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おすすめ本

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From:寺本隆裕

 ダイレクト出版

大阪のスタバより、、、

「え?締切って今日やったん??」
「ヤバ!午前中にやらなあかん!」
っていう経験、ありませんか?

まだやらなくていいと思っていた仕事の締切が実は今日だった。
そのことに朝気がついた。・・・という経験です。

まさに僕は昨日がそんな状態でした。
7つの習慣の週間スケジュールの考え方を取り入れているため、僕の仕事は1週間単位でほとんど決まっています。

仕事のほとんどは毎週同じ事の繰り返しなので、それをルーチンワークとして整理することで、
何曜日の何時から何時は何をする。というのが決まっているのです。

ちなみに1週間以上の長期の単位ではなく、
1日1日、その日どんな作業をしようかと考えているような人は、
緊急の仕事にばかり追われ、しかも長時間労働の傾向があります。

そして長期的な成果をもたらす仕事ができなくなっているため、悪いスパイラルにハマっていきます(詳しくは7つの習慣で)。

で、、、
昨日も、その立てた予定通りに仕事をこなしていく予定でした。

午前中の時間は9時~13時と決めているので、その4時間の中で何をするか、というタスクと時間の割り振りがすでに終わっていたのです。

が、、、
昨日はうっかりひとつのタスクを忘れていました。

気づいたのが締め切り直前。絶対に、今日やらないといけない仕事です。

とはいえ午後は会議やらプライベートの予定やらが詰まっていて動かせない。
ということは、午後の時間は使えない。。。

やばい!でもやるしかない!!

そういうわけで、僕は午前中の4時間の予定の中に、無理やりその仕事をねじ込みました。(ていうか、やるしかありません)

その仕事にかかる時間は毎回大体45分程度。

ということは、
その他の仕事を少しずつ早めに切り上げてその45分間を捻出すると同時に、
その仕事は絶対に45分間以内に終わらせなければいけないということです。
(そうでなければ、その日の仕事を積み残すか、夜働くことになってしまいます。)

「急がな!!」

当然仕事のスピードはかなり早める必要があります。
エネルギーも大量に投入することになります。

急げ急げ!

とにかく集中力を上げて仕事に取り組みます。

・・・で、結果は?

無事、予定していた全ての作業が、午前中の4時間で終了。

つまり、4時間45分の仕事を4時間で終わらせた。ということになります。

「パーキンソンの法則。」

あなたは「パーキンソンの法則」というのを聞いたことがありますか?
『仕事量は与えられた時間を使い切るまで膨張する』という法則です。

例えばその仕事を1時間でやれ、と言われたら1時間かかるし、
30分でやれ、と言われたら30分でできる。
あるいは1週間後に提出しろと言われたら1週間かかる。という、仕事時間の法則です。

例えば、1週間後に提出、ということになった場合でも、
少しずつ着手はするものの、結局追い込むのは提出の1日前、
という経験はないでしょうか?

ということは、この仕事は本当は1日で出来る仕事だ、ということです。

これと同じように、今回のように、本当は4時間45分かかると思っていた仕事を、
無理やり4時間で終わらせるように締切を作ってしまえば、、、

できちゃうもの。なのです。

もちろん、絶対に無理なものもありますが、
ただ確実に言えるのは、かけた時間とクォリティは比例しないということ。

同様に、
1日12時間働いているからといって、
1日4時間の人よりも多くの成果が出せるというわけではありません。

そもそも多くの人が毎日をダラダラと過ごしてしまったり、遅くまで仕事をしてしまうのは、自分自身で決めたスケジュールを守ろうとしない、あるいは締切を決めていないということです。

例えば、この仕事を●時までに終わらせる!という前提ではなく、
この仕事は●時までには終わらないから…という前提で考えていたりします。

結果、仕事が長引きそうだから、午後にジムに行く予定を入れるのはやめておこう。とか、
今日は遅くなりそうだから、夜の遊びの予定は入れないでおこう。
となってしまうのです。

「仕事の終了時間を決めましょう」
そして、
「そこで決めた自分自身との約束を守りましょう」

生産性を上げる、とてもカンタンな方法です。

『仕事量は与えられた時間を使い切るまで膨張する』

PS 短い時間しか働かないと決めることで、いいことがたくさんあります。
恐らく、逆に多くの成果が出せるようになります。

そもそも、やろうと思っている、あるいは
やらないといけないと思っている仕事の全てをすることができなくなります。

そうなれば、どのようにすれば少ない労力と時間で大きな成果を出せるかを
自ずと考えるようになるからです。

これを考えるのにオススメの本があります。

楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践編

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僕が毎年繰り返し読み返す、数少ない本のひとつ。
仕事の成果だけでなく、人生における豊かさも高まっていきます。

PPS ただし、要注意。
ある一定のスキルレベルになるまでは、仕事の量が質に転換します。
  その分野の経験が未熟なときは、質より量を重要視して働くことが重要です。

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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