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さっさと出せ!

2015.6.16 | ,
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From:寺本隆裕

これはこないだ、家族で行った釣りの写真。
ウチから車で40分位行くと、大阪で唯一の「村」があるんですが、そこにあるマスの釣り堀です。

小さい子供を連れて気軽に遊びにいくにはちょうどいい感じです。

竿や餌などが用意されているので、手ぶらで行っても楽しめます。

最近は、こうやって家族との時間もだいぶ取れるようになってきました。仕事はとても楽しいし、どっちかというと僕は休みの間も仕事したいタイプではありますが、、、子供が小さいのは今だけ。

子供が「遊んで」って言ってきてくれるのも今だけ。だということを考えると、今の時期ってめっちゃ大事なんやろうな、と思います。

多分僕はどっちかというと色々と運に恵まれていて、時間は自由になる方だと思うので、、、せっかくなので活用させていただこうと思っています。

実際は仕事ばっかりしていても生産性は下がるので、こういったゆったりした時間も逆に大事ですね、、、

さて先日の日曜日、ウチでも売っている「プロダクトローンチ・フォーミュラ4.0」の勉強会@大阪に参加してきました。
(お父さんどこいくの?という息子二人を振りきって、休みの日曜日に出かけるのはめちゃくちゃ辛かったですが、、、)

そこでは主催者の福田さんから、「VSL(ビデオセールスレター)」の話をして欲しいということで、軽く30分くらい、話をしました。

最近何かと話題のVSLで、レスポンスでも度々紹介しているので、ネットマーケッターには興味深いだろうということで。

VSLについて

縦長の文字ばっかりのセールスページは(米国ではすでに)時代遅れになってきていて、その代わり、文字だけのスライドを読み上げる形式のビデオ(ビデオセールスレター)がトレンドになってきている、という話です。

うちでも最近色んなVSLを試していて、あらゆるジャンルのビジネスのどの価格帯でも、成果を上げています。

QAコーナーになり、一人の参加者が僕に質問をしてきました。「VSLのパワーはよく分かったし、これから取り入れていくべきだと思っている。が、疑問に思うのは、こんな長いビデオを最後まで本当に見るんだろうか?

自分ならきっと見ないし、実は御社のVSLを見かけたことがあるが、最後まで見なかったことがほとんどだ。」

というのです。

確かに。

VSLは短いものでも20分はあり、長いものだと40~50分くらいあります。ほとんどの人は最後まで見ないでしょうし、そう考えるのが自然ですね。

多分僕も、そんな長いビデオが急に広告で出てきたら、よっぽどじゃない限り最後まで見ることはないでしょう。そう、よっぽどじゃない限り、、、

「1%で大成功の世界」

そうです、ここにポイントがあります。つまり、よっぽどじゃない限り、、、その売ってるものに強い興味があって、今やっていたことやこれからやろうとしていたこと(何かネットで調べものをしていたり、風呂に入ろうとしていたようなこと)の手を止めて、あるいは後回しにしてでもそのビデオを見てしまう、、、

そんな人しか最後まで見ないし、売ってるものを買わないのですが、、、ダイレクトレスポンスではそれで大成功の世界です。

例えばウチで売っているとあるVSLの広告は、コンバージョン率が0.3%というものもあります。が、このVSL、大成功なんです。

つまり、、、1000人中、997人が買わなくて、3人が買った。それで大成功だということです。

もちろん、このOKラインは、広告媒体やかけられる予算によって変わっては来ますが、でも、少なくとも100人中10人が買わないとダメだ、、、というようなことはありえません。

数字で考える

先週の記事にも書いたとおり、直感と実際は違うことが多々あります。つまり「思い込み」と「事実」は違うということです。ダイレクトレスポンスマーケティングの最大のベネフィットは、全て数字で計測できる、ということ。

「え~~こんな長いVSLなんて誰も見ないっすよ~~(うんちゃら)」と言ってる間に、ささっと出してみれば数字でわかるわけです。

社長のカンや好き嫌い、同業者の意見、家族のコメント、、、意見は色々あるだろうけど、「事実」が何かを検証することが極めて簡単なのです。だから、、、

「さっさと出せ!」

色んな人に意見聞いたり、色んな不安を感じたりする暇があったら、さっさと市場に出して数字を見てみればいいわけです。しかも、例えばVSLなんかは、米国ですでに何年も実績があって、すでに「トレンド」になっている手法です(ブーム、じゃなくて「トレンド」ですよ。

もしかしたら「スタンダード」になってるかもしれません。ウチではそうなりつつあります)。

ネットを使ってモノを売りたいなら、乗り遅れちゃいけないトレンドです。だからこそ、ウチでも去年は1.5億円くらいかけてVSLのテストをしているし、、、VSLの作り方のプログラムを売ってたりするわけです。それに、、、

DRMのベネフィットは「計測できること」だと言いましたが、計測できることの最大のベネフィットは、、、「改善できる」ということです。

一方で、ダイレクトレスポンスじゃない、イメージ広告やらマス広告ってのは、効果がちゃんと計測できません。マス広告を使っている有名なとある起業家は、「広告の半分は無駄である。

問題は、その半分がどれかがわからないということだ」と言っていました。でもDRMは違います。こっち(A)とこっち(B)、どっちが売れる?ってのを、全部テストして改善することができます。

AとBのパフォーマンスは正確に数字で出てくるわけですから、、、それを比べながら、「科学的に」改善をし続けることができるわけです。DRMは科学的アプローチだと言われているのはこれが理由です。

VSLでも何でも、とにかくやってみるマインドが重要です。DRMにおいて、失敗はありません。数字がとれるので、そのやり方じゃうまく行かなかった、ということを検証したに過ぎません。

成果の出ない人の特徴は、圧倒的に、実行までのスピードが遅いというところにあります。逆に言うと、、、成果の出る人の特徴は、、、アイディアや情報収集から、実行までのスピードが極めて早い、ということです。

さてさて、じゃぁあなたは、いつ、VSLを広告に出しますか???

今月中?来月?今週中?明日?
それとも、、、まだ情報が足りない?

fasdf


PS.
「3日で売れるVSLを作る方法」
寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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