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[不安]いつまでこの仕事続けられるかな…

2016.10.18 | ,
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From:山田光彦

「今の仕事、このままやっていけないだろうなー、
 って最近思うねんなー。体もだんだん歳取ってくるし…」

これは、久しぶりに電話をした友人からポロッと言われた一言。最近は、友人と話していると、子供の話とか、「若い頃と違って、1晩ぐっすり寝ても、疲れがとれないねー」といった体の衰え的な話が増えてきましたw

で、あともうひとつよくあるのが、今の仕事のやり方じゃ、将来不安だね、といった話もよく聞きます。体が衰えてくるから、自分がバリバリ働くやり方はキツイとか、そもそも仕事がずっとあるのか、みたいな話です。で、株式投資とか不動産投資を始めたりしている人が結構います。

でも、なかなか将来の不安は消えないようなんです。だから、新しい事業でも、はじめようかなー、とも言っていました。

体の衰えとか、子供の話は専門外なのでよくわからないんですが、新しい事業の話を聞いたとき、僕はその友人に、、、

「将来の収入の不安とかは、その新しい事業をはじめてもほぼ間違いなく消えないと思うよ。うまくいかないという意味じゃなくて、うまくいっても不安は消えないと思う。経験上、、、」

って、答えたんです。

というのも、僕は今から思えば、そういう不安をずっと昔から持っていたようなんです。なので、将来の収入の不安を消すためには、どうすればいいか的なことを考えて、色々試してきたんです。具体的には、、、

間違い1
資格=食いっぱぐれない、と勘違い…

僕は、セールスライターになる前は、司法書士という法律関係の仕事をやっていました。この仕事をやるためには、資格を取らないといけないんです。で、大学生だった僕は当時、資格さえもっていたら、一生食いっぱぐれる事はないだろう、的な甘い考えで、資格をとることにしたんです。

そして、運がいいことに資格に合格。修行時代を終えて、僕の人生の恩人のひとりの方にアドバイスをしてもらったこともあって、自分の事務所を作って仕事をしていました。最初、集客に苦労していたことが原因で、預金通帳から現金がどんどん減っていったので、かなりビビっていました。ですが、広告がヒットしたりしたこともあって、順調に事業がまわりはじめました。

この頃に、マーケティングやセールスライティングなど、今までやってこなかったことを学び始めていたのですが、、、これが、きっかけになってあることに気づいたんです。

弁護士や司法書士の人数はこれからどんどん増えていく。でも、お客さんはおそらく減っていく。ってことは、将来、ヤバイんじゃない、、、と。いわゆる需要と供給から考えて。

実際、食えない弁護士といった話もよく聞きますし、知り合いの司法書士の中には、あまりうまくいってないだろうな、、、という人もいました。それに、僕も集客がうまくいかなかったら、どうなっていたかわからなかったな、という気持ちもありましたし。

間違い2
新事業:ネットビジネスで不安が増大…

司法書士だけでは、不安になってきた僕は、当時流行っていたネットビジネスをやりはじめたんです。司法書士以外にも、もうひとつ収入源があったらいいなー。どっちかの収入源がなくなっても、大丈夫だし、、、という風に思ったからです。

そして、確か半年ぐらいで、ネットビジネスからそこそこ収入を得られるようになったんです。でも、残念なことに、将来への不安はまったく消えませんでした。というよりも、不安が消えないどころか、大きくなってしまったんです。

理由は単純です。

ネットビジネスから入ってきている収入の基盤が弱かったからです。いつ収入がゼロになっても、おかしくないような状態だったからです。

たとえば、僕はSEO(Googleとかの検索結果で、自分のサイトを上位に表示されるようにする方法)でアクセスを集めていたんです。ですが、これはGoogleが検索の仕組みを変えたら終わり。実際、よく変わるので、収入が激減してもまったく不思議じゃない状態。僕も詳しく知っているわけではないですが、SEOの仕組みが大きく変わったときに、SEOで上位表示にすることをウリにしていた会社はかなり大変なことになった、、、という話をよく聞きます。

まとめると、僕は将来の不安をなくしたいと思っていたはずなのに、、、なぜか、将来の収入につながる確率がめちゃくちゃ低いことをやりはじめる、、、という意味不明なことをやっていたわけです。。。

実際、細かい失敗を数え始めるとキリがないので、間違いは2つだけにしておきます・・・

将来の不安をなくすには?

