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体験価値を上げると、商品の価格が上がる。

2012.2.16 | ,
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From:小川忠洋

From:小川忠洋

大阪のオフィスより、、、

さっきメールをチェックしてみたら、「どっちのビデオが見たい?」との件名が目に飛び込んできた。送り主を見ると”林真平”とある。そう。最近、売り込みのメールばっかり送ってくる、あいつである。きっとこのメールも売り込みに違いない・・・そう思って開いてみると、、、、

、、、違った。売り込みの一歩手前だった。前回、話しをした渡邊健太郎さんのビデオが見れるらしい。1つは「体験価値」という話、もう一つは年商1億円にするアイディアだとか、、、(ちなみにこの後どうなるかとか、僕はまるで知らない)

「体験価値」というのは渡邊健太郎さんの話で非常に面白い話だった。

この渡邊健太郎って人は、超華麗な経歴でなんかアイティぃぃぃぃx(IT)みたいな感じの人かと思っていたが全く違った。詳しくは前回の記事を読んで欲しい(http://www.theresponse.jp/?p=12177

めちゃめちゃ泥臭い事をきっちりやってきた人だったのである。そして、彼にはもう一つ秘密があった、、、、

それは、、、

それは、、、

言葉尻が変だということである。渡邊健太郎さんと紹介してくれた野山さんは二人とも、言葉尻が、、、、どこか、、、、おかしいのである。。。。

渡邊「じゃあ、シャブシャブ・ファイヤー行きましょうか?」

野山「ファイヤー行きます」

???????

頭の中はクエスチョンマークだらけである。。。渡邊さん、もっと堅い感じの人かと思っていたら、、、軽い。。。軽すぎである。。。

さあ、ここからがパニックの時間帯・・・

何故なら、なんてったって初対面である。僕も、このノリに合わせて「なんとか、ファイヤーですね」なんて言うべきなのか、、、それともここは、大人として社会人の”うっちゃり”で対処すべきなのか、、、迷うところ、、、迷っているうちにも、野山さんと渡邊健太郎さんの間では、、、、

「なんとかファイアー」「なんとかございMAX」

などという、常識のある社会人だったら顔を真っ赤にしてしまうような言葉が連発されている。。。乗っかるか?乗っからざるか?・・・これが問題だ。。。

しかし、個人的には、僕はシュールな笑いが好きなほうである。こういう力技でもっていくようなのは、あんまり好みではない。。。なので、ここで「温野菜ボンバー」などと言ってしまったら、、、その場はなごむかもしれないが、、、僕の中で何かが音をたてて崩れていってしまうだろう・・・

どうしよう。どうしよう。。。迷ったあげく、僕は自分の信念を突き通す事にした。そして、「ファイヤー」だの「ございMAX」だの言う汚れ役は同席していた寺本隆裕氏に委ねることにした。。。心の中では、「スマン、オレの為に死んでくれ!」の心境だった。

そして、インタビュー後みんなで食べに行った和風居酒屋のようなお店では、、、「ファイヤー」だの「MAX」だの言う大のおとなに囲まれ、、、店員さんに若干、嫌な顔をされ、、、それなりに盛り上がったのであった。

これはどんな困難の中でも自分の信念を突き通した一人の男の物語である・・・

小川忠洋

PS:

体験価値を上げるということは、商品の価値を上げるということらしい。そして、商品の価値を上げるということは、商品の価格を上げるということだ。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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