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大きな結果を掴め!

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From:ダン・ケネディ

From:ダン・ケネディ

前回は、私がもっと自分に投資をしておけば良かったと思っていることについてお話ししました。今回ご紹介するのは、大きく考えて大きな結果を掴む方法です。

小さなアイデア、小さな結果

ほとんどのビジネスマンが、苦労せず短時間で顧客を獲得する方法を見つけようと、相当に多くの時間や労力をかけています。けれどその割には、アイデアはありきたりです。

  • 普通郵便ではなく料金別納郵便にしたらどうだろうか?
  • 封書やグラバー入りをハガキに替えて、送る量を3倍に増やしたらどうだろうか?
  • ギフトを贈るのはどうだろうか?
  • 印刷業者に圧力をかけて印刷コストを下げるのはどうだろうか?

 

小さなアイデアでは、小さな結果しか生まれないものです。あなたにはもっとスケールの大きなことをしてほしいのです。

これまでよりもずっと大きく!
どんな同業者も太刀打ちできないくらいに大きく!
嫌でもあなたが目立つくらいに大きく!
顧客が「すごい!」と驚嘆の声を上げるくらいに大きく!

大きなアイデア、大きな結果

そのためにはどうすればいいのでしょう。何が必要なのでしょう。

私がやってきたのは、こういったことです。

  • 商品の価格を値上げします。
  • 高額商品を導入します。
  • 高いマージンが設定できるサービスやアップグレード商品を新たに作ります。
  • 見込み客に購入してもらい、さらにはリピーターになってもらうために、より満足度の高い仕事をします。
  • 新しいカンフル剤としてキャンペーンを実施します。
  • 新たな顧客層をターゲットにした販売促進を検討します。

このように、ビジネスの経済性を高める方法はいくらでもあります。こういうことに時間とエネルギーを使えば良いのです。それができれば、大きなスケールで考えることができるようになります。

そうすれば、手にする結果も大きくなります。

スケールの大きさ

私の考え方を明かしましょう。

モーニングコーヒーを飲もうとしている会計士がこれを聞いたら、口がポカンと開いて、今注いだミルクをかき混ぜる手が止まって、コーヒーがまずくなってしまうでしょう。

私は、自分の手がけるビジネス、商品やサービスのためのDMキャンペーンをするとき、一度もコストを気にしたことがありません。どのビジネス、どの商品、どのサービスであってもです。

コストを抑えるための手抜きや妥協など、考えたことすら一度もありません。また、郵便料金をケチったことも、一度もありません。そうです。ただの一度もです。私は常に最高の結果をもたらしたいと思っています。ですから、そう判断したものだけに焦点を当てます。

そして、思考の先には結果のみしかなく、このときコストは考えません。とは言うものの、価格について柔軟性がないわけではありませんよ。状況に応じて価格やマージンの調整をしています。

ですが、目先の利益に囚われることはありません。そこに焦点を当てていないからです。ほとんどのビジネスは大きく考えることで、チャンスが広がるのです。最高の結果に焦点を当てれば、目先の小さな利益に囚われることはなくなるからです。

あなたが自分のビジネスについて考えるときは、大きなスケールで考えましょう。その方がビジネスはうまくいきます。そして、もっと面白くなります。それは、あなたが想像している以上にです。

次回をお楽しみに。

ダン・ケネディ

ダン・ケネディ

ダン・ケネディは、毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を生みだしている。そんな彼のことを、アメリカで最も億万長者を生んだ人として、「億万長者メーカー」と呼ぶ人もいれば、「21世紀のナポレオンヒル」と呼ぶ人もいる。 「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典氏も、彼の著書を監修し、絶賛のコメントを寄せている。

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