リッチ・シェフレンによると、将来の不安をなくすために必要なもの。それは、ひとことでいうと「強み」。新規事業でもなく、新しい収入源でもなく、強みです。

言われてみれば、当然といえば当然ですよね。たとえば、1億とか2億円をポンともらうか、世界トップレベルの脳外科医の技術と知識を手に入れるか。どちらが将来の不安を和らげてくれるかというと、まあ、技術と知識ですよね。たしか、宝くじで大金を手に入れた人が、破産したりみたいな話もよくありますし、そもそもお金は使ったり、盗られたりしたら終わりです。でも、技術や知識は使ったらなくなるどころか、磨かれていきます。

実際、僕が司法書士を辞めて、セールスライターになった大きな理由のひとつがこれです。

司法書士のメインになっている業務は、慣れてくれば、どんな司法書士でもできるものでした。もちろん、イレギュラーなものはありますが、多くの業務はそんなに難しいものではありません。なので、仕事をやり続けても、新人の司法書士とほとんど同じ仕事しかできるようにならないな、、、と思っていたんです。つまり、仕事を続けていても、自分の強みを磨いて、成長することができないな、、、と感じていたんです。

強みが見つからない??

強みの話をすると「自分の強みが見つからない」といった質問をよくもらいます。でも、強みというのは、「見つかった!やったー!これでいけるぜー!」といったものじゃないと思うんです。

というのも、強みを見つければ、それで安泰、みたいな話じゃないからです。どちらかといえば、強みは育てていったり、磨いていくために見つけるもの。

たとえば、社会人1年生の人であれば、ベテランの人と比べて、まだ強みを持っていないのが普通ですよね。これから仕事をやっていく中で、他の人よりも自分が得意な仕事とかを見つけていくわけですから。もちろん、生まれ持っての向き不向きとか、好きか嫌いか、情熱を持てるかどうか、というのはありますけど、やってみないとわかりません。

それに、そもそも完璧な強みってありません。他の人と比べて得意という意味ですから、まわりが成長したら、以前は強みだったものが、強みじゃなくなることもありますしね。

なので、強みもしくは強みの種をみつけて、どれだけ磨き上げられるか、ここがポイントです。

実際、僕なんかセールスライティングを自分の強みにしようと決めたとき。ほとんどセールスレターを書いたことなかったので、得意かどうかなんてわからない状態でしたw(これはダメな例ですけどw)

でも、楽しそうだし、他の人よりは得意な気がする。。。心理学とか好きだし。。。そんな感じで、セールスレターを強みにして、磨いていこうと決めたんです。セールスライティングは、ネット通販の売上は伸び続けているので、市場価値が高まっている強みですし(ネットでの販売にはセールスレターが必須)、日本に入ってきて間もない技術なので、強いライバルもあんまりいないという、ラッキーな状況にかなり助けられました。

なので、自分の強みはなんだろう・・・と長い間、悩み続けるなら「たぶん、これだな」と決めてしまって、どんどん行動して、磨いていってみてください。たぶん、そんなに外れてないと思いますし。

まとめ

ちょっと話がそれてしまった感がありますが、、、

将来の不安があるなら、強みを見つけて、強みを磨く。そして、なにか新しいことをはじめるときにも、強みを活かした新規事業をやったり。そんな方向でやることを決めていくのが、オススメです。

強みを磨いていくというのは、おそらくかなり地味な作業になります。でも、そんな地味なことを続けられる人しか、残ることができない、、、というのがいいところでもあります。続けることに価値があるってやつですね。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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