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ボディコピーを強化する「拡張効果」

2013.12.17 | ,
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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

大阪のスタバより、、、

今日は、ボディコピーを書くための、1つのテクニックを紹介しましょう。

広告でもセールスレターでも、ヘッドラインで注意を引いて、オープニングで引き込んだ後は、ボディコピーで「欲求を高める」ことが必要ですよね。

この商品、欲しい!と思ってもらえるようにしなければ、売れません。そのためには、商品やサービスのメリット(ベネフィット)をプレゼンするわけですが、、、

「いかに魅力的にプレゼンできるか」というところがポイントになってきます。

僕がいつも言っている、コピーライティングの3ステップ

  1. 誰に言うのか?
  2. 何を言うのか?
  3. どう言うのか?

の3番。どう言うのか?の部分ですね。

ジーン・シュワルツはその方法の1つに、「ベネフィットの拡張効果」というテクニックを挙げています。「商品の魅力を最大限に引き上げて」プレゼンテーションするテクニックです。今日は彼の「拡張効果」の中から、最も使いやすく、そして忘れられている方法を紹介しましょう、、、

*ベネフィット拡張効果*「ベネフィットを時間軸に広げる」

これは、その商品が与えるベネフィットが、永久に(ずっと、半永久的に、繰り返し、、、)続く、ということをアピールする、ということ。

人はインスタントな結果が欲しいもの。時間、労力、お金、をかけずに結果を求めるもの。だからコピーライティングでは、その部分のアピールを欠かしてはいけないのですが、

それだけでなく、そのインスタントに得られる結果・ベネフィットが、「単なる一過性のものではない」ということをアピールするのがこのテクニック。

例えば、コピーライティングを身につけるということについて。売れるコピーが書けるようになれば、もちろん目先の売上を上げることはできます。

でもそれだけじゃなく、

・売れるセールスレターを1つ作れば、使うたびに繰り返し繰り返し利益を生み出してくれる。↓それは何年も(少なくとも3年くらいは)続く。

とか、、、

・一度スキルを身につければ、今後売りたいものがあった時には、そのスキルを使ってセールスレターを作ったりプロモーションを作ることで、営業に行かなくても売ることができる。

とか、、、

・売るスキルは今最も求められているスキル。これを一度身につければ、一生お金に困ることはなくなる。

とか、、、そういったアピールができるわけです。さらに、そのプレゼンに情景が浮かぶような描写を加えると、よりビビッドになります。

例:今月の売上、もうちょっとほしいな、と思ったら、紙とペンを持って、部屋に2~3日こもってセールスレターを書く。

翌日それを印刷して、顧客リストに郵送する。そうすれば数日後、あなたは大量の注文を手にしているでしょう。

もちろんこれは、1回しか使えない方法ではありません。繰り返し何度でも、商品を売りたい時にいつでも使える方法です。一度このスキルを身に着けてしまえば、あなたの元には売れそうな商品が「売ってください!」と集まってきます。

もしあなたが、今売るものを持っていなくても、売るスキルがあれば商品なんて向こうからやってきます。

たとえあなたの会社が今、何らかの理由でなくなって、手元には、商品も、従業員も、現金も、リストも、すべて何もない状態になったとしても、このスキルさえあれば、全てを取り戻すことができます。

もしあなたが今、現金1億円を持っていたとしても、ドロボーが入って盗まれたら終わりですが、コピーライティングのスキルは誰にも盗まれることはありません。記憶そのものを盗まれない限り、一生あなたのものです。

コピーライティングのスキルそのものは、お金そのものではありませんが、一度身に着けてしまえば、一生あなたにお金をもたらしてくれるという、ある意味では『現金よりも価値のある』ものかもしれません。

それに、「いつでもお金を稼げるスキルを持っている」というのは、何事にも代えがたい安心感です。など。。。

さて、あなたはこの拡張効果をどう使う?

あなたの商品を買うことによって得られるベネフィットは何でしょうか?

その中で、永久的に、繰り返し、何度でも、長期にわたって、、、得続けられるベネフィットは何でしょうか?・・・考えてみましょう。

多分あなたの商品は、ホントはもっと魅力的なはず。多分あなたの商品を買うメリットは、そんなもんじゃないはず。

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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