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藤原紀香“離婚”で売上アップ

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

「紀香、陣内、離婚」。

先日、目ざましテレビを見ていたら、こんなニュースがやってました。たぶん、これを読んでるほとんどの人も、このニュースをどこかで見たことだと思います。

結婚生活はたったの2年くらいだそう。

結婚式を派手にTV中継するなどして、陣内がコブクロを歌ってたのが、つい最近のような気がします。

・・・

さて、実は僕はこの話題にはほとんど興味がありません。だからこの話をこれ以上膨らませる、ということもできません。(情報もありません)

ですが、今日の記事のタイトルにあるとおり、僕はこのゴシップニュースと、成約率をアップする方法を結びつける責任があります。もちろん、意味なくこんなことをやってるわけではありません。ちゃんとしたヒントをあなたにお届けできます。

ではこれから、なぜこの芸能ネタがあなたの成約率アップに貢献するのか、その理由を紹介していきます。。。

ABOVE THE FOLD

僕がこのニュースを知ったのは、朝の目ざましテレビ。そこで紹介されていたのは、芸能新聞(スポーツ新聞)の一面です。

芸能ネタとしてはとてもオイシイネタだったのでしょう、その新聞のうち3誌の一面が、全部この離婚ネタだったというのです。

芸能新聞というのは、大体駅の売店とかで半分に折られ、カゴみたいなところにささっています。よくても新聞の一面の上半分しか見えない、という状況で置いてあります。つまり折り目よりも上の部分に何が書いてあるかが、その新聞の売上を大きく左右する要素になるというわけです。

“above the fold”というのは、折り目よりも上、という意味。芸能新聞なんかだと、売上を左右する、最も重要な部分です。

離婚の話題を一面にした新聞は、「紀香、陣内、離婚」もしくは「藤原紀香、離婚」という文字が、above the foldに全部書かれています。じゃないと、新聞を売店のカゴから抜き取って、広げてみないとわかりませんからね。

これをサイトの成約率アップにどう生かす?

スポーツ新聞系は特に、above the foldに何を書くか、ということに、恐らく相当のエネルギーをかけているに違いありません。そしてもちろん、インターネットのサイトにも、above the foldに当たる部分があります。

そしてその部分にエネルギーをかけることで、成約率アップにつながります。では、サイトにおけるabove the foldとはどこか?それは、、

「ファーストスクリーン」

ファーストスクリーンとは、ページを開いた瞬間に(スクロールせずに)見える部分です。サイトの中で、ここが一番重要な部分で、もっともエネルギーをかけるべきところです。

ファーストスクリーン以外のところは、マウスの真ん中にあるボールみたいなのをクルクルと回したり、右のサイドバーをドラッグしてもらわない限り、見てもらうことはできません。逆に言うと、ファーストスクリーンの役割は、ファーストスクリーン以外の部分を読ませ、サイトに引き込むこと、なのです。

その方法を紹介します。

1.邪魔者を排除

あなたのファーストスクリーンには、そこにふさわしくないものがデカデカと居座っていないでしょうか?

  • 特に意味のない会社名の表示や会社ロゴ
  • 注意をそらしたり、ヘッドラインを隠すポップアップ
  • 意味のない画像
  • など

ファーストスクリーンは特等席なので、その席に座るのは、座るにふさわしいものだけにしましょう。

2.ヘッドライン

特等席に座るにふさわしいのが、おなじみのヘッドラインです。Above the foldには、必ずヘッドラインを座らせましょう。そして、一番目立つようにしましょう。5秒以内に見込み客を釘付にし、あなたのサイトに引き込むような、強烈なヘッドラインを置くのです。

そのためには、以下のうちの少なくとも一つの要素を含んでください。

  • 感情を刺激する、感情に訴える
  • 具体的な要素が含まれている、具体的なターゲットを示している
  • 興味をそそる
  • ニュース、お知らせに関する内容が含まれている
  • 質問形式である
  • ~の方法、という形になっている

“キラー・ヘッドライン”を書き、本文を読まずにはいられない!という気持ちにさせてください。

3.伝説のコピーライターのテクニック

これは、above the foldとは関係のないテクニック。今日のメルマガのタイトルで使っているものです。

それは、偉大なコピーライター、ロバート・コリアーの有名な原則:「見込み客の頭の中の会話に入り込め」というもの。レター・ブックという本の中で紹介されています。

人間は無意識に頭の中で自分自身で会話をしていて、その会話に、あなたのメッセージを参加させることで、注意をひくことができる、というものです。

頭の中の会話とは例えば、電車の切符を買おうとしている場合:「(料金マップを見ながら)えーっと、新大阪駅まではいくらかなー。」「あ、270円か。」「小銭ぴったりあるけど、1000円札で払ってお釣りもらっとこうかな。ついたらバスに乗るからな。バスの料金は200円だったな。」などなど。そういう会話のことです。(ちなみに、この頭の中の会話を口に出して言うことを、「ひとり言」といいます。)

そして、大きなニュースになったような事、特にマスコミが騒いでTVとかでずっとやっているようなことは、頭の片隅にずっとあります。そういったものを、メルマガのタイトルやヘッドラインなどで使うことで、たくさんの注意をひきつけることができるのです。

たぶん今日のメルマガは、タイトルに「藤原紀香・離婚」と入れることで、いつもよりもたくさんの人が読んでくれるんじゃないかな、と思っています。

注意を引くこと、それはサイト作成だけじゃなく、キャンペーンやプロモーションを行う場合にも、最も重要な仕事です。

一瞬で注意をひくにはどうすればいいのか、以上のことはヒントになったでしょうか。

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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