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脱・三日坊主!

2019.8.17 | ,
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From:藤岡将貴

僕たちマーケッター、セールスライターにとって、学習して知識を得ることは、仕事のアウトプットの源泉ですよね?僕たちは、リサーチなども含めて広い意味でインプットされたものからしかアウトプットを生み出すことができません。

でも、わかっちゃいるけど、学習が三日坊主になってしまう…今年こそ読書を続けよう!毎日写経しよう!と決めたのに、意志が続かない…そんなふうに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?僕も以前はそうでした。忙しくなるにつれて、ますますインプットができなくなっていました。

「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、資産を蓄積することが大事、ということを学んで、「よっしゃ!セールスライターにとっての資産はインプットだ!」と思って決意しても、、、翌日になったら、自分の時間を資産への投資(=インプット)の前に、支払い(=タスク)に回してしまう…そんな日々が続いていました。

でも、僕はその後、よほどのことがない限り、「インプットする」という意志を維持して、続けられるようになりました。そして、そのおかげで、自己信頼感もアップして、その他の仕事にも良い影響を与えてくれている感じがするようになりました。

なぜ、僕は「インプットする」という意志を維持できるようになったのか?

では、僕はどうやって「インプットする」という意志を維持できるようになったのか?それを教えてくれたのは「One Thing」という書籍です。この書籍では、人間の意志の力とはケータイの電池のようなものだと言っています。

”意志の力をケータイの電池のように考えよう。毎朝、私たちはフル充電して出かける。ケータイを使うたびに電池が消費される。意志の力も使われるたびに消費され、減っていくが、幸い使われていないあいだに再充電することができる。限られてはいるが、再生可能な資源なのだ。限られた資源はうまく扱わなければならない。

それなのに、私たちは意志の力は無尽蔵に湧き出てくるかのように振舞っている。食べ物や睡眠のように、うまく割り振らなければならない個人的な資源だとは考えていないのだ。そのせいで私たちはたびたび困った状況に陥る。意志の力が最も必要なときに、そこにないというわけだ。”(「One Thing」より)

で、意志の力が低下すると、やむを得ずデフォルト(現状維持、既定の設定)に頼りがちになる、とこの書籍では言っています。

”意志の力が低下すると、私たちはやむを得ずデフォルト(既定の設定)に頼りがちになることがわかっている。イスラエルの仮釈放制度における意志の力の影響を調べた独創的な研究がある。

この研究では、10カ月間に8人の裁判官に割り当てられた、のべ1112件の仮釈放監察委員会の審問を分析した。このペースは過酷なものだ。裁判官は論拠を聞き、1件につき6分で決定を行い、言い渡す。一日に14~35件の仮釈放許可申請があり、休息と食事のための休憩は、午前中のおやつと遅い昼食の2回だけだ。

このスケジュールの影響は実に驚くほど劇的なものだった。開始早々と各休憩後は、仮釈放が認められる割合は65パーセントに達し、その後はしだいに下降してゼロ近くにまで下がるのだ。

この結果は、おそらく、繰り返し決定を行うことで生じる精神的ダメージと関係があるだろう。仮釈放が認められるか否かは、受刑者にとっても一般市民にとっても重大だ。裁判官は重い責任と膨大な件数のせいで、一日中、極度に集中していなければならない。

しかし、エネルギーが消費されるにつれ、裁判官は精神的に疲弊して「デフォルト選択」をすることになる。この場合のデフォルトとは現状維持、つまり仮釈放を認めないとする判断となり、期待を寄せる受刑者にとってはありがたくない結果となる。

注意していないと、あなたのデフォルトがあなたにも有罪判決を下すかもしれない。意志の力を使いはたすと、私たちはみなデフォルトに戻ってしまう。あなたの〝既定の設定〟は何だろうか?意志の力が消耗しきっても、目の前の仕事に集中しようとするだろうか、それとも目についた気晴らしに飛びついてしまうだろうか?意志の力が衰えているときに最も重要な仕事をした場合、デフォルトによって成果の度合いが決まるだろう。そしてそれはたいてい、可もなく不可もなしといったものになる。”(「One Thing」より)

僕の場合のデフォルトとは「インプットをやらない」という状態です。つまり、意志の力を発揮してインプットを続けるためにはタイミングが重要、という話です。では、いつインプットすればいいのか?この書籍ではこのように言っています。

”意志の力が最もみなぎっているときに、最も重要なことを最優先してやるのだ。つまり、それに見合った時間帯を充てるのだ。意志の力については、タイミングがすべてである。一日を有効に活用したいなら、意志の力が低下しないうちに、最も重要な「一つのこと」をやってしまうことだ。意志の力は徐々に弱まるから、フル充電のときを最も重要なことに充てるのだ。”(「One Thing」より)

これを学んで僕がやったこと。それはつまり、「意志の力が満タンの朝一にインプットするようにした」ということなんですね。意志の力が満タンのタイミングは人によって違うかもしれません。深夜が満タンという人もいるかもしれません。でも、僕の場合は朝一にやるのが良かった、ということです。

日中だとどうしても他の仕事や周りの人に意志の力を引っ張られがちになっていたんですが、寝て起きた朝一は、その他のことがなにもない、まっさらの状態なので、意志の力を働かせやすかった、ということなんだと思います。

さて、9連休だったお盆休みも明日で終わりです。僕と同じようにこれまでインプットを続けることができなかった方や、緊急性は低いけど重要度の高い第二領域のことを続けることができなかった方は、「意志の力が満タンの時にやる」という方法を試してみてはどうでしょうか?オススメですよ^^

-藤岡将貴

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藤岡 将貴

大学卒業後12年間、システム・エンジニアとして自社開発プログラムの企画・開発に従事。その中で、いかにして商品を売るかを模索してきた中で、セールスライティングの技術にその可能性を感じ、【ザ・レスポンス】の「12週間セールスライティング通信講座」でセールスライティングを学び始める。その後、2013年に第1期メンバーとして参加した「セールスライター養成講座アプレンティス」をキッカケに、翌2014年にダイレクト出版に入社。寺本隆裕の監訳本のPPC広告担当を経て、現在は、ダイレクトメールの企画・作成を主に、プロモーションの企画とセールスライティングを担当。

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