トップ > ブログ >  > ダイレクトマーケティング最大の罪とは?

ダイレクトマーケティング最大の罪とは?

  •  

From:小川忠洋

From:小川忠洋

赤坂のスタバより、、

先週の北岡秀紀さんの記事を見て欲しい。(http://www.theresponse.jp/?p=17253)この記事、とっても学べる事があるので、「おもしろかったな~」で流さない方がいい…

内容は彼が、勉強会だか何だかで、「こんなしょーもない所にいるからダメなんだよ」的な話だった。この内容にたくさんの人が共感してくれてた。コメントやフェイスブックのいいね!などを見れば、それが分かるだろう…

しかし、今日、あなたに考えて欲しいのは、その内容ではなく、その内容にたくさんの人が「反応」したと言う事実だ。これはつまり、彼の話にたくさんの人が「共感」したという事のあらわれである…

さてこれが何を意味するか?

考えて欲しい。北岡さん、このザ・レスポンスの読者のみんなには非常に強い共感を得た。ところが、一方で、この記事のタイトルを思い出して欲しい…

「出入り禁止になりました」

である。つまり、彼は、ここでは共感を得たが、あっちでは、めちゃめちゃ反感を買ったという事だ。。。つまり、、何を意味するか???強い共感を得るメッセージは、一方で強い反感を得る。ダン・ケネディは、、、

強いメッセージは常に一部の人を怒らせる…

とも言っている。ところが、大抵の人は、(僕もあなたも含めて)誰かから嫌われる事をとっても恐れる。誰かから反感を買うような事をとてつもなく恐れる…そのため、無難なメッセージしか発信できない。メッセージの発信というのは、ダイレクトマーケティングの根本に関わることだから、誰も怒らせないようなつまらんメッセージは、つまらんマーケティングという事になる。

ダイレクトマーケティング最大の罪:「つまらん」

これもダン・ケネディの原則。こないだ、ウチのセミナーによく来てくれている卓球グッズ販売の長部さんがオモシロイ事を言っていた。彼は、マーケティングとか競合が全然やらないような業界で、バリバリのダイレクトレスポンスマーケティングをやる。だから、「あそこは、、、」と同業他社から嫌われるそうだ…しかし、一方で、業績はどうか?業績は同業他社に比べると、圧倒的にいい。(個人的にはいずれ卓球業界を制覇してほしいもんだと思っている、笑)

何が言いたいか?と言えば、ポイントは圧倒的に成功している会社はみんな、業界では嫌われ者であるということ。(よくよく考えてみれば、これは当然でもある。だって、自社に比べて圧倒的に成功してる会社を、この嫉妬文化ジャパンで、好きになるはずがない…)

嫌われなさい…

競合から嫌われる、、、強いメッセージを発信して嫌われる、、、どんどんやればいい。それを恐れてはならない。「嫌われたくない」という心理、欲求はとてつもなく強い。(高校生や中学生をみてみるといい。この年代にとっては友達に好かれるのが価値観の全てだ)しかし、その強い欲求は、あなたのビジネスの成功、事業の成長を大きく阻む。そして、あなたを平凡の奈落に落とす。

思うに「嫌われてもいいや」と思った瞬間から、人間関係もとても楽になるし、ビジネスで売上を伸ばすのも、マーケティング・メッセージを作るのもとっても楽になる。(そして効果がでる)

北岡さんの記事から是非学んで欲しいのは、その「肝っ玉」である。明らかに彼はその勉強会で嫌われようが、つまみ出されようが、気にしていない。(ってか多分、つまみ出されたら、いいネタができたと思って喜ぶだろう。ー今回も「ナイス!出入り禁止」って思ったはず)

とにかく誰からも好かれるのは不可能だ。

あなたには、反感を恐れずに、強いメッセージを出してほしい。その肝っ玉を持ち続けてほしい…

小川忠洋

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

小川忠洋の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading