

ほかの企業、特に有名ブランドのまねをするわけではありません。それはスモールビジネスのほとんどがおかす誤りですよ。

まねをするべきではない理由の一例を挙げましょう。

あなたは以前、「アメリカよ、10億ドル（1000億円）を取り戻せ」という広告を見たことがあるかもしれません。

H&R Block（H＆Rブロック、大手の税務サービス会社）は、あらゆるところへ広告を出していましたが、何と本物の1ドル札の上にさえ出したんですよ。

彼らは広告代理店と協力し、広告を印刷したステッカーを大量のドル札へ直接貼り付けたのです。

ステッカーにはこう書いてありました。「去年、自分で確定申告をしたアメリカの皆さんが受け取るはずだった還付金10億ドルが、回収されずそのままになっています。アメリカよ、10億ドルを取り戻せ」。この広告には、フリーダイヤルの電話番号、ウェブサイトのアドレス、「すべての方が税金の還付を受けられるわけではありません」という、大変小さな注意書きも載せてありました。

連邦法が禁止したので、H&R Blockはその後すぐにこのキャンペーンをやめました。ですが、このマーケティングキャンペーンをまねするべきでない理由は、法律のほかにもたくさん存在しますよ（いまだにこれが利口なやり方だと思っている人が多いのは承知していますけどね）。

その理由を以下に挙げましょう。

1. 広告ステッカーを貼った1ドル札が、顧客ターゲットの手へと渡る保証がない。それはお釣りにも使われるのですから、税金を納めない人がそのドル札を手にすることさえ大いにあり得ます。例えば、労働者ではない子供とか、外国からアメリカへ旅行に来た人ですね。
2. トラッキング可能なURLやフリーダイヤル電話番号がないので、キャンペーンの結果や効果を測定して確かめるすべがない。ステッカーにあるURLリンクは、ランディングページではなくウェブサイトのトップページへ誘導されるようになっていました。ランディングページではコール・トゥ・アクションが1つに絞られているのに対し、トップページでは閲覧者が取り得る行動がいくつもありますよ。
3. 誰かが広告付きのドル札を手に入れても、H&R Blockはどうやってこの見込み客の素性を知り、フォローアップをおこなうつもりだったのでしょう？この見込み客へ再度メッセージを届けられる確かな手段がまったくない状態で広告をばらまいたのだとしたら、そのやり方には致命的な欠陥があります。

もちろん、ほかの業者とは異なる方法でマーケティングや広告をおこなうのは悪いことではなく、そうするべき理由もいくつかあります。それによって、はるかに大きな成功を収められるだけでなく、H&R Blockのように資金力のある大ブランドへ立ち向かい、同じ土俵で勝負することもできるからですよ。

実際、チョーンシー・ハッター・ジュニアの小さな確定申告事務所は、同じ地域の競合相手であったH&R Blockの事務所を廃業させましたね。H&R Blockが従来の広告を利用していたのに対し、チョーンシーはそれを完全に無視し、ダイレクトレスポンス広告とマーケティングをおこなって競争に勝つことができたのです。

あなたにとって有利な状況を確保したければ、信頼できる、もうかるマーケティングシステムが必要になります。そして、それをすべての事業に活用することによって、不安やストレス、無駄な出費をなくすのです。これは一朝一夕には達成できませんよ。

これを実現するためには、実際にいくらかの時間と労力を投資し、ダイレクトレスポンス広告とダイレクトマーケティングを学ぶ必要があります。そして、ある程度理解できたら、私が提示する戦略、および手段を好みに応じて選び（あらゆるタイプの事業に合うものを用意しています）、あなたがおこなう具体的な事業と顧客ターゲットに合わせて応用することをお勧めします。行動を開始して実行するのです。

その後は2、3の戦略を追加で選び、実施します。知識と技術を習得する努力、ダイレクトレスポンス・マーケティングから好機を捉える努力を続けるのです。そうすれば、あなたの競争力はどんどん高まるはずですし、ほかの会社のオーナーに対する優位性も段々はっきりしてきますよ。

忘れないでもらいたいのですが、バカな人は誰でも、広告業者に言われるがままにどこかへ広告を出してしまう恐れがあります。実際、そうしている場合が多いですね。しかし、競争相手は皆、あなたが広告を出しているほとんど、あるいはすべての場所で広告枠を買う方法を知っていますよ。つまり、彼らがやらないことをしたければ、ダイレクトレスポンス広告とマーケティングのやり方を学んでください。

役に立たない広告費用の無駄遣いをやめるだけでなく、競争相手に完勝し、たちまち全国的なあなたの業種の平均売上高を超えることもできますよ。大企業だってやっつけることができるのです。

－ダン・ケネディ

あなたはネット集客でこんな間違いをしていませんか？

なぜ、ブログやHPを使ってアクセスを増やしても
売上に繋がらないのか？

なぜ、FBなどのSNSを頻繁に更新しても
集客数が増えないのか？

なぜ、広告を出しても
問い合わせが増えないのか？

これらは、ネットで集客しようと思った社長が行う
よくある間違いの典型例ですが、
ちょっとした順番を変えるだけで
集客数が増えるでしょう
↓
いますぐ確認